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新たな物語が始まる
始まりとかそんなん(あ、ここから本番です)
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魔法道具や研究材料が乱雑に置かれたほぼ研究室と同化している受付室にちいさな人物が待っていた
「これはこれは魔王様にクソジャンヌ様、お久しぶりです……」魔王の忠実な下僕、この魔法研究所のロリババア所長、クライン・アルター が待っていた。
「アルター所長、準備させておいた魔法をジャンヌに説明してやれ」
「まあ魔王様!猿レベルの知能指数しか持たない雌豚に説明をするのは難しいですわ!」
「じゃあアンタに逆行魔法かけてあげようかしら?実年齢も若返らせてあげますよ?」
アルターは眉間に皺を寄せている。
「……説明しますわ、これは時空間系魔法の731単語と映写魔法の127単語、それから移動魔法2052単語などの魔法文字を組み合わせてできた魔法、『相反時空間』ですわ、この魔法を使えば別時空の観測、移動が可能になるのですのよ」アルターは自慢げに話しながら魔法詠唱室に向かっていき、それに二人はついていった。
『魔法詠唱室』と書かれた部屋の扉を開け、地下へと続く階段をおり、扉を開けると二人は驚いた、その部屋は広く、本来真っ黒色の部屋だが、今回は灰色になっていた、いや、そうではない、真っ白な魔法単語と影響範囲陣がびっしりと部屋に書かれていて、灰色の部屋に見えたのだ。
「ふむ、これだけで普通の魔法とは違う……」
「ですよね!ですよね魔王様……」
「だろうジャンヌよ!」
「……ウオォ」驚いたジャンヌに満足した魔王はさっそく魔法の起動に取りかからせた。
「さあぁ!『相反時空間』を詠唱するのだ!!」
魔法が叫ぶとその場にいた魔術師総勢100名が一斉に呪文を唱える、すると部屋の中心に光が集まり、レンズのような見た目になるとそこに風景が映し出された。
「……な!?」そこに映し出された風景は魔物が人を襲っている後景だった、この世界よりも暴力的で残忍冷酷な攻撃をしていた。
当然勇者ジャンヌが激怒しないわけがない
「……見てる場合じゃないわ!この世界に行きかたを教えなさい!!」ジャンヌは慌てながらアルターに聞いた。
「そうね、そのレンズに手をかざせば入れるわ……」ニヤリと笑いジャンヌに説明をする。
「わかった!!」ジャンヌは迷わず走り、レンズに手を突っ込み、そこから消えた。
「……やれやれ、我もいこうか」
「え!?なぜですか魔王様!?」
「理由は簡単だ、親友の手助けをしないといけないのでね……」つかつかと歩きレンズの前に立ち、手をかざそうとする。
「待ってください!魔王様……!!」彼女の忠告も聞かずに魔王はその場からふっと消えた。
「……まだ別世界から帰る方法が見つかってないというのに……ていうかどんだけ仲いいのよチクショオオオオオオ!!URAYAMASYYYYYY!!!」
魔術師達が困惑するなか虚しく彼女の悲鳴がなり響いた……
「これはこれは魔王様にクソジャンヌ様、お久しぶりです……」魔王の忠実な下僕、この魔法研究所のロリババア所長、クライン・アルター が待っていた。
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「まあ魔王様!猿レベルの知能指数しか持たない雌豚に説明をするのは難しいですわ!」
「じゃあアンタに逆行魔法かけてあげようかしら?実年齢も若返らせてあげますよ?」
アルターは眉間に皺を寄せている。
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『魔法詠唱室』と書かれた部屋の扉を開け、地下へと続く階段をおり、扉を開けると二人は驚いた、その部屋は広く、本来真っ黒色の部屋だが、今回は灰色になっていた、いや、そうではない、真っ白な魔法単語と影響範囲陣がびっしりと部屋に書かれていて、灰色の部屋に見えたのだ。
「ふむ、これだけで普通の魔法とは違う……」
「ですよね!ですよね魔王様……」
「だろうジャンヌよ!」
「……ウオォ」驚いたジャンヌに満足した魔王はさっそく魔法の起動に取りかからせた。
「さあぁ!『相反時空間』を詠唱するのだ!!」
魔法が叫ぶとその場にいた魔術師総勢100名が一斉に呪文を唱える、すると部屋の中心に光が集まり、レンズのような見た目になるとそこに風景が映し出された。
「……な!?」そこに映し出された風景は魔物が人を襲っている後景だった、この世界よりも暴力的で残忍冷酷な攻撃をしていた。
当然勇者ジャンヌが激怒しないわけがない
「……見てる場合じゃないわ!この世界に行きかたを教えなさい!!」ジャンヌは慌てながらアルターに聞いた。
「そうね、そのレンズに手をかざせば入れるわ……」ニヤリと笑いジャンヌに説明をする。
「わかった!!」ジャンヌは迷わず走り、レンズに手を突っ込み、そこから消えた。
「……やれやれ、我もいこうか」
「え!?なぜですか魔王様!?」
「理由は簡単だ、親友の手助けをしないといけないのでね……」つかつかと歩きレンズの前に立ち、手をかざそうとする。
「待ってください!魔王様……!!」彼女の忠告も聞かずに魔王はその場からふっと消えた。
「……まだ別世界から帰る方法が見つかってないというのに……ていうかどんだけ仲いいのよチクショオオオオオオ!!URAYAMASYYYYYY!!!」
魔術師達が困惑するなか虚しく彼女の悲鳴がなり響いた……
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