うさぎは転生して成り上がる

まさ

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『お母さんが何かあったの!?』



慌てて聞き返す



『なんか様子が変なの

さっき急に倒れて今は寝てるわ』



『わかった

とりあえず急いで戻るからお母さんの事見てて』



僕の様子を見てか



「エスタくん何かあったのかい?」



クリムさんが気づいて聞いてくる



「今クリスから母が倒れたと連絡があって」



そう言うとみんな一斉に立ち上がって帰る準備をし始めた



「また今度ここでゆっくりご飯食べに来ましょう」



「そんなのいいから

早く戻ってやれ」



みんな優しい言葉をかけてくれる



「ありがとうございます!」



お礼を行って僕は最初の部屋にみんなを連れて戻る

よし急いで帰ろう



「エスタくん先に行きなさい

私たちはみんなで医者連れてからお前の家に行くから」



ティアさんにそう言われて僕は走り出す



急いでるからだろうか

来る時より道中に現れる魔物が多い



「クソ!邪魔くさい」



そのつぶやきが聞こえたのか



「エスタ私の影に入って私が連れて行ってあげる」



「ならエリサは我が守ろう」



2人がそう言ってくれたのでそうする



「2人ともありがとう」



影に入ってから10分くらいたったかな?

合図があったので影から出ると



ダンジョンを出た所の建物の物陰に出た

僕が走ってたらダンジョンから出るまで30分はかかっただろうな…



ここからなら走ればすぐ家に着く



「2人とも本当にありがとう!

急ごう」



言いながら僕は走り始める




家に着いて急いで中に入ると

玄関でルートが待ってた



「ルートお母さんは?」



「着いてきてくれこっちだ」



そういうのでルートを手に乗せて案内して貰うとリビングで倒れてるお母さんがいた

毛布がかけてある

2人がお母さんを運べない代わりに毛布をかけてくれたようだ



「とりあえずベットに運ぼうか

2人ともありがとね

クリスは玄関でスティングのメンバーが来るの待っててくれる?

お医者さんを連れてきてくれるから」



念話で意思疎通できるクリスにお願いしてお母さんを寝室に運ぶ
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