復讐の4カード

ゆっくり白霊

文字の大きさ
14 / 15

Episode9「復讐者の正体」

しおりを挟む
私はビルに向かった。
そのビルはもともと廃墟であるがためか爆発による被害かそれとも昔からあったものなのかよくわからないものになっていた。
そして私はそこの建物の屋上に向かう。
その建物には誰かが入ったような形跡があった。
そして私はゆっくりと屋上の扉を開けた。
そこには黒いローブを羽織った男がいた。
「動かないで。」
私はそう言い奴に銃を向けた。
すると男はこちらを向いた男は仮面をつけていた。
「全く困ったもんだよ日本の警察より女子高校生の方が先に僕を見つけるなんてね。」
「え…」
その声に私は驚きを隠せなかった。
その声は聞いたことのある声だった。
「嘘でしょ…貴方がクローバなの…瞬?」
その声は間違いなく瞬の物だった。
「そうだよ、サラ。」
すると彼は仮面を取った。
その顔は「黒羽瞬」という人間だった。
「嘘…でしょ…今まで私達を騙してきたの?」
「う~んそれは違うかな、僕は君に正確な情報を与えたよ。」
「貴方は…私に教えといて…踊らされていた?」 
「そうだね、実に滑稽だったよ。目の前に敵がいるとも知らずにさ。」
「…クソが。」
そして私は瞬に向けて銃を向けた。
そして彼はナイフを向けてくる。
「君に撃てるのかな?」
「…撃てるわよ」
「その割には手が震えているよ。」
「まぁ…死ぬ前に少し聞いてくれよ。ここまで来たんだ目的ぐらい言おうじゃないか。」
「私が聞くとでも?」
「冷たいなぁ聞いてくれたっていいじゃないか?」
「……」
「それじゃあ話そう。僕は幼い頃にこことは別のところに住んでいたのさ。そこでは科学力が発展していてね。そこである日すごい装置が発見されたのさ。」
「すごい装置…?」
「それは……願いを叶える装置さ。」
「願いを叶える装置?」
「どんな願いでも叶えられるそんな装置を…しかし各国はその装置の存在を恐れた。そして国は協力して我々のいる島は消された、そして生き残ったの物がテロ組織を作り上げた。だから幹部クラスはデータに存在しないんだよ。そして復讐の為に幹部達が様々な場所に散って復讐の為にテロを起こした。それが僕達さ。」
「それで仲間達が捕まっていったのね。」
「あぁ…あれねわざと捕まったんだよ。」
「え!?」
「わざと捕まって情報を吐いたんだよ。そこまで指示されていた。」
「わざと捕まるなんてふざけた発想ね。」
「リーダに言ってくれ。でもおかげで計画は上手く行った。しかし…計画外な事が起きた。」
「スペードが捕まったことね。」
「あぁ流石に捕まるとは予測してなかった。」
「計算外ということね。」
「あぁプラン2になるとは思ってもなかった。」
「プラン2?」
「計画は沢山持っておくもの夢名が言ってたよ。」
そういえばそんな事言ってたような…
「さぁ計画もフィナーレだ。もうそろそろニュースになるだろ。」
「…なんの話?」
「スマホを確認しな。」
そして私はスマホを確認した。
するととんでもないニュースがあった。
スペードが脱出したとの情報だ。
「どうやって?」
「さてと…じゃあ死んでもらうよ。サラ。」





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...