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第一部『人界の秩序と魔界の理屈』
この世の中が笑ってらぁ
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「何!?あの二人はとっくの昔に殺しただと!?」
コクランの絶叫が砦の地下にある拷問室の中で響き渡っていく。
「そうさ、身代金受け取りの期限まではまだあったんだがね、あのガキを騙すためにぶっ殺してやったんだよ。オレたちの手でな」
人身売買組織の親玉はククッと笑いながら答えた。その姿に苛立ちを覚えたコクランは激昂し、置いていた長鞭を親玉を相手に何度も何度も執拗に振り落としていく。
あまりの痛みに悶絶してもコクランは鞭を振るうことをやめなかった。
コクランは引き続き親玉の髪の毛を引っ張り上げ、顔を近付けながら問い掛けた。
「言えッ! なんで身代金がせびれるって言うのに殺した!?」
「……何故って?決まってるだろ?そりゃあ、あのガキを騙すという目的もあったが、オレたちは身代金なんて最初からあてにしていなかったからさッ!」
コクランは言葉を失った。絶句した表情のコクランを相手に親玉は下品な笑い声を上げて話を続けていく。
「オレたちはなぁ、たまーに楽しむんだよ。どうあっても身代金を搾り取れそうにない相手に期限付きで莫大な身代金を要求し、慌てふためく身内の顔を想像してな」
親玉の下品な笑いは頂点に達した。大きな笑い声が狭い地下の部屋の中で反響する。
「……テメェら、どこまで腐ってンだ」
コクランは嫌悪感を露わにしながら言った。目の前にいるリザードマンの音の顔が自分と同じ種族いわゆる悪魔のように見えてしまう。
いや、悪魔ですらもう少し人には慈悲を与えるだろう。目の前でコクランから苛烈な拷問を受けている男には悪魔ですら持ち合わせているような大事なものが欠けているように見えた。
責め苦を受けてもなお笑っていられるのがその証明だといえたかもしれない。
そんなコクランの嫌悪感など露とも知らずに親玉は自分たちの考えを話していく。
「そうだなぁ。あの話はしたっけ?毎回、ギリギリのところで期待を持っている標的たちの首を斬り落とした時の顔、あれは傑作だったぜぇ! ただな、あの二人の場合は大きく期限を残した上での処刑だったからすごい驚いてたなぁ」
その瞬間コクランは無意識のうちに親玉の顔へと蹴りを繰り出していた。親玉は悲鳴を上げながら地面の上へと倒れていく。
地面の上に倒れ、悲鳴を上げる親玉を見下ろしながらコクランは言った。
「……テメェはもう余計なことを喋るな。今度、その舌で余計なことを喋ってみろ、その舌切り抜いて、海ン中にでも捨ててやる」
流石の鬼畜であったとコクランの気迫を前にしてすっかりと怖気付いてしまったらしい。その後は余計なことを言わずにコクランの質問に答えていく。
コクランは二人の遺体が埋められた場所を聞き出し、兵士たちと共に遺体の掘り起こしを行う。
殺されたのが今より少し前だということもあり、遺体がさほど腐敗していなかったのは遺族からすれば不幸中の幸いだった。
ただ、リザードマンの象徴である紫色の鱗は随分と霞んでいたし、掘り起こした遺体には大量の蝿が飛んできていた。
「チッ、トカゲの死体は臭くてたまんねーぜ。おい、早く焼却処分にしちまおう」
コクランは無意識のうちにその言葉を吐いた兵士を殴り飛ばしていた。レイチェルは宿屋に残してきているので、止める人が居なかったというのも大きかった。
兵士は悲鳴を上げながら地面の上に尻餅をついた。
「もう一度言ってみろ?リザードマンなら死体はどうなってもいいのか?死んでまで罵倒を受けなけりゃあいけない存在なのかよ?え?」
コクランの凄みに耐え切れず、兵士は必死になって首を横に振った。
だが、コクランは容赦することなく兵士の頬を張り飛ばした。兵士は痛みの余りに悶絶して地面の上を転がっていく。
「テメェのような奴は兵士なんて器じゃあねぇ! さっさと人界防衛騎士団にでも入っちまえ! そして、二度と軍の敷居を跨ぐなッ! 」
「す、すいません。オレが悪かったです。ですから許してください」
コクランはしばらくの間、地震の足元で這い蹲り、必死になって懇願を行う男を見据えた後で舌を打ち、強い口調で命令を行う。
「その二人の遺骸を運び出せ。人間の死体を扱うように丁重にな……」
コクランの睨みながらの指示に男はすっかりと怯え切ってしまっていた。
