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売れ行きが伸びない日々
鼎とアキラの店回り
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1日の授業が全て終了し、帰宅後すぐに私はゲームにログインした。
「周り……周り……。周りとの関係なんて言われても難しすぎるよリリーさん」
「なに独り言を言ってんだ。とりあえず、これ飲んで落ち着け」
「アグナさん!?」
「そうそう、ゲーム内ではアグナって呼べばいい。現実ではアキラと呼べばいい……。それで分かったか?」
「い、いえ……。なんにも分からなくて……」
私がレジカウンターに頭を付けながら独り言を言っていると、アグナさんが裏口から入ってきたのか真後ろにいた。
いつもカイトさんと同時ログインをするアグナさんは、今日は先にログインしてきていた。
アグナさんは驚いた私を落ち着かそうと、頬にホット缶珈琲を当ててくれた。
ゲーム内だからと言って独自というわけではなく、現実でどこでも売っているのがメイン。
お酒が少し独自の種類や銘柄があるくらい。
だからわざわざ、ゲーム内の自販機で珈琲は買わないんだよねみんな。
「アグナさんは分かりますか……?」
「いや、全く」
「そう……ですよね……」
「お、おい! そんな辛そうな顔するんじゃない! なんとかしてやるから!」
漫画のように頭から大きな汗が飛ぶ勢いで慌てて、落ち込む私に優しい声をかけてくれる。
と、言っても落ち込んでいるのはお店の状態にではなく、リリーさんのアドバイスを考えても考えても分からない自分に落ち込んでいるだけ……でも、さすがにこの流れでは言えないかな。
お店の状態に落ち込んでいると思っているアグナさんの頑張りを裏切りたくはない。
「うーん。うーん! う──ん! あっ!」
「あっ! ってなんですか、あっ!?」
「あっ、なんだよ! 俺達がまだ関わりを持ったことが無いのって1つあるだろ! ここ周辺の雑貨屋、武器屋だよ!」
「……あっ! 確かにです! さっそく行きましょう!」
「お、おう! い、行こう!」
アグナさんの思いつきは間違っていなかった。
酒場のマスターさんや、2軒隣のハンバーグ屋さんは個人的に関わりを持っているけれど、その他は一切関わっていない。
駆け出し冒険者や、世界ランカーも集まる日本プレイヤー限定ローカルタウンであるここはお店がたくさん並んでいる。
だから、周りとの関係だったんだ。アドバイスと言うより、簡単な答だったんだ…。
その答えの一歩としてまずは1軒左隣の雑貨屋さんに行ってみた。
「おじゃましまーす……」
「いらっしゃーい! お客さんかいな!?」
「いえいえ! 私達、少しお話があって来たんですけれど店長さん居ますか?」
「わいが店長やで! 話なら聞いたろ聞いたろ! ルーアー? 店番任せるから頼むでなー? ほな裏においでー」
中に入ると、対応してくれたのは店長さんだった。
耳は尖り、背中には少し透けた羽が2枚。髪色は光の当たり方と光の色で変わる七色カラー。
術式最強職業の精霊……期間限定イベントガチャで一度きりの職業変更チャンス時に出てきた最近の職業。
前回の泊まりの際、可憐さんが職業ブックを持ってきていたのでそれで教えてもらったことがある。
精霊は、魔法を組み合わせて使う魔術を得意とする。
そんな人が雑貨屋さんをすれば……
「なんや横の薬師ちゃんかー! なら、うちの商品良かったら飾ってやって? 手作り!」
「ありがとうございます! とても綺麗ですね!」
左手は火を出し、右手は念動力でガラスを変形させることなど容易い御用らしい。
置いてある商品はどれもが、ハンドメイドだと嬉しそうに教えてくれた。
「それで……お話が──」
「商品を置かしてほしいやろ? いいでー!」
……ガタッ!
「え!? どうしてそれが分かったんですか!?」
私とアグナさんは、驚きのあまり椅子から立ってしまった。
すると精霊の店長さんは、私達が持ってきていたダンボールを指して笑いながら──
「──音だよー」
「「……音?」」
もう一度私とアグナさんが聞き直すと、コクコクと頷いてニコッと笑顔を見せている。
その笑顔を見ながら、私は気づいた。
そうだ……。ポーションを入れてるのは瓶だから、瓶同士がもちろんぶつかりあえば音がして──ダンボール!
「ダンボール! しかも、ダンボールに敷き詰められるように入ったポーション。中身を封じているのは瓶だから、瓶同士がぶつかれば音がする! それで商品を持ってきていると気づいたんですよね!?」
「あー。うんうん! そう……そうだよー!? やるね薬師ちゃん! アハ……アハハ……アハハハハハ!」
「リミアちゃん……。残念だが、アイツは勘で言ったまでで音なんかで推理してないぞ?」
アグナさんがため息を吐いて、「やれやれ」と首を振っている。
私はアグナさんに教えられた瞬間、体が動かなくなった。
私は……私は無意味な推理したをしたんじゃ……。
そう思ってしまったが最後。体が石になってしまった。
「……ん? リミアちゃん!? おい精霊の店長! お前が馬鹿なせいでリミアちゃんがピ──薔薇のキャラみたいが驚いた瞬間みたいに白くなってるぞ!」
「ピ──薔薇の人達は口の前に手を出して固まるんだよ!? これは王子様のキスだね! 早く!」
「大丈夫です……。生きてはいます。けれど……なぜかショックで体が……」
そのままの体勢で私は5分ほど動けなかった。
固まったというよりか、動けるようになってから気づいたことだけれど、立ちながら腰を抜かしてしまっていたのだった。
アグナさんにおんぶをされながら、私とアグナさんと精霊の店長さんは次のお店に向かった。
精霊の店長さんは、ここ一体の経営者さんみんなと仲が良いらしく一緒に頼んでくれると言ってくれた。
またいい人に出会えたな。大事にしないといけない。
そのまま私とアグナさんは、精霊の店長さんと5軒ほどを訪ね、全てのお店で商品を置いてもらえることになった。
ダンボール2箱は空っぽになり、精霊の店長さんにお礼をしたいと思い、私とアグナさんは夕食にハンバーグ屋さんで好きなだけ食べてもらうことにした。
「それで精霊の店長さんは、なんて名前なんですか?」
「テリヌ! ゲームも現実もテリヌ!」
「ハーフか?」
「クウォーターだよ、クウォーター!」
名前はテリヌさん。
アグナさんより1トーン明るい赤髪で、黄色い瞳。
身長は私と同じくらいで160ほどある。
テリヌさんは、店員さんが来るとメニュー1ページ~最終ページまでの料理を全て頼んで微笑んだ。
これ……お金持つかな……?
「周り……周り……。周りとの関係なんて言われても難しすぎるよリリーさん」
「なに独り言を言ってんだ。とりあえず、これ飲んで落ち着け」
「アグナさん!?」
「そうそう、ゲーム内ではアグナって呼べばいい。現実ではアキラと呼べばいい……。それで分かったか?」
「い、いえ……。なんにも分からなくて……」
私がレジカウンターに頭を付けながら独り言を言っていると、アグナさんが裏口から入ってきたのか真後ろにいた。
いつもカイトさんと同時ログインをするアグナさんは、今日は先にログインしてきていた。
アグナさんは驚いた私を落ち着かそうと、頬にホット缶珈琲を当ててくれた。
ゲーム内だからと言って独自というわけではなく、現実でどこでも売っているのがメイン。
お酒が少し独自の種類や銘柄があるくらい。
だからわざわざ、ゲーム内の自販機で珈琲は買わないんだよねみんな。
「アグナさんは分かりますか……?」
「いや、全く」
「そう……ですよね……」
「お、おい! そんな辛そうな顔するんじゃない! なんとかしてやるから!」
漫画のように頭から大きな汗が飛ぶ勢いで慌てて、落ち込む私に優しい声をかけてくれる。
と、言っても落ち込んでいるのはお店の状態にではなく、リリーさんのアドバイスを考えても考えても分からない自分に落ち込んでいるだけ……でも、さすがにこの流れでは言えないかな。
お店の状態に落ち込んでいると思っているアグナさんの頑張りを裏切りたくはない。
「うーん。うーん! う──ん! あっ!」
「あっ! ってなんですか、あっ!?」
「あっ、なんだよ! 俺達がまだ関わりを持ったことが無いのって1つあるだろ! ここ周辺の雑貨屋、武器屋だよ!」
「……あっ! 確かにです! さっそく行きましょう!」
「お、おう! い、行こう!」
アグナさんの思いつきは間違っていなかった。
酒場のマスターさんや、2軒隣のハンバーグ屋さんは個人的に関わりを持っているけれど、その他は一切関わっていない。
駆け出し冒険者や、世界ランカーも集まる日本プレイヤー限定ローカルタウンであるここはお店がたくさん並んでいる。
だから、周りとの関係だったんだ。アドバイスと言うより、簡単な答だったんだ…。
その答えの一歩としてまずは1軒左隣の雑貨屋さんに行ってみた。
「おじゃましまーす……」
「いらっしゃーい! お客さんかいな!?」
「いえいえ! 私達、少しお話があって来たんですけれど店長さん居ますか?」
「わいが店長やで! 話なら聞いたろ聞いたろ! ルーアー? 店番任せるから頼むでなー? ほな裏においでー」
中に入ると、対応してくれたのは店長さんだった。
耳は尖り、背中には少し透けた羽が2枚。髪色は光の当たり方と光の色で変わる七色カラー。
術式最強職業の精霊……期間限定イベントガチャで一度きりの職業変更チャンス時に出てきた最近の職業。
前回の泊まりの際、可憐さんが職業ブックを持ってきていたのでそれで教えてもらったことがある。
精霊は、魔法を組み合わせて使う魔術を得意とする。
そんな人が雑貨屋さんをすれば……
「なんや横の薬師ちゃんかー! なら、うちの商品良かったら飾ってやって? 手作り!」
「ありがとうございます! とても綺麗ですね!」
左手は火を出し、右手は念動力でガラスを変形させることなど容易い御用らしい。
置いてある商品はどれもが、ハンドメイドだと嬉しそうに教えてくれた。
「それで……お話が──」
「商品を置かしてほしいやろ? いいでー!」
……ガタッ!
「え!? どうしてそれが分かったんですか!?」
私とアグナさんは、驚きのあまり椅子から立ってしまった。
すると精霊の店長さんは、私達が持ってきていたダンボールを指して笑いながら──
「──音だよー」
「「……音?」」
もう一度私とアグナさんが聞き直すと、コクコクと頷いてニコッと笑顔を見せている。
その笑顔を見ながら、私は気づいた。
そうだ……。ポーションを入れてるのは瓶だから、瓶同士がもちろんぶつかりあえば音がして──ダンボール!
「ダンボール! しかも、ダンボールに敷き詰められるように入ったポーション。中身を封じているのは瓶だから、瓶同士がぶつかれば音がする! それで商品を持ってきていると気づいたんですよね!?」
「あー。うんうん! そう……そうだよー!? やるね薬師ちゃん! アハ……アハハ……アハハハハハ!」
「リミアちゃん……。残念だが、アイツは勘で言ったまでで音なんかで推理してないぞ?」
アグナさんがため息を吐いて、「やれやれ」と首を振っている。
私はアグナさんに教えられた瞬間、体が動かなくなった。
私は……私は無意味な推理したをしたんじゃ……。
そう思ってしまったが最後。体が石になってしまった。
「……ん? リミアちゃん!? おい精霊の店長! お前が馬鹿なせいでリミアちゃんがピ──薔薇のキャラみたいが驚いた瞬間みたいに白くなってるぞ!」
「ピ──薔薇の人達は口の前に手を出して固まるんだよ!? これは王子様のキスだね! 早く!」
「大丈夫です……。生きてはいます。けれど……なぜかショックで体が……」
そのままの体勢で私は5分ほど動けなかった。
固まったというよりか、動けるようになってから気づいたことだけれど、立ちながら腰を抜かしてしまっていたのだった。
アグナさんにおんぶをされながら、私とアグナさんと精霊の店長さんは次のお店に向かった。
精霊の店長さんは、ここ一体の経営者さんみんなと仲が良いらしく一緒に頼んでくれると言ってくれた。
またいい人に出会えたな。大事にしないといけない。
そのまま私とアグナさんは、精霊の店長さんと5軒ほどを訪ね、全てのお店で商品を置いてもらえることになった。
ダンボール2箱は空っぽになり、精霊の店長さんにお礼をしたいと思い、私とアグナさんは夕食にハンバーグ屋さんで好きなだけ食べてもらうことにした。
「それで精霊の店長さんは、なんて名前なんですか?」
「テリヌ! ゲームも現実もテリヌ!」
「ハーフか?」
「クウォーターだよ、クウォーター!」
名前はテリヌさん。
アグナさんより1トーン明るい赤髪で、黄色い瞳。
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