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衣笠が突然大声を出し、号令する。牧田が驚いてなんだなんだと見回していると、わらわらと厩務員たちが社長室に乱入し、牧田を拘束する。状況に恐怖した牧田がはちゃめちゃに暴れると、荒縄で縛り上げられた。そして、何故か社長室にあった係留用のアイプレートにロープの端が縛られて、牧田の四肢が繋ぎ留められた。
「何でこったごどすんだ! 今すぐ縄解いでけ」
縛られてもなお、抗議の声を上げる牧田だったが、こんな声を無視して、衣笠はガっと牧田の乳を掴んだ。
「痛ってぇ!」
「ほほぅ。これはかなり張っているね」
衣笠はさらに牧田の両乳を揉みしだいていく。痛みを感じるほど張っている乳を一定のリズムで揉まれて、牧田は絶叫する。
「やめ、やめでぐれえ! 痛ぇえぇぇぇ!」
「痛くても我慢してくれないと、乳腺が詰まると大変な事になるから」
乳腺? 乳腺って? あれが、あれだよな? と、必死になって考えを巡らせる。
牧田の元妻は四人の子どもを産んでいる。そういえば、産院で元妻は看護師からおっぱいマッサージを受けていた。肩こり症の元妻には牧田自身、よくマッサージを施したが、その牧田によるマッサージでさえ痛いと言っていた元妻が、看護師からのおっぱいマッサージは痛いという言葉さえも発せない程悶絶していた。
長男を抱っこしながら見守っていた牧田に、八つ当たりするように病室から出ていけと怒鳴ったものだ。
あの、おっとりおしとやかな元妻が、だ。
今、自分の乳腺を開通させるという、訳の分からない理由で乳を揉まれている牧田だが、あの時の元妻の気持ちがよくわかった。これは痛い。というか、牧田は男だし、もちろん子どもも産んでいないのだから、乳が出ることなどありえない。
「牧田君は、今、何故自分が乳を揉まれているかわからないだろう」
牧田は、激しく頭を縦に振り、同意した。
「なんでこったごどすちゅ、うっ!」
「雪代一号がいるだろう?」
牡なのに、乳を出す真っ白な牛だ。
「雪代一号の乳を食べたり、飲んだりして、徐々に身体を作り替えられた男の中で、雪代一号や、雪代二号のように真っ白な牛に気に入られて、例えばキスなんかをされると、その男は乳を出せるようになる」
キスどいうが、顔べろべろされだだげだ と、牧田は思ったが、でも実際、牧田の乳は張っている。大きくもなっている。もともと胸筋は発達していたが、今はBカップくらいあるかもしれない。アンダーバストもあるので、B評価だが、かなり大きな乳だ。いつの間にか前を開けられ、絞るようにつままれている乳首は肥大している。男の乳首など、胸の両横に下垂した位置についているものなのに、小さな苺くらいの大きさになり、胸の真ん中で主張するようにぷりんと胸の先端についている。心なしか上を向いて、ヌードモデルがこの乳をしていたら「美すい(美しい)」と思うほどに美乳だ。
「ん、ん、ん、ん、んっ、、」
「初乳うぅぅぅぅ!!!!」
社長室の観音開きのドアが大きく開け放たれ、厩務員に連れられて入って来たのは雪代二号だった。「んべぇ」と、仔牛らしい少し高めな鳴き声をあげ、牧田の胸元に鼻先を押し当てる。まるで母牛の乳を欲しがるような仕草を見た牧田は、「はあ、めごぇなあ(かわいいなあ)」とやにさがった。
「え、うそ……」
雪代二号が牧田の乳を含み吸い上げると、じゅ、ちゅぱ、と水音がした。牧田のおっぱいからは乳が分泌されているようだ。恐ろしい吸引力で吸われている。乳首がもげるのではないかと慄くが、その恐怖に打ち勝てるほど牧田は乳を吸う雪代二号が愛おしかった。
「何でこったごどすんだ! 今すぐ縄解いでけ」
縛られてもなお、抗議の声を上げる牧田だったが、こんな声を無視して、衣笠はガっと牧田の乳を掴んだ。
「痛ってぇ!」
「ほほぅ。これはかなり張っているね」
衣笠はさらに牧田の両乳を揉みしだいていく。痛みを感じるほど張っている乳を一定のリズムで揉まれて、牧田は絶叫する。
「やめ、やめでぐれえ! 痛ぇえぇぇぇ!」
「痛くても我慢してくれないと、乳腺が詰まると大変な事になるから」
乳腺? 乳腺って? あれが、あれだよな? と、必死になって考えを巡らせる。
牧田の元妻は四人の子どもを産んでいる。そういえば、産院で元妻は看護師からおっぱいマッサージを受けていた。肩こり症の元妻には牧田自身、よくマッサージを施したが、その牧田によるマッサージでさえ痛いと言っていた元妻が、看護師からのおっぱいマッサージは痛いという言葉さえも発せない程悶絶していた。
長男を抱っこしながら見守っていた牧田に、八つ当たりするように病室から出ていけと怒鳴ったものだ。
あの、おっとりおしとやかな元妻が、だ。
今、自分の乳腺を開通させるという、訳の分からない理由で乳を揉まれている牧田だが、あの時の元妻の気持ちがよくわかった。これは痛い。というか、牧田は男だし、もちろん子どもも産んでいないのだから、乳が出ることなどありえない。
「牧田君は、今、何故自分が乳を揉まれているかわからないだろう」
牧田は、激しく頭を縦に振り、同意した。
「なんでこったごどすちゅ、うっ!」
「雪代一号がいるだろう?」
牡なのに、乳を出す真っ白な牛だ。
「雪代一号の乳を食べたり、飲んだりして、徐々に身体を作り替えられた男の中で、雪代一号や、雪代二号のように真っ白な牛に気に入られて、例えばキスなんかをされると、その男は乳を出せるようになる」
キスどいうが、顔べろべろされだだげだ と、牧田は思ったが、でも実際、牧田の乳は張っている。大きくもなっている。もともと胸筋は発達していたが、今はBカップくらいあるかもしれない。アンダーバストもあるので、B評価だが、かなり大きな乳だ。いつの間にか前を開けられ、絞るようにつままれている乳首は肥大している。男の乳首など、胸の両横に下垂した位置についているものなのに、小さな苺くらいの大きさになり、胸の真ん中で主張するようにぷりんと胸の先端についている。心なしか上を向いて、ヌードモデルがこの乳をしていたら「美すい(美しい)」と思うほどに美乳だ。
「ん、ん、ん、ん、んっ、、」
「初乳うぅぅぅぅ!!!!」
社長室の観音開きのドアが大きく開け放たれ、厩務員に連れられて入って来たのは雪代二号だった。「んべぇ」と、仔牛らしい少し高めな鳴き声をあげ、牧田の胸元に鼻先を押し当てる。まるで母牛の乳を欲しがるような仕草を見た牧田は、「はあ、めごぇなあ(かわいいなあ)」とやにさがった。
「え、うそ……」
雪代二号が牧田の乳を含み吸い上げると、じゅ、ちゅぱ、と水音がした。牧田のおっぱいからは乳が分泌されているようだ。恐ろしい吸引力で吸われている。乳首がもげるのではないかと慄くが、その恐怖に打ち勝てるほど牧田は乳を吸う雪代二号が愛おしかった。
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