そのためか、命令には忠実であった。普段はリザードマンを『トカゲ』というその存在を認めないような蔑称で呼び、露骨なまでな嫌悪感を見せる人間たちが粛々と遺体回収に励んでいたのだ。
その後はコクラン自身による負担で哀れな二人の墓が築かれることになった。
ネガクの町の共同墓地から外れた丘の上の眺めの良い場所に立派な墓石を建てることになった。
その後に行われることになるのは正式な葬式である。もちろんネガクの町をリザードマンであるヤルカたちが葬式に来ることに対して反対の意思を示す町の人たちもいた。
だが、そんな市民たちの誓願は全てコクランの一睨みの前に黙らせられてしまった。
式は粛々と執り行われ、最後に二人の遺体は棺に入れられ、炎の上に焼かれていく。
誰もが涙を流しながら哀れなカップルの姿を眺めていた。
「……ご愁傷様です。ヤルカさん。本当になんと言って言葉を掛けたらいいのか……」
喪服を着て、礼装用の黒い帽子を被ったコクランの声は澱んでいた。コクランとしては罵声を浴びせられるのも、殴られることも覚悟でヤルカに声を掛けた。
だが、ヤルカはコクランに罵声を浴びせたり、殴り掛かるどころか、反対にコクランを慰めてくれたのだった。
「……そんなに落ち込まないでください。むしろ、あなたが居なくては我々はこの子たちの供養もできませんでした」
ヤルカは新たに建てられた墓を見据えながら言った。
「……ヤルカさん」
「……あなたを恨む気にはなれません。むしろ、恨みたいのは自分の方です。自分たちが旅行を許可しなければあんなことにはならなかったというのに……」
「何を言うんだッ! あんたばかり責めるんじゃあないよッ! 」
と、別のリザードマンの男性が墓の前で膝を突いているヤルカの両肩を強く握り締めながら叫んだ。
「悪いのは私の方だッ! 私が旅の資金を世話してやらなければこんなことには……」
「やめてくれ、ミスッポさん……だいたい今回の旅行は結婚式も挙げられない未来の花嫁と花婿たちにせめて新婚旅行は……と私たち二人で話し合った結果じゃあないか」
コクランはその言葉を受けて衝撃を受けた。どうやら二人は人界から魔界へと帰った後には結婚する予定だったらしい。
今回の事件は結婚前のささやかな一時であったのだろう。
それが、あの鬼畜たちの前に全てを台無しにされてしまったのだ。
コクランは自身の表情を帽子で隠しながら言った。
「……心中お察し致します。お二方の無念は測り切れません。どうか、我々としてはお二方が天国で楽しく過ごせているように祈るばかりです」
コクランの言葉が口から出た瞬間に二人は膝を崩し、墓の前で声を上げて泣き出していく。
それに連れられ、喪服だという黒いドレスを着たレイチェルも声を上げて泣き始めていく。その後には二人に世話になったというジオが続く。そんな姿を見てコクランとしては居た堪れない気持ちになってしまった。
今回の事件を引き起こした人身売買組織の親玉並びに手下たちはこの後、大勢の魔族たちを拉致して殺したり、売り払った罪によって死罪を言い渡されるだろう。
墓の前でそれぞれの子どもを奪われ、泣き伏せる二人の姿を見るたびに思う。できることならばそんな手間などかけずにあの外道を殺してやりたい、と。
だが、一度法の裁きに身を委ねた以上は法の裁きに任せるより他にないのだ。
それに背いて相手を殺してしまえば、それは単なる私刑になってしまう。
身勝手な情に溺れてはいけない。業務に関係なく制裁を加えればそれは法に従い、その法からはみ出した者を裁く魔界執行官ではない。単に正義感を振り翳して暴れる無法者でしかないのだ。
そんな考えがあれば魔界執行官としての業務にも支障をきたしかねない。
コクランは先ほど抱いた思いを捨て去り、黙ってその場を立ち去っていく。
その後をレイチェルが追い掛けてきた。
「待ってください! コクラン様! 」
「なんだ?レイチェル?」
「あの人たちは本当にあれでいいんですか?」
「……あぁ、するより他になかったのさ。実際魔界は人界に対して不干渉が徹底されてる……交流はあるものの、人界で何か起これば大抵のことは人界だけで処理される」
「そんな……魔界の人たちは泣き寝入りじゃないですか! 」
「だから、そうさせないためにオレたちがいる。魔界執行官はある意味魔界に住むみんなの最後の希望なのかもな」
コクランは悲しげに吐き捨てた。ふと、空を見上げると、鉛を張ったような曇り空が広がっていた。
どこまでも続くようなどんよりとした空の色がコクランは鬱陶しく感じられた。
