Lv999×2の勇者&魔王の冒険しにくい冒険

リトマス

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ボイヘン町の魔人

まぁ、そうなるな……(巡回プレイ中はキツいアレ)

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深夜、寝ているピュセルを二人が確認するとイスに座り会議を始めた。
「じゃあ、どうやってボイヘン町の魔人を倒すかだな」二人は門前の兵士の話 をちゃんと聞いていたのだ。
ここは98.9%近いパラレルワールド……前世界と似たような事が起きているのだ。
「ボイヘン町も私の世界にあったわ、そこではボイヘン町の殺人鬼、ならず者のガーゴイルが人を襲ってたのが真相だった……ここではどうかしらね」
「で、ジャンヌはいつそいつと戦ったのだ?」
「そうね……こんな満月の綺麗な夜だったわね……」話すまでもなかった、今日、事件が必ず起きるのだ。
「で、ピュセルはどうするの?経験値を与えたいけどボス戦なんて今日の昼以上に疲れるわよ?」魔王に冷や汗がながれる
「だだだ大丈夫……じゃない、問題だ」
「あのー……二人とも?」気がつくとピュセルが寝ぼけ眼でこちらを見ていた。
「ちょっと……トイレに行って……くるね……ふわぁ」ピュセルは部屋から出ていったのを感じ二人はどうやってピュセルに倒させるかを話始めた……


「すいませぇん、トイレってどこですかぁ?」
「ああトイレかい?ここを出て左に曲がったところに公衆トイレがあるよ」
「ありがとうございます」お辞儀をしピュセルは扉を開け出ていった。
「さてと、消灯時間を知らせなきゃね、なんたって、私一人で運営してるからねぇ……」女将さんは魔障石『響』を使ってランプを消すことを知らせた。
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