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プロローグ
一話『さよなら次期女王』
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ーー事は突然に起きた。
紅茶を嗜む私の元へ、騎士団が列を成し屋敷へ入ってきた。
門番は来客が騎士団であったため、次期女王となる私と重要な会議でもあるのだと思い込んだのだろう。
門番を責める理由はない。
だが、一つ不満を漏らすとするならば、
ーー用件を聞いて通すべきだったと。
「騎士団の方々が、私の元へ何用で? まだ王権は父にあります。寝込んでいるとは言え、一国の王である父に用件をーー」
「王に用はありません。我々アルヴァージュ帝国騎士団、そして最高裁判所は次期女王ジャンヌ・アルヴァージュあなたに用があります」
「……最高裁判所? 私が何をしたと言うのですか?」
騎士団だけならまだしも、最高裁判所の名前が出てきて驚いてしまう。
最高裁判所は大罪人を裁く為にある。
何も罪を犯していない私に、最高裁判所から用があるなど有り得ない。
「最高裁判所からの通達です。大罪人ジャンヌ・アルヴァージュ、直ちにアルヴァージュ最高裁判所へ来たれ。貴方には独裁政治を今後行う動きが見られ、『国家転覆罪』『殺人罪』『王権乱用罪』が課せられる。とのことです。さあ、我々と共に来ていただきます」
先頭で隊を引き連れてきた騎士団長のダグニスは、最高裁判所からの通達を私に見せながら説明すると手を伸ばしてくる。
しかし、全く身に覚えのない重罪ばかり並べられ素直に着いていくことなどできない。
私はティーカップを置いて、ダグニスの手を払う。
「……幾ら一国の御令嬢とは言え。拒むことは許されません……が」
「お嬢様はこの件に関して一切関与しておりません、お引き取りを。最高裁判からの通達と言え次期女王となられるお嬢様です……テメェら自分が何をやっているのか分かっているのか騎士団!」
今度は無理矢理に手を掴もうとしたダグニス。
だが、ダグニスの大きな手は途中で止められ手首からミシミシと骨が軋むような音が響いてくる。
私に仕えて二十年ーー
生まれた時から、私の世話を担当する専属メイド テスラ・アルカナディアがダグニスの腕を掴んだのだ。
「テスラ様これはこれは。しかし、拒むと貴方まで罪人となりますが?」
「構わん。お嬢様と共に生きお嬢様と共に死ぬ。それが私の生き方だ」
「はあ……【蛇の呪縛(スネークバインド)】」
「ーーなっ!? うっ……!」
「す、ステラ!」
「抵抗はいけません。王族と言えど、魔法において優秀ではない。抵抗すれば更に罪は重くなります……二人を拘束して連れて行け」
「はっ!」
ステラはダグニスの魔法で、全身に蛇が巻き付き縛られてしまう。
私は魔法が一切使えない。
抵抗するすべがなく、唇を噛み締めて流れのままに手錠を掛けられ最高裁判へ連行されるしかなかった。
◆
「ーーダグニス! これを旦那様が知ればどうなるか分かっているのか!!」
「どうなるのですかな? もう死に際まで来ている寝たきりの王に、何ができると?」
「言葉を選べ……恩知らず! ……必ず地獄で報復してやる」
「ーーやめなさいステラ! ここまで来れば逃げはしないわ。解放してもらっても?」
私とステラは強制的にダグニスによって最高裁判へと連行された。
純白の宮殿の中を歩き、審判の間へと解放された私は入る。
ステラは暴れる可能性があると【蛇の呪縛】を解かれることはない。
しかし、私の審判を見届ける権利があるとして少し遅れてダグニスに引っ張られながら中へ入ってきた。
最高裁判官、政治家、繋がりのある貴族、そして私の弟グレアモート・アルヴァージュ。
総勢百人以上が審判の間に集まり、聖母マリア像の前に弟と婚約者ダニエル・デボラ・バルディッシュと最高裁判官が立っている。
全ては聖母マリアの名の元にーーと、言うことらしい。
そして、審判の鐘が鳴り響く。
「大罪人ジャンヌ・アルヴァージュ。貴方には『国家転覆罪』、『殺人罪』、『王権乱用罪』が課せられている。そして、これには全て証拠が揃っている」
「お姉様、どうしてこんなことを。弟として、とても私は悲しい……」
弟のグレアモートは、泣く素振りを見せる。
しかし、私は分かっている。
血の繋がらない弟ーー私は彼に嵌められたと。
