14 / 121
第1章
第14話:どういう意味?
しおりを挟む
翌朝。
「ふぁ~」
起床してあくびをしつつ、伸びをする。昨日は湖や森ができたことを除き、この村に来てから初めての楽しかった日。なんとなく目覚めもすっきり。それにしても何かを焼いた匂いがする。なんだろう?
そんなことは別にいいかと、今日の予定を考える。
(今日は何をしようかな? 考えつかない……)
ミシアさんが小さい子たちの面倒を見ていた。
「おはよう」
「おはよう」
とりあえずミシアさんに朝の挨拶をして、室内を見渡す。既にお手伝い組は出かけているようだ。ミシアさんと小さい子だけが残っている。
「朝ご飯よ。昨日は夜遅くまで起きていたからぐっすり寝てたわね。ふふっ」
ミシアさんが自分の事のように嬉し気に微笑んだ。他の孤児たちはお手伝いに出かけたというのに、私ときたら……恥ずかしくて穴があったら入りたい。
朝ご飯は焼き魚と硬いパン、そして具なしスープと木の実ジュース。何かを焼いた匂いは魚だったか。豪華になったけど、スープが具なしなのが気になる。どうしたらいいんだろう? もう土の改良はしたから、後は作物ができあがるのを待つだけかな……。
口をもぐもぐさせながら考える。
食べ終わって食器を片付けた。
「ごちそうさまでした。ちょっと出かけてくるね」
「はいはい、いってらっしゃい」
ドアの取っ手に手をかけて、立ち止まり、ミシアさんの方に振り返る。
「昨日の村人たちの様子……ミシアさんが橋渡しをしてくれたんでしょ?」
ミシアさんは笑顔で「ふふ、どうなんだろうね」。 それだけを口にした。
私は内心でミシアさんが、村人に何かを言ってくれたと確信している。過ごした日々は短いけれど、ミシアさんのことは分っているつもりだ。
(せっかくミシアさんが私のために、頑張ってくれたんだ。私もミシアさんの為に、いや、村人みんなのために、できることを頑張ろう)
私はドアを開けて出かける。ミシアさんが手を振り、温かい笑顔で送り出してくれた。
気になっているスープの具材。いや畑の様子を見に行こうとすると、女性たちと子供が畑仕事をしていた。あれ? 男性たちは?
その疑問は考えても分からないので、畑の様子を見たい。だが、昨日の宴会が夢のようだったので、本当に夢だったのでは? と疑ってしまい、ついつい畑に近寄りづらくなる。
「サオリ、おはよう」
突然、畑仕事をしていた女性が、私に気づき、笑顔で挨拶してきた。ドキドキしつつ挨拶を返す。
「お、おはようございます」
「改めてありがとうね。サオリのおかげで村は活気づいてきたわ」
『改めて』。その言葉を聞き、昨日の事は夢ではなかったと実感した。
せっかく話しかけてくれたので、チャンスと思い、畑を見学させてもらうことにした。
「ちょっと畑を見学させて貰ってもいいですか?」
「うん? いいけど、それ楽しい?」
苦笑いをされてしまった。少し恥ずかしくなりつつも、『この世界を幸せにする』という大義名分があるので、勇気を振り絞り畑を調べ始める。
(土の様子は……)
少しだけ摘んで手のひらにのせてみる。水分量はちょうど良さそうだ。ゴメラスのおかげで土は良質になり、シルキーのおかげで、陽は当たるし風通しも良くなった。
苗を見ると心なしかシャキッとしている気がする。まあ植えたものが急に育ちが良くなるとは思えないので、これからが期待できそうだ。
土を観察していた私の背後から、突然声をかけられる。
「サオリ、土なんかいじって何してんだ?」
私はドキリとして、後ろを振り返る。そこにはリアムが立っていた。
「つ……土の様子を見ていただけだよ」
「お前、土の様子がわかるのか? 湖や森を見つけたことといい、すげえな!」
リアムは目を輝かせつつ、興奮している。余計なことを言っちゃったかな?
私は慌てて誤魔化す。
「い、いや、作物育ってお腹いっぱいに食べれたらいいなぁ~って思って」
そう答えると、リアムは照れつつ頬を掻いて答える。
「俺がそのうち、サオリにお腹いっぱい食べさせてやるよ!」
そう言うとリアムは走って去っていた。
そんな照れくさい言葉に、私は思わず頬が火照る感じがした。
(え? どういう意味?)
そんなことを思っていたら、畑の女性の存在を思い出した。視線を向けるとにやにやしていた。
私は立ち上がり、何事もなかったように、手についた土を払い落とす。そして疑問に思っていたことを質問した。
「あの……え~っと……」
言いたいことが喉まで出ているのに、聞きづらい。だがありがたいことにその女性は察してくれた。
「そういえば自己紹介をしてなかったね。あたいの名前はマーニャ」
「あ! はい! それで、マーニャさん、どうして女性と子供だけが畑仕事をしているの? 男性はどうしたの?」
マーニャさんはその質問に嬉しそうに答えた。
「ああ、森に材木になりそうな木を取りに行ったよ。村の家もあちこち傷んでいるから修理しないとね」
私が最初に村に来たときと様子が変わった気がする。いや、確実に変わっている。最初来た時は、村人みんな活気がなかったが、今は村全体が活気に満ちている。
(あとは私の出番はなさそうだな)
「私にも畑仕事を手伝わせて下さい!」
マーニャさんは目を真ん丸にして驚いている。そしてにこやかに私を見た。
「ありがとう。手伝ってくれる?」
「はい!」
私は労働に汗水たらした。
「ふぁ~」
起床してあくびをしつつ、伸びをする。昨日は湖や森ができたことを除き、この村に来てから初めての楽しかった日。なんとなく目覚めもすっきり。それにしても何かを焼いた匂いがする。なんだろう?
