14 / 45
限定品を求めて
ウロボロス討伐 ②
しおりを挟む
「リミアちゃんが凄いことしてるよー!?」
「ダメージ受けながらも回復していく気だ」
「でもあれじゃ持たないよ!」
持続型回復ポーションはせいぜい持っても1分間。
だから私は──効果を持続させていくだけ!
「ポーション効果起動! 長時間回復……長時間高回復!」
「重ねた!」
「重ねて持続していくつもりだ!」
残り数秒になれば新しくポーションの効果を起動させ、持続時間を伸ばせば無限に耐えきれる。
でも……なんで放射が全く止まらないのよ!
ウロボロスボルフの放射が一切止まない。
ポーションを使って効果を伸ばしても、放射勢いが落ちることなく私を襲い続ける。
次のポーションを使わないと……うそ!? あとポーションが2つしかない!
「やばいぞ! リミアちゃんのポーションが少ない!」
「じゃあこれを使いますか……。黄金は天守の飾り刀。金に世界が染まる時、見える世界は絶景かな……我にその頂を! 金狼! お姉さんは頭を下げてください!」
──狼の猛襲……。
「「ワオ───────────────────ン!」」
「「狼!?」」」
カチーシェさんとルルさんの声に反応して後ろを振り向くと、霧ちゃんの持つ金狼刀の刀身から狼の群れが飛び出してきた。
15体の狼が、私の頭上を飛び越えてウロボロスボルフに向かっていく。
ウロボロスボルフが、放射対象を狼に変えるも華麗にそれを避ける狼。
その間に高身長のカチーシェさんに軽々と抱えられ、盾の中に避難できた。
「無謀だねー! でもリミアちゃんカッコ良かったよー?」
「それはよく分からないですけど……ありがとうございます!」
「いやいや! あれはやばかったぞ!」
「すいません……」
アグナさんに頭をコツンとグーで殴られ、頭に軽い衝撃が走る。
頭を抑えながら、「へへへ」と少し誤魔化すと霧ちゃんもしゃがんでまた隠れた。
「金狼とかどこで手に入れたんだよ霧ちゃん」
「ガチャですよガチャ! 霧雨も金狼も課金です! 日本刀シリーズガチャがやる度に数百万で課金してます!」
「金持ちのお嬢様だったね……カイトお兄さん」
「あぁ……。霧ちゃんがまさかの日本刀コレクターの正体だったとは……」
隠れることに慣れてくると、ウロボロスボルフと戦っていながらも雑談ができるほどになっていた。
数分間、盾に隠れて雑談をしていると放射が終わったのか歯ぎしりがまた聞こえた。
「じゃあ……急所を一撃でつくために力を貸してくれ」
「どうするのですか?」
「俺とカイトで、2個ある心臓をランスで貫く。そのために、カチーシェとルルは疾風二対の盾を使って俺とカイトを風で勢い良く飛ばしてくれ」
「「了解であります!」」
「次にリミアちゃんは、ウロボロスボルフの足元に通常の小爆弾ポーションを投げて欲しい。ステータスがカンストしているから、絶対に小爆弾で体制を崩す」
「はい!」
「次は霧ちゃんと可憐さん。霧ちゃんは霧雨で霧を出して、可憐さんは治癒魔法を俺とカイトに当て続けてください」
「「おっけーでーす!」」
作戦が決まり、盾から勢い良く飛び出て陣形を取った。
四方陣と呼ばれるその陣形は、先頭にアグナさんとカイトさんを置き、左右に霧ちゃんと可憐さん、一番後ろに私で、真ん中にカチーシェさんとルルさんの配置だった。
ダイヤ形に作られた陣形の中に盾役を挟む四方陣は、あまり使われることのない究極陣形らしい。
「「作戦スタート!」」
「「暴風よ来たれ! 彼らをその風に乗せなさい!」」
アグナさんとカイトさんが勢い良く走り出し、その後ろからカチーシェさんとルルさんが盾を振り回すと暴風が吹き乱れた。
暴風に乗ったアグナさんとカイトさんは勢い良くウロボロスボルフにクロスしながら飛び込んでいく。
ここで私がポーションを投げれば霧ちゃんと可憐さんが合わせてくれる!
「ポーション効果起動! 小さく爆発しなさい……炎炎!」
「霧雨!」
「ダブルキュアでーす」
回復魔法をまといながら飛び込んでいくアグナさんとカイトさんの目の前でポーションが小さく爆発、ウロボロスボルフが体制を崩した上に掛け合わせて霧が襲った。
ウロボロスボルフは完全に戦闘力を失って倒れ込んだ。
そして、3つある顔の左右を義兄弟のランスが高速で貫いてウロボロスボルフは完全に戦闘不能になった。
ブ──! ブ──! ブ──!
