復讐の4カード

ゆっくり白霊

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Episode3【復讐者の協力】夢名視点

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私は起床する、今はまだ寝てていい時間かな?
そう思った数秒後アラームがなる。
はぁーとため息をついて重い瞼を擦って起き上がる。
私は朝飯を軽く済ましてニュースを見る。
大体が昨日のテロのデマについてだ。
日本人はようやくこれについて取り組んだようだ。
まぁ私も昨日くらいから調べ始めたけどな、そしてテロについては終わり猫特集が始まった。
平和だなぁ、もう少しくらいは取組めよ。
結構話題のニュースだと思うのにすぐ終わったぞ。
……何か口止めでもされてるのか?
猫を見ながらそう考える。
そして登校をする。
登校しながら色々と考える。
あ…そういえば瞬無事かな?
まぁ…あいつのことだし、生きてるだろ。
さてと…あいつの墓は棒アイスの棒でいいかな?
そして教室に入り自分の席に向かう。
「よう、夢名。」
「あれ?等々私も末期かな?死んだはずのあいつの声が聞こえる。」
「死んでねーよ。勝手に殺すな。」
「お前生きてるのか?そうかそうか、私は信じていたぞ。」
「信じてねーよな。」
「そりゃ連絡したのに返してこないなら死んだと思うだろ。」
「充電が切れた。」
「ねぇどうして?私はずっと連絡して待ってたんだよ、どうして?」
「メンヘラやめろ、あと嘘つけ1回連絡して諦めてるだろ。」
「なぜ知ってる?」
「長い付き合いだからな。」
「「ガハハハ。」」
「朝から漫才ですか?」
そう言いサラが現れる。
「そうだ夢名、僕等でトップ目指そうぜ。」
「無理だろ。」
「裏切んな。」
「はいはい、仲がいいですね。」
「夢名と僕は幼馴染だからね。」
「それはそうと夢名君、ちょっとこっち来て…」
そして私はサラに人気のないような場所に連れてかれる。
「何の用かな?」
私は質問する。
すると、
「動かないで。」
とそう言われる。
「なんの真似かな?」
私にはナイフが向けられている。
「動いたら刺すわよ。」
「要件は何だ?僕は暇じゃないんだよ。」
「貴方余裕ね、ナイフを向けられてるのに。」
「理由は簡単だ単純にそのナイフが私に刺さることは無い。」
「どうしてわかるの?」
「お前は復讐を行うまで面倒くさいことはしたくないはずだ。しかし、ここで私を刺せば問題になり復讐をできずに終わるそれがお前の一番避けたい選択だからな。それに……」
そして私は後ろに振り向きナイフを蹴り落とす。
「!?」
それに反応しようとしたサラだったが間に合わず私が先にナイフを回収し、それをサラに向ける。
「こうすれば問題はない。さてと逆にこっちが聞こう、復讐をし終わったらどうするんだ?」
「……復讐が終わった後?」
「復讐を生きがいにしてるお前なら復讐が終れば、お前は虚無感に襲われる。復讐をするのなら先の事も考えて行動することだな。それがアドバイスだ。私は、復讐を止めようとはしない、サラ、君の進む道なら応援するよ。」
そして私は彼女にナイフを返す。
そう、復讐はするだけでは駄目だ。
後の事も、考えないといけないのだ。
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