理由は単純、私が女王となりここアルヴァージュ帝国を今までのあるべき平和国家として守り続けることに反対意見を示しているからだ。
私ではなく、自分が王となり戦争国家へ変えようとしているーーが、それを支持する政治家は多い。
魔法先進国でありながら、小さな領土に収まっていることを許せない政治家は七割を超えている。
市民の六割型がグレアモートの戦争国家への改革を支持しているとも聞く。
戦争を起こし、領土を得て、いずれは世界最強の帝国へと上り詰める魂胆だ。
しかしそれは、アルヴァージュ帝国でなくなることになる。
私が反対すると、グレアモートは良く分かっている。
つまり邪魔者と言うことだ。
ーーだから偽りの罪で姉を消すのか。
「ジャンヌ。僕もグレアモート君から話を聞いて、とても悲しい思いだ。君を愛していたのに」
「……弟と手を組んだかダニエル」
「私語を慎むように! まず、殺人罪については多くの市民から、被告人が夜中裏路地へ来ていく姿を目撃している。国家転覆罪に置いては、騎士団魔導具開発部の者達が戦争で使う目的以外考えられない兵器の開発を頼まれたとして、証言が数多く上がっている」
「……グレアモート、あなたね」
「被告人は私語を慎みなさい!! そして最後。王権乱用罪は国家転覆罪の中にも含まれるものとしてーー極刑を望む声が国中上がっている」
最高裁判官の前に立ち話を聞いていたが、馬鹿らしくなり肩を落とす。
「馬鹿らしいです。無罪を主張します」
「ーー本当にそれで良いのですかな? 民は次期女王となるお嬢様の数々の大罪に恐怖しております。民と国を思うのでしたら罪を認めるべきでは?」
防衛大臣カナディ・モルドルが立ち上がると長い髭を擦りながら口を挟む。
舌打ちしそうになったが、堪える。
しかし、無実と真実があるにも関わらずこの団結力ーー味方はステラ以外居ないらしい。
全ては弟が主となって企てた国家転覆計画……見事にしてやられた。
全く大きな動きを見せなかったせいか、油断してしまった。
「さあ、審判を裁判官。被告人は無罪と主張をしたがそれは真っ赤な嘘。大罪人である自覚があるから今ここで更に強い主張をできないのですーーさあ、聖母マリアの名の元に」
「「ーー聖母マリアの名の元に!!」」
政治家達が一斉に立ち上がると、聖母マリア像に向かって手を合わせる。
聖母マリアに審判の力などない。
癒やしを届ける神に、おままごとの審判を委ねるなど罰当たりだ。
「静粛に! 今から審判に入る。聖母マリアの目から涙が落ちれば有罪。火刑に処す」
「火刑……まるでジャンヌ・ダルクそのままね」
「時代は繰り返される!」
最高裁判官は手を広げ聖母マリア像に向かうと、
「聖母マリアの名の元に。この罪深き者に最後の審判をっ!」
そう叫びーー聖母マリア像からは、誰が発動したのか水魔法【水滴(ドロップウォーター)】で涙を流させた。
「審判の結果ーー有罪っ!! これよりすぐに火刑へと処す。広場へ被告人を連れていき、縛って火を放ちなさい!」
「ーー行くぞ被告人。抵抗するなよ」
ダグニスの後ろから二人の騎士団が走ってくると、私を拘束し縄で縛って引っ張る。
次期女王だの、王族だの関係なしにレディーの扱いがなっていない。
「もう少し優しくできなくて?」
「……お嬢様、本当に申し訳ありません。ですが……逆らえないのです!」
「……なるほど、ダグニスに脅された訳ね」
二人の騎士は甲冑の下から涙を溢した。
ーー中には反対派も居る。
しかし、権力者達が強固な連携をとっている故に逆らうことが許されない。
あまりにも極悪非道だ、これが千年前に一度だけ起きた国家転覆と革命の通りならば、
私は間違いなく……死ぬ。
戦場を駆け抜け最後は火刑に処された同じ名前を持つーージャンヌ・ダルクと同じように。
「ーーお嬢様! お嬢様ああ!!」
「ステラ、よく私に尽してくれました。大丈夫よ……英雄は近く現れる。聖母マリアと私の名の元に約束するわ。その時あなたが立ち上がって欲しい……」
ステラの横を通り過ぎる。
なんと悲しい人生の最後か……。
審判の間を出る間際、私は聖母マリア像の方へ振り返って叫ぶ。
「グレアモート! お前の好きにはならない!! 近く現れし英雄の前に、力尽きる。覚えておきなさい。国家転覆を目論み、悪の英雄となろうともーー正義の英雄によって平和へと還る!! ……連れて行ってくれるかしら? ごめんね二人共、それとステラ」
最後は笑顔で私を慕う者へ別れを告げよう。
騎士の二人と、ステラに笑顔で別れを告げて……私は宮殿の広場の真ん中で、火を放たれた。
紅茶を嗜む私の元へ、騎士団が列を成し屋敷へ入ってきた。
門番は来客が騎士団であったため、次期女王となる私と重要な会議でもあるのだと思い込んだのだろう。
門番を責める理由はない。
だが、一つ不満を漏らすとするならば、
ーー用件を聞いて通すべきだったと。
「騎士団の方々が、私の元へ何用で? まだ王権は父にあります。寝込んでいるとは言え、一国の王である父に用件をーー」
「王に用はありません。我々アルヴァージュ帝国騎士団、そして最高裁判所は次期女王ジャンヌ・アルヴァージュあなたに用があります」
「……最高裁判所? 私が何をしたと言うのですか?」
騎士団だけならまだしも、最高裁判所の名前が出てきて驚いてしまう。
最高裁判所は大罪人を裁く為にある。
何も罪を犯していない私に、最高裁判所から用があるなど有り得ない。
「最高裁判所からの通達です。大罪人ジャンヌ・アルヴァージュ、直ちにアルヴァージュ最高裁判所へ来たれ。貴方には独裁政治を今後行う動きが見られ、『国家転覆罪』『殺人罪』『王権乱用罪』が課せられる。とのことです。さあ、我々と共に来ていただきます」
先頭で隊を引き連れてきた騎士団長のダグニスは、最高裁判所からの通達を私に見せながら説明すると手を伸ばしてくる。
しかし、全く身に覚えのない重罪ばかり並べられ素直に着いていくことなどできない。
私はティーカップを置いて、ダグニスの手を払う。
「……幾ら一国の御令嬢とは言え。拒むことは許されません……が」
「お嬢様はこの件に関して一切関与しておりません、お引き取りを。最高裁判からの通達と言え次期女王となられるお嬢様です……テメェら自分が何をやっているのか分かっているのか騎士団!」
今度は無理矢理に手を掴もうとしたダグニス。
だが、ダグニスの大きな手は途中で止められ手首からミシミシと骨が軋むような音が響いてくる。
私に仕えて二十年ーー
生まれた時から、私の世話を担当する専属メイド テスラ・アルカナディアがダグニスの腕を掴んだのだ。
「テスラ様これはこれは。しかし、拒むと貴方まで罪人となりますが?」
「構わん。お嬢様と共に生きお嬢様と共に死ぬ。それが私の生き方だ」
「はあ……【蛇の呪縛(スネークバインド)】」
「ーーなっ!? うっ……!」
「す、ステラ!」
「抵抗はいけません。王族と言えど、魔法において優秀ではない。抵抗すれば更に罪は重くなります……二人を拘束して連れて行け」
「はっ!」
ステラはダグニスの魔法で、全身に蛇が巻き付き縛られてしまう。
私は魔法が一切使えない。
抵抗するすべがなく、唇を噛み締めて流れのままに手錠を掛けられ最高裁判へ連行されるしかなかった。
◆
「ーーダグニス! これを旦那様が知ればどうなるか分かっているのか!!」
「どうなるのですかな? もう死に際まで来ている寝たきりの王に、何ができると?」
「言葉を選べ……恩知らず! ……必ず地獄で報復してやる」
「ーーやめなさいステラ! ここまで来れば逃げはしないわ。解放してもらっても?」
私とステラは強制的にダグニスによって最高裁判へと連行された。
純白の宮殿の中を歩き、審判の間へと解放された私は入る。
ステラは暴れる可能性があると【蛇の呪縛】を解かれることはない。
しかし、私の審判を見届ける権利があるとして少し遅れてダグニスに引っ張られながら中へ入ってきた。
最高裁判官、政治家、繋がりのある貴族、そして私の弟グレアモート・アルヴァージュ。
総勢百人以上が審判の間に集まり、聖母マリア像の前に弟と婚約者ダニエル・デボラ・バルディッシュと最高裁判官が立っている。
全ては聖母マリアの名の元にーーと、言うことらしい。
そして、審判の鐘が鳴り響く。
「大罪人ジャンヌ・アルヴァージュ。貴方には『国家転覆罪』、『殺人罪』、『王権乱用罪』が課せられている。そして、これには全て証拠が揃っている」
「お姉様、どうしてこんなことを。弟として、とても私は悲しい……」
弟のグレアモートは、泣く素振りを見せる。
しかし、私は分かっている。
血の繋がらない弟ーー私は彼に嵌められたと。
理由は単純、私が女王となりここアルヴァージュ帝国を今までのあるべき平和国家として守り続けることに反対意見を示しているからだ。