そんなことは別にいいかと、今日の予定を考える。
(今日は何をしようかな? 考えつかない……)
ミシアさんが小さい子たちの面倒を見ていた。
「おはよう」
「おはよう」
とりあえずミシアさんに朝の挨拶をして、室内を見渡す。既にお手伝い組は出かけているようだ。ミシアさんと小さい子だけが残っている。
「朝ご飯よ。昨日は夜遅くまで起きていたからぐっすり寝てたわね。ふふっ」
ミシアさんが自分の事のように嬉し気に微笑んだ。他の孤児たちはお手伝いに出かけたというのに、私ときたら……恥ずかしくて穴があったら入りたい。
朝ご飯は焼き魚と硬いパン、そして具なしスープと木の実ジュース。何かを焼いた匂いは魚だったか。豪華になったけど、スープが具なしなのが気になる。どうしたらいいんだろう? もう土の改良はしたから、後は作物ができあがるのを待つだけかな……。
口をもぐもぐさせながら考える。
食べ終わって食器を片付けた。
「ごちそうさまでした。ちょっと出かけてくるね」
「はいはい、いってらっしゃい」
ドアの取っ手に手をかけて、立ち止まり、ミシアさんの方に振り返る。
「昨日の村人たちの様子……ミシアさんが橋渡しをしてくれたんでしょ?」
ミシアさんは笑顔で「ふふ、どうなんだろうね」。 それだけを口にした。
私は内心でミシアさんが、村人に何かを言ってくれたと確信している。過ごした日々は短いけれど、ミシアさんのことは分っているつもりだ。
(せっかくミシアさんが私のために、頑張ってくれたんだ。私もミシアさんの為に、いや、村人みんなのために、できることを頑張ろう)
私はドアを開けて出かける。ミシアさんが手を振り、温かい笑顔で送り出してくれた。
気になっているスープの具材。いや畑の様子を見に行こうとすると、女性たちと子供が畑仕事をしていた。あれ? 男性たちは?
その疑問は考えても分からないので、畑の様子を見たい。だが、昨日の宴会が夢のようだったので、本当に夢だったのでは? と疑ってしまい、ついつい畑に近寄りづらくなる。
「サオリ、おはよう」
突然、畑仕事をしていた女性が、私に気づき、笑顔で挨拶してきた。ドキドキしつつ挨拶を返す。
「お、おはようございます」
「改めてありがとうね。サオリのおかげで村は活気づいてきたわ」
『改めて』。その言葉を聞き、昨日の事は夢ではなかったと実感した。
せっかく話しかけてくれたので、チャンスと思い、畑を見学させてもらうことにした。
「ちょっと畑を見学させて貰ってもいいですか?」
「うん? いいけど、それ楽しい?」
苦笑いをされてしまった。少し恥ずかしくなりつつも、『この世界を幸せにする』という大義名分があるので、勇気を振り絞り畑を調べ始める。
(土の様子は……)
少しだけ摘んで手のひらにのせてみる。水分量はちょうど良さそうだ。ゴメラスのおかげで土は良質になり、シルキーのおかげで、陽は当たるし風通しも良くなった。
苗を見ると心なしかシャキッとしている気がする。まあ植えたものが急に育ちが良くなるとは思えないので、これからが期待できそうだ。
土を観察していた私の背後から、突然声をかけられる。
「サオリ、土なんかいじって何してんだ?」
私はドキリとして、後ろを振り返る。そこにはリアムが立っていた。
「つ……土の様子を見ていただけだよ」
「お前、土の様子がわかるのか? 湖や森を見つけたことといい、すげえな!」
リアムは目を輝かせつつ、興奮している。余計なことを言っちゃったかな?
私は慌てて誤魔化す。
「い、いや、作物育ってお腹いっぱいに食べれたらいいなぁ~って思って」
そう答えると、リアムは照れつつ頬を掻いて答える。
「俺がそのうち、サオリにお腹いっぱい食べさせてやるよ!」
そう言うとリアムは走って去っていた。
そんな照れくさい言葉に、私は思わず頬が火照る感じがした。
(え? どういう意味?)
そんなことを思っていたら、畑の女性の存在を思い出した。視線を向けるとにやにやしていた。
私は立ち上がり、何事もなかったように、手についた土を払い落とす。そして疑問に思っていたことを質問した。
「あの……え~っと……」
言いたいことが喉まで出ているのに、聞きづらい。だがありがたいことにその女性は察してくれた。
「そういえば自己紹介をしてなかったね。あたいの名前はマーニャ」
「あ! はい! それで、マーニャさん、どうして女性と子供だけが畑仕事をしているの? 男性はどうしたの?」
マーニャさんはその質問に嬉しそうに答えた。
「ああ、森に材木になりそうな木を取りに行ったよ。村の家もあちこち傷んでいるから修理しないとね」
私が最初に村に来たときと様子が変わった気がする。いや、確実に変わっている。最初来た時は、村人みんな活気がなかったが、今は村全体が活気に満ちている。
(あとは私の出番はなさそうだな)
「私にも畑仕事を手伝わせて下さい!」
マーニャさんは目を真ん丸にして驚いている。そしてにこやかに私を見た。
「ありがとう。手伝ってくれる?」
「はい!」
私は労働に汗水たらした。
23
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる