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胸きゅん*ちょっと大人な物語
キス宣言
しおりを挟む「今からお前に口付けようと思う」
いつもは優男なはずの貴方
なんの予告をするのかと思えば。
「嫌なら抵抗しろよ」
「舌噛んでもいいぞ」
そんな事言って
私にゆっくりと近づく貴方。
「ね、待って」
「なんだ」
「キスしたら付き合う、ってこと?」
「さあ?」
「最、抵」
「俺の事気持ちよく出来たら考えてやる」
「ますます最、低!」
「じゃあ…やめるか?」
「……頑張る」
貴方は不敵に笑って
私の唇を奪う。
唇を割って入り込む
温かい舌。
ホワイトクリスマス
凍てつくように寒いのに
唇から帯を引くように
温もりが身体中に広がって
熱ささえ伴う。
時折、唇と唇の合間から
息を継いでまた口付けに没頭していく。
息を継ぐ度
もっと、もっと
煩悩がそう言った。
離れそうになる度
待って、待って
心が貴方を求めた。
私の頬に触れた貴方の手のひらと
無沙汰になった私の手が
自然と重なった。
握り返してくれる。
恋人繋ぎで。
蕩けるようなクリスマス。
熱いキスが終わったら
二人とも高揚していて
顔なんか林檎みたいに赤くて
恥ずかしくなって
私と貴方は一緒に笑った。
「合格点?」
心臓の高鳴りを追いやって私は聞いた。
「点数なんて本当はどうでもいい」
貴方は私を抱き締めて
耳元で囁いた。
「お前が好きだ」
最高のクリスマス。
最高のプレゼント。
これからもよろしくね。
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