私ではなく、自分が王となり戦争国家へ変えようとしているーーが、それを支持する政治家は多い。
魔法先進国でありながら、小さな領土に収まっていることを許せない政治家は七割を超えている。
市民の六割型がグレアモートの戦争国家への改革を支持しているとも聞く。
戦争を起こし、領土を得て、いずれは世界最強の帝国へと上り詰める魂胆だ。
しかしそれは、アルヴァージュ帝国でなくなることになる。
私が反対すると、グレアモートは良く分かっている。
つまり邪魔者と言うことだ。
ーーだから偽りの罪で姉を消すのか。
「ジャンヌ。僕もグレアモート君から話を聞いて、とても悲しい思いだ。君を愛していたのに」
「……弟と手を組んだかダニエル」
「私語を慎むように! まず、殺人罪については多くの市民から、被告人が夜中裏路地へ来ていく姿を目撃している。国家転覆罪に置いては、騎士団魔導具開発部の者達が戦争で使う目的以外考えられない兵器の開発を頼まれたとして、証言が数多く上がっている」
「……グレアモート、あなたね」
「被告人は私語を慎みなさい!! そして最後。王権乱用罪は国家転覆罪の中にも含まれるものとしてーー極刑を望む声が国中上がっている」
最高裁判官の前に立ち話を聞いていたが、馬鹿らしくなり肩を落とす。
「馬鹿らしいです。無罪を主張します」
「ーー本当にそれで良いのですかな? 民は次期女王となるお嬢様の数々の大罪に恐怖しております。民と国を思うのでしたら罪を認めるべきでは?」
防衛大臣カナディ・モルドルが立ち上がると長い髭を擦りながら口を挟む。
舌打ちしそうになったが、堪える。
しかし、無実と真実があるにも関わらずこの団結力ーー味方はステラ以外居ないらしい。
全ては弟が主となって企てた国家転覆計画……見事にしてやられた。
全く大きな動きを見せなかったせいか、油断してしまった。
「さあ、審判を裁判官。被告人は無罪と主張をしたがそれは真っ赤な嘘。大罪人である自覚があるから今ここで更に強い主張をできないのですーーさあ、聖母マリアの名の元に」
「「ーー聖母マリアの名の元に!!」」
政治家達が一斉に立ち上がると、聖母マリア像に向かって手を合わせる。
聖母マリアに審判の力などない。
癒やしを届ける神に、おままごとの審判を委ねるなど罰当たりだ。
「静粛に! 今から審判に入る。聖母マリアの目から涙が落ちれば有罪。火刑に処す」
「火刑……まるでジャンヌ・ダルクそのままね」
「時代は繰り返される!」
最高裁判官は手を広げ聖母マリア像に向かうと、
「聖母マリアの名の元に。この罪深き者に最後の審判をっ!」
そう叫びーー聖母マリア像からは、誰が発動したのか水魔法【水滴(ドロップウォーター)】で涙を流させた。
「審判の結果ーー有罪っ!! これよりすぐに火刑へと処す。広場へ被告人を連れていき、縛って火を放ちなさい!」
「ーー行くぞ被告人。抵抗するなよ」
ダグニスの後ろから二人の騎士団が走ってくると、私を拘束し縄で縛って引っ張る。
次期女王だの、王族だの関係なしにレディーの扱いがなっていない。
「もう少し優しくできなくて?」
「……お嬢様、本当に申し訳ありません。ですが……逆らえないのです!」
「……なるほど、ダグニスに脅された訳ね」
二人の騎士は甲冑の下から涙を溢した。
ーー中には反対派も居る。
しかし、権力者達が強固な連携をとっている故に逆らうことが許されない。
あまりにも極悪非道だ、これが千年前に一度だけ起きた国家転覆と革命の通りならば、
私は間違いなく……死ぬ。
戦場を駆け抜け最後は火刑に処された同じ名前を持つーージャンヌ・ダルクと同じように。
「ーーお嬢様! お嬢様ああ!!」
「ステラ、よく私に尽してくれました。大丈夫よ……英雄は近く現れる。聖母マリアと私の名の元に約束するわ。その時あなたが立ち上がって欲しい……」
ステラの横を通り過ぎる。
なんと悲しい人生の最後か……。
審判の間を出る間際、私は聖母マリア像の方へ振り返って叫ぶ。
「グレアモート! お前の好きにはならない!! 近く現れし英雄の前に、力尽きる。覚えておきなさい。国家転覆を目論み、悪の英雄となろうともーー正義の英雄によって平和へと還る!! ……連れて行ってくれるかしら? ごめんね二人共、それとステラ」
最後は笑顔で私を慕う者へ別れを告げよう。
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