「はいはーい! リリーミ・シュテンでーす! お疲れ様でした! ではまた明日来てくださいね!」
と、突然現れたリリー……なんたらさんにコロシアムからあっさりと追い出されてしまった。
プレゼントボックスをタブレットで確認すると、しっかりと報酬が入っていた。
中にはウロボロスの宝玉があり、ウロボロスグラダス、通称グラダスと呼ばれる大剣を作れるほどの素材が揃っていた。
「……これみんなで分けてください」
「どうして? これリミアちゃん持ってたほうがいいって!」
「私……薬師ですので、大剣素材は──」
「「「「「「そうだった!」」」」」」
私が薬師だということを、あっさりと忘れられていた。
結局私はウロボロスボルフ討伐の報酬を貰ったけれど、薬師はポーションの装備スペースしかなく、持っていても仕方のない素材だったのでみんなにあげることに。
「それで……3時間かけて帰る?」
「ここでベースキャンプ張っておいて、また明日ログインしたらここへスポンするように設定しよう!」
「ならスポン設定はしておくよ」
3時間かけて街へと戻るのは体が持たないとみんなで判断し、コロシアム前でキャンプを張ってスポン地点を変更した。
「ダメージ受けながらも回復していく気だ」
「でもあれじゃ持たないよ!」
持続型回復ポーションはせいぜい持っても1分間。
だから私は──効果を持続させていくだけ!
「ポーション効果起動! 長時間回復……長時間高回復!」
「重ねた!」
「重ねて持続していくつもりだ!」
残り数秒になれば新しくポーションの効果を起動させ、持続時間を伸ばせば無限に耐えきれる。
でも……なんで放射が全く止まらないのよ!
ウロボロスボルフの放射が一切止まない。
ポーションを使って効果を伸ばしても、放射勢いが落ちることなく私を襲い続ける。
次のポーションを使わないと……うそ!? あとポーションが2つしかない!
「やばいぞ! リミアちゃんのポーションが少ない!」
「じゃあこれを使いますか……。黄金は天守の飾り刀。金に世界が染まる時、見える世界は絶景かな……我にその頂を! 金狼! お姉さんは頭を下げてください!」
──狼の猛襲……。
「「ワオ───────────────────ン!」」
「「狼!?」」」
カチーシェさんとルルさんの声に反応して後ろを振り向くと、霧ちゃんの持つ金狼刀の刀身から狼の群れが飛び出してきた。
15体の狼が、私の頭上を飛び越えてウロボロスボルフに向かっていく。
ウロボロスボルフが、放射対象を狼に変えるも華麗にそれを避ける狼。
その間に高身長のカチーシェさんに軽々と抱えられ、盾の中に避難できた。
「無謀だねー! でもリミアちゃんカッコ良かったよー?」
「それはよく分からないですけど……ありがとうございます!」
「いやいや! あれはやばかったぞ!」
「すいません……」
アグナさんに頭をコツンとグーで殴られ、頭に軽い衝撃が走る。
頭を抑えながら、「へへへ」と少し誤魔化すと霧ちゃんもしゃがんでまた隠れた。
「金狼とかどこで手に入れたんだよ霧ちゃん」
「ガチャですよガチャ! 霧雨も金狼も課金です! 日本刀シリーズガチャがやる度に数百万で課金してます!」
「金持ちのお嬢様だったね……カイトお兄さん」
「あぁ……。霧ちゃんがまさかの日本刀コレクターの正体だったとは……」
隠れることに慣れてくると、ウロボロスボルフと戦っていながらも雑談ができるほどになっていた。
数分間、盾に隠れて雑談をしていると放射が終わったのか歯ぎしりがまた聞こえた。
「じゃあ……急所を一撃でつくために力を貸してくれ」
「どうするのですか?」
「俺とカイトで、2個ある心臓をランスで貫く。そのために、カチーシェとルルは疾風二対の盾を使って俺とカイトを風で勢い良く飛ばしてくれ」
「「了解であります!」」
「次にリミアちゃんは、ウロボロスボルフの足元に通常の小爆弾ポーションを投げて欲しい。ステータスがカンストしているから、絶対に小爆弾で体制を崩す」
「はい!」
「次は霧ちゃんと可憐さん。霧ちゃんは霧雨で霧を出して、可憐さんは治癒魔法を俺とカイトに当て続けてください」
「「おっけーでーす!」」
作戦が決まり、盾から勢い良く飛び出て陣形を取った。
四方陣と呼ばれるその陣形は、先頭にアグナさんとカイトさんを置き、左右に霧ちゃんと可憐さん、一番後ろに私で、真ん中にカチーシェさんとルルさんの配置だった。
ダイヤ形に作られた陣形の中に盾役を挟む四方陣は、あまり使われることのない究極陣形らしい。
「「作戦スタート!」」
「「暴風よ来たれ! 彼らをその風に乗せなさい!」」
アグナさんとカイトさんが勢い良く走り出し、その後ろからカチーシェさんとルルさんが盾を振り回すと暴風が吹き乱れた。
暴風に乗ったアグナさんとカイトさんは勢い良くウロボロスボルフにクロスしながら飛び込んでいく。
ここで私がポーションを投げれば霧ちゃんと可憐さんが合わせてくれる!