まるで、空までもが自分を嘲笑っているかのような気分になる。
理不尽なことばかりでできているこの世の中が自分を嘲笑っているかのように思えて仕方がなかった。
コクランの絶叫が砦の地下にある拷問室の中で響き渡っていく。
「そうさ、身代金受け取りの期限まではまだあったんだがね、あのガキを騙すためにぶっ殺してやったんだよ。オレたちの手でな」
人身売買組織の親玉はククッと笑いながら答えた。その姿に苛立ちを覚えたコクランは激昂し、置いていた長鞭を親玉を相手に何度も何度も執拗に振り落としていく。
あまりの痛みに悶絶してもコクランは鞭を振るうことをやめなかった。
コクランは引き続き親玉の髪の毛を引っ張り上げ、顔を近付けながら問い掛けた。
「言えッ! なんで身代金がせびれるって言うのに殺した!?」
「……何故って?決まってるだろ?そりゃあ、あのガキを騙すという目的もあったが、オレたちは身代金なんて最初からあてにしていなかったからさッ!」
コクランは言葉を失った。絶句した表情のコクランを相手に親玉は下品な笑い声を上げて話を続けていく。
「オレたちはなぁ、たまーに楽しむんだよ。どうあっても身代金を搾り取れそうにない相手に期限付きで莫大な身代金を要求し、慌てふためく身内の顔を想像してな」
親玉の下品な笑いは頂点に達した。大きな笑い声が狭い地下の部屋の中で反響する。
「……テメェら、どこまで腐ってンだ」
コクランは嫌悪感を露わにしながら言った。目の前にいるリザードマンの音の顔が自分と同じ種族いわゆる悪魔のように見えてしまう。
いや、悪魔ですらもう少し人には慈悲を与えるだろう。目の前でコクランから苛烈な拷問を受けている男には悪魔ですら持ち合わせているような大事なものが欠けているように見えた。
責め苦を受けてもなお笑っていられるのがその証明だといえたかもしれない。
そんなコクランの嫌悪感など露とも知らずに親玉は自分たちの考えを話していく。
「そうだなぁ。あの話はしたっけ?毎回、ギリギリのところで期待を持っている標的たちの首を斬り落とした時の顔、あれは傑作だったぜぇ! ただな、あの二人の場合は大きく期限を残した上での処刑だったからすごい驚いてたなぁ」
その瞬間コクランは無意識のうちに親玉の顔へと蹴りを繰り出していた。親玉は悲鳴を上げながら地面の上へと倒れていく。
地面の上に倒れ、悲鳴を上げる親玉を見下ろしながらコクランは言った。
「……テメェはもう余計なことを喋るな。今度、その舌で余計なことを喋ってみろ、その舌切り抜いて、海ン中にでも捨ててやる」
流石の鬼畜であったとコクランの気迫を前にしてすっかりと怖気付いてしまったらしい。その後は余計なことを言わずにコクランの質問に答えていく。
コクランは二人の遺体が埋められた場所を聞き出し、兵士たちと共に遺体の掘り起こしを行う。
殺されたのが今より少し前だということもあり、遺体がさほど腐敗していなかったのは遺族からすれば不幸中の幸いだった。
ただ、リザードマンの象徴である紫色の鱗は随分と霞んでいたし、掘り起こした遺体には大量の蝿が飛んできていた。
「チッ、トカゲの死体は臭くてたまんねーぜ。おい、早く焼却処分にしちまおう」
コクランは無意識のうちにその言葉を吐いた兵士を殴り飛ばしていた。レイチェルは宿屋に残してきているので、止める人が居なかったというのも大きかった。
兵士は悲鳴を上げながら地面の上に尻餅をついた。
「もう一度言ってみろ?リザードマンなら死体はどうなってもいいのか?死んでまで罵倒を受けなけりゃあいけない存在なのかよ?え?」
コクランの凄みに耐え切れず、兵士は必死になって首を横に振った。
だが、コクランは容赦することなく兵士の頬を張り飛ばした。兵士は痛みの余りに悶絶して地面の上を転がっていく。
「テメェのような奴は兵士なんて器じゃあねぇ! さっさと人界防衛騎士団にでも入っちまえ! そして、二度と軍の敷居を跨ぐなッ! 」
「す、すいません。オレが悪かったです。ですから許してください」
コクランはしばらくの間、地震の足元で這い蹲り、必死になって懇願を行う男を見据えた後で舌を打ち、強い口調で命令を行う。
「その二人の遺骸を運び出せ。人間の死体を扱うように丁重にな……」
コクランの睨みながらの指示に男はすっかりと怯え切ってしまっていた。
そのためか、命令には忠実であった。普段はリザードマンを『トカゲ』というその存在を認めないような蔑称で呼び、露骨なまでな嫌悪感を見せる人間たちが粛々と遺体回収に励んでいたのだ。
