勉強未遂

みたらしあんこ

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放課後(途中に訂正した箇所があるので不自然なところはスルーして下さい。

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今は放課後、学生たちに与えられた憩いの時間だ。
爽やかな風、賑やかな声など色々な心地よい情報が入ってくる素晴らしい時間。
「・・・い・・おい!」
「ふぇ?!」
「お前さっきから俺の話聞いてなかったろ。」
「あぁごめん」
「ったく、お前が珍しく勉強教えてくれって言ったから付き合ってやってんのに。」
「ごめんごめん何処までやったっけ?」
「お前は、巨乳が好きか貧乳が好きかっていうところまでだ。」
「おいちょっと待て!」
「何だ?」
「仮にも幼馴染の更に女の子に聞く事か?!」
「お前自分で『女の子』ってアホじゃ痛い痛い痛いギブギブギブ!!」
「次余計なことを言ったらこのまま折るっ!」
「いでぇ!!」
「分かったらさっさと勉強教える」
「ふざけただけなのにこのゴリr」
「何かしら?」
「イエナンデモアリマセン」
「男子ってどうしてこうも直らないもんなのかしら」
「馬鹿だから?」
「あら自覚がお有りのようで」
「その馬鹿より頭悪いやつにいわれてもなぁ」
「何よ文句あんの?」
「まあ無いけど、」
「けど何よ」
「ちゃんと約束守ってくれんだろうな」
「やく・・そく?」
「駅前の新しいカフェ千円以内奢り」
「大丈夫よ」
「なんか前、俺のおかげで赤点回避したのに金が無いからジュースすらも奢れないって言ってもみ消してなかったか?」
「ソンナノシラナイナー」
「はぁ・・・まあ良い、もうそろそろ帰るから後は自分でやっとけよ。」
「何だかんだ予定より長くつき合わせちゃって悪いね。」
「別に良いよ。どうせ家近いんだから帰った後分かんないことあったら連絡するか家来るかしろよ。」
「はいはーい」
「じゃあな」
そう言って彼は勉強道具などをしまいドアの前に行き、ドアノブに手をかけた。
・・・ん?
そう言えば女の子と私が言ったら笑ってたが、
「ついさっき『女の子』って言ったら笑ってたけど一体?」
「お前はまな板で勉強まずまず運動抜群だからほぼ男じゃね。」
「お前ェ!!」
「じゃあなーー!!」
「覚えてろ!!」
何故だか彼奴は逃げるルートを考えながら走っているらしく毎回私からは逃げ切っているので追いかける気も起きなかった。
「・・・おやすみ。」
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