「ポーション効果起動! 小さく爆発しなさい……炎炎!」
「霧雨!」
「ダブルキュアでーす」
回復魔法をまといながら飛び込んでいくアグナさんとカイトさんの目の前でポーションが小さく爆発、ウロボロスボルフが体制を崩した上に掛け合わせて霧が襲った。
ウロボロスボルフは完全に戦闘力を失って倒れ込んだ。
そして、3つある顔の左右を義兄弟のランスが高速で貫いてウロボロスボルフは完全に戦闘不能になった。
ブ──! ブ──! ブ──!
「はいはーい! リリーミ・シュテンでーす! お疲れ様でした! ではまた明日来てくださいね!」
と、突然現れたリリー……なんたらさんにコロシアムからあっさりと追い出されてしまった。
プレゼントボックスをタブレットで確認すると、しっかりと報酬が入っていた。
中にはウロボロスの宝玉があり、ウロボロスグラダス、通称グラダスと呼ばれる大剣を作れるほどの素材が揃っていた。
「……これみんなで分けてください」
「どうして? これリミアちゃん持ってたほうがいいって!」
「私……薬師ですので、大剣素材は──」
「「「「「「そうだった!」」」」」」
私が薬師だということを、あっさりと忘れられていた。
結局私はウロボロスボルフ討伐の報酬を貰ったけれど、薬師はポーションの装備スペースしかなく、持っていても仕方のない素材だったのでみんなにあげることに。
「それで……3時間かけて帰る?」
「ここでベースキャンプ張っておいて、また明日ログインしたらここへスポンするように設定しよう!」
「ならスポン設定はしておくよ」
3時間かけて街へと戻るのは体が持たないとみんなで判断し、コロシアム前でキャンプを張ってスポン地点を変更した。
0
あなたにおすすめの小説
元王城お抱えスキル研究家の、モフモフ子育てスローライフ 〜スキル:沼?!『前代未聞なスキル持ち』の成長、見守り生活〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
拾った子犬がケルベロスでした~実は古代魔法の使い手だった少年、本気出すとコワい(?)愛犬と楽しく暮らします~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
旧題: ケルベロスを拾った少年、パーティ追放されたけど実は絶滅した古代魔法の使い手だったので、愛犬と共に成り上がります。
=========================
<<<<第4回次世代ファンタジーカップ参加中>>>>
参加時325位 → 現在5位!
応援よろしくお願いします!(´▽`)
=========================
S級パーティに所属していたソータは、ある日依頼最中に仲間に崖から突き落とされる。
ソータは基礎的な魔法しか使えないことを理由に、仲間に裏切られたのだった。
崖から落とされたソータが死を覚悟したとき、ソータは地獄を追放されたというケルベロスに偶然命を助けられる。
そして、どう見ても可愛らしい子犬しか見えない自称ケルベロスは、ソータの従魔になりたいと言い出すだけでなく、ソータが使っている魔法が古代魔であることに気づく。
今まで自分が規格外の古代魔法でパーティを守っていたことを知ったソータは、古代魔法を扱って冒険者として成長していく。
そして、ソータを崖から突き落とした本当の理由も徐々に判明していくのだった。
それと同時に、ソータを追放したパーティは、本当の力が明るみになっていってしまう。
ソータの支援魔法に頼り切っていたパーティは、C級ダンジョンにも苦戦するのだった……。
他サイトでも掲載しています。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
料理の上手さを見込まれてモフモフ聖獣に育てられた俺は、剣も魔法も使えず、一人ではドラゴンくらいしか倒せないのに、聖女や剣聖たちから溺愛される
向原 行人
ファンタジー
母を早くに亡くし、男だらけの五人兄弟で家事の全てを任されていた長男の俺は、気付いたら異世界に転生していた。
アルフレッドという名の子供になっていたのだが、山奥に一人ぼっち。
普通に考えて、親に捨てられ死を待つだけという、とんでもないハードモード転生だったのだが、偶然通りかかった人の言葉を話す聖獣――白虎が現れ、俺を育ててくれた。
白虎は食べ物の獲り方を教えてくれたので、俺は前世で培った家事の腕を振るい、調理という形で恩を返す。
そんな毎日が十数年続き、俺がもうすぐ十六歳になるという所で、白虎からそろそろ人間の社会で生きる様にと言われてしまった。
剣も魔法も使えない俺は、少しだけ使える聖獣の力と家事能力しか取り柄が無いので、とりあえず異世界の定番である冒険者を目指す事に。
だが、この世界では職業学校を卒業しないと冒険者になれないのだとか。
おまけに聖獣の力を人前で使うと、恐れられて嫌われる……と。
俺は聖獣の力を使わずに、冒険者となる事が出来るのだろうか。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
※本作は小説家になろうでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる