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第1章
第23話:動物の引っ越し
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雨続きが続いた。その間は、教会の礼拝堂で、お祈りと掃除をしていた。お祈りの時に私は祈った。
『人間と動物の両方を幸せにしたいです』
だが、このお祈りは叶わないだろう。叶えるべき者が私なのだから、私がなんとかしないと……。
数日後の朝になった。久しぶりに雨は止んでいる。寝ぼけ眼のまま起き上がる。そして、ふと考えついた。
(今の森と新しい森を隣同士にしようとするから問題なんじゃない? それなら、元々動物がいた洞窟の所なら村人も来ないかも?)
私は考え付いたことを実行したくて、布団から飛び起きた。急いで朝食を食べると、森へと出かけた。
森に辿り着くと、村人がいないかと辺りを確認する。そしてフォルちゃんを呼び出した。
「フォルちゃん、お願い。もう一度森の動物たちを呼び集めて!」
フォルちゃんにお願いをして、動物たちに集まって貰った。私はみんなを見渡し、発言する。
「みんな! みんながいた洞窟に森を作ろう! そこにみんなが住めばいいよ。あそこの洞窟なら、今まで人間は来なかったんでしょ? それなら森を作ればいいんじゃないかな? 目立たないようにちょっと小さめにすればいいと思うんだけど。どう?」
動物たちは顔を見合わせている。そして、声をあげる者がいた。
『それならいいと思うよ。村人は来ないんでしょ?』
「そうだよ。来ないよ!」
確信は持てないが、この森でこのまま争いが起きるよりはいいと思い、表向きは断言しておくことにする。
『それならいいか。洞窟なら雨風もしのげるしね』
動物たちが賛成してくれた。私は嬉しくなってきた。やっぱり『みんなが幸せになれる』という道もあるんだと。
村人が来ないうちに、みんなで南東の洞窟へと向かった。初めて出会ったときとは違い、みんな歩みが力強い。木の実を食べて元気になってくれたんだね。
洞窟に辿り着くと、早速、新たな森の精霊を創造した。ふと気づく。名前何にしよう?
悩んだ挙句に新たな森の精霊の女の子は『メル』と名付けた。
私は動物たちのために、メルちゃんを急かす。
「メルちゃん、早速だけどこの洞窟を中心に、森を作って欲しいんだけどできる?」
「大丈夫ですよ。任せて下さい。女神エレメリス様」
私はちょっと心配気に聞いてみるも、頼もしい返事が返ってきた。
そして、メルちゃんが目を瞑って両手を広げる。するとみるみるうちに森ができあがっていく。
「メルちゃん! ストップストップ!」
メルちゃんは何事かと思ったように作業を止めた。
「小さい森で良かったんだけど、言ってなかったね。まあ、フォルちゃんの森よりは小さいから平気かな?」
『やった~! 俺たち専用の森だ!』
動物たちの歓声が沸き上がっている。私はこの様子をみてほっとした。
(これでもう、村人と動物が会うことはないだろう)
私は動物たちとおしゃべりをしつつ、木の実を食べながら一日を過ごした。
『人間と動物の両方を幸せにしたいです』
だが、このお祈りは叶わないだろう。叶えるべき者が私なのだから、私がなんとかしないと……。
数日後の朝になった。久しぶりに雨は止んでいる。寝ぼけ眼のまま起き上がる。そして、ふと考えついた。
(今の森と新しい森を隣同士にしようとするから問題なんじゃない? それなら、元々動物がいた洞窟の所なら村人も来ないかも?)
私は考え付いたことを実行したくて、布団から飛び起きた。急いで朝食を食べると、森へと出かけた。
森に辿り着くと、村人がいないかと辺りを確認する。そしてフォルちゃんを呼び出した。
「フォルちゃん、お願い。もう一度森の動物たちを呼び集めて!」
フォルちゃんにお願いをして、動物たちに集まって貰った。私はみんなを見渡し、発言する。
「みんな! みんながいた洞窟に森を作ろう! そこにみんなが住めばいいよ。あそこの洞窟なら、今まで人間は来なかったんでしょ? それなら森を作ればいいんじゃないかな? 目立たないようにちょっと小さめにすればいいと思うんだけど。どう?」
動物たちは顔を見合わせている。そして、声をあげる者がいた。
『それならいいと思うよ。村人は来ないんでしょ?』
「そうだよ。来ないよ!」
確信は持てないが、この森でこのまま争いが起きるよりはいいと思い、表向きは断言しておくことにする。
『それならいいか。洞窟なら雨風もしのげるしね』
動物たちが賛成してくれた。私は嬉しくなってきた。やっぱり『みんなが幸せになれる』という道もあるんだと。
村人が来ないうちに、みんなで南東の洞窟へと向かった。初めて出会ったときとは違い、みんな歩みが力強い。木の実を食べて元気になってくれたんだね。
洞窟に辿り着くと、早速、新たな森の精霊を創造した。ふと気づく。名前何にしよう?
悩んだ挙句に新たな森の精霊の女の子は『メル』と名付けた。
私は動物たちのために、メルちゃんを急かす。
「メルちゃん、早速だけどこの洞窟を中心に、森を作って欲しいんだけどできる?」
「大丈夫ですよ。任せて下さい。女神エレメリス様」
私はちょっと心配気に聞いてみるも、頼もしい返事が返ってきた。
そして、メルちゃんが目を瞑って両手を広げる。するとみるみるうちに森ができあがっていく。
「メルちゃん! ストップストップ!」
メルちゃんは何事かと思ったように作業を止めた。
「小さい森で良かったんだけど、言ってなかったね。まあ、フォルちゃんの森よりは小さいから平気かな?」
『やった~! 俺たち専用の森だ!』
動物たちの歓声が沸き上がっている。私はこの様子をみてほっとした。
(これでもう、村人と動物が会うことはないだろう)
私は動物たちとおしゃべりをしつつ、木の実を食べながら一日を過ごした。
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