その後はコクラン自身による負担で哀れな二人の墓が築かれることになった。
ネガクの町の共同墓地から外れた丘の上の眺めの良い場所に立派な墓石を建てることになった。
その後に行われることになるのは正式な葬式である。もちろんネガクの町をリザードマンであるヤルカたちが葬式に来ることに対して反対の意思を示す町の人たちもいた。
だが、そんな市民たちの誓願は全てコクランの一睨みの前に黙らせられてしまった。
式は粛々と執り行われ、最後に二人の遺体は棺に入れられ、炎の上に焼かれていく。
誰もが涙を流しながら哀れなカップルの姿を眺めていた。
「……ご愁傷様です。ヤルカさん。本当になんと言って言葉を掛けたらいいのか……」
喪服を着て、礼装用の黒い帽子を被ったコクランの声は澱んでいた。コクランとしては罵声を浴びせられるのも、殴られることも覚悟でヤルカに声を掛けた。
だが、ヤルカはコクランに罵声を浴びせたり、殴り掛かるどころか、反対にコクランを慰めてくれたのだった。
「……そんなに落ち込まないでください。むしろ、あなたが居なくては我々はこの子たちの供養もできませんでした」
ヤルカは新たに建てられた墓を見据えながら言った。
「……ヤルカさん」
「……あなたを恨む気にはなれません。むしろ、恨みたいのは自分の方です。自分たちが旅行を許可しなければあんなことにはならなかったというのに……」
「何を言うんだッ! あんたばかり責めるんじゃあないよッ! 」
と、別のリザードマンの男性が墓の前で膝を突いているヤルカの両肩を強く握り締めながら叫んだ。
「悪いのは私の方だッ! 私が旅の資金を世話してやらなければこんなことには……」
「やめてくれ、ミスッポさん……だいたい今回の旅行は結婚式も挙げられない未来の花嫁と花婿たちにせめて新婚旅行は……と私たち二人で話し合った結果じゃあないか」
コクランはその言葉を受けて衝撃を受けた。どうやら二人は人界から魔界へと帰った後には結婚する予定だったらしい。
今回の事件は結婚前のささやかな一時であったのだろう。
それが、あの鬼畜たちの前に全てを台無しにされてしまったのだ。
コクランは自身の表情を帽子で隠しながら言った。
「……心中お察し致します。お二方の無念は測り切れません。どうか、我々としてはお二方が天国で楽しく過ごせているように祈るばかりです」
コクランの言葉が口から出た瞬間に二人は膝を崩し、墓の前で声を上げて泣き出していく。
それに連れられ、喪服だという黒いドレスを着たレイチェルも声を上げて泣き始めていく。その後には二人に世話になったというジオが続く。そんな姿を見てコクランとしては居た堪れない気持ちになってしまった。
今回の事件を引き起こした人身売買組織の親玉並びに手下たちはこの後、大勢の魔族たちを拉致して殺したり、売り払った罪によって死罪を言い渡されるだろう。
墓の前でそれぞれの子どもを奪われ、泣き伏せる二人の姿を見るたびに思う。できることならばそんな手間などかけずにあの外道を殺してやりたい、と。
だが、一度法の裁きに身を委ねた以上は法の裁きに任せるより他にないのだ。
それに背いて相手を殺してしまえば、それは単なる私刑になってしまう。
身勝手な情に溺れてはいけない。業務に関係なく制裁を加えればそれは法に従い、その法からはみ出した者を裁く魔界執行官ではない。単に正義感を振り翳して暴れる無法者でしかないのだ。
そんな考えがあれば魔界執行官としての業務にも支障をきたしかねない。
コクランは先ほど抱いた思いを捨て去り、黙ってその場を立ち去っていく。
その後をレイチェルが追い掛けてきた。
「待ってください! コクラン様! 」
「なんだ?レイチェル?」
「あの人たちは本当にあれでいいんですか?」
「……あぁ、するより他になかったのさ。実際魔界は人界に対して不干渉が徹底されてる……交流はあるものの、人界で何か起これば大抵のことは人界だけで処理される」
「そんな……魔界の人たちは泣き寝入りじゃないですか! 」
「だから、そうさせないためにオレたちがいる。魔界執行官はある意味魔界に住むみんなの最後の希望なのかもな」
コクランは悲しげに吐き捨てた。ふと、空を見上げると、鉛を張ったような曇り空が広がっていた。
どこまでも続くようなどんよりとした空の色がコクランは鬱陶しく感じられた。
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