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1章 王都ルーデリー 出会い編
1-18 トラブル ☆
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結局、昨日の晩は酔っぱらった変態(俺)の欲望を押さえられず、ナツキの体に無茶をさせてしまった。
当然スキルの効果を確認することなどできなかった為、朝食を取った後の朝一番をナツキに飲んでもらった。
「んっ、ごちそうさまです。」
ナツキは少し興奮しているが、遺跡探索の為の準備もある為、朝のお勤めはさすがにできない。
「なんだか少し火照ってますが、体が軽いです。
いつもより早く動ける気がします。」
その名の通り、「身体強化」されているのだろう。
問題は効果時間か…
昨日のように水筒での摂取も問題ないなら、常時ナツキを強化することが出来る。
ナツキには少しだけ飲ませ、残りは水筒へ入れてある。
ナツキの水筒はすっかり小便専用になってしまったので、新しいのを買ってあげたほうが良いのか、なんて思い聞いてみる。
「その必要はありません。
ポーションのような回復効果、経験値補正と、身体強化、他には無いものです。」
水筒を腕で抱き、
「それに…
あなたのだから…」
うれしいことを言ってくれる。
セックスは出来ないが、代わりにキスをする。
口内にはおしっこの匂いがまだ残っている、正直いい匂いとは言えない。
だが、それを恍惚の表情で飲んでくれているのだと思うと自然と勃起してしまう。
「ごめんナツキ、ミーシャに遅れるって連絡お願い…」
そういってナツキの秘部にあてがう。
ーーーーーーーーーー
何とか時間には間に合った。
何故か合流したミーシャは困惑の表情だ。
「これ見て」
ミーシャが見せたのはギルドから受け取った新聞(のような紙切れ)。
つい最近この街の近くにある小さな村が魔物の集団に襲われて壊滅。
その詳細を調査していた騎士団の一小隊(4人編成)も壊滅したとの事だった。
騎士団の強さはかなりのもので、新米騎士団員レベルで中級冒険者は歯が立たないほど。
その真価は団体戦において発揮されるが、その小隊が壊滅する程の魔物が近くにいるのだ。
「市民への注意呼びかけ冒険者への協力依頼」
騎士団の2個中隊(32名編成×2)が討伐へ向かうが、それとは別に討伐依頼をするとのことだ。
討伐報酬は金貨5枚(約500万)と大金だ、それだけ危険が大きいという事だろう。
「久々に危険度の高い奴が来たね。」
耳の長い女性(エルフだろうか?)が嬉しそういった後、目が合った。
「ナツキ!!
帰ってたのかい?
そうなら言ってよ!」
訳ではなく、どうやらナツキの顔見知りのようだ。
「ワクワクするね!
一緒にイく?」
「遠慮いたします。」
ナツキは丁寧に断る。
「ちぇっ、つれないんだから。」
背丈はナツキと同じぐらいだが、胸の大きさは比較にならない。
一体何カップあるのだろうか?
「それはそれとして、そっちのお兄さんはどなた?」
ーーーーーーーーーー
ナツキとミーシャが俺と出会うまでの経緯を話してくれる。
ついでに彼女の紹介もだ。
彼女の名は「リーズ」、風の民と呼ばれる(身分証にもそう記載されるようだ)種族でエルフとは別らしい。
「なるほどね、そんなことが…
災難だったわね、ミーシャ。」
「いえ、全然!
ナツキもカズ君も頼りになるからね!」
しかし困った。
今、街の外の危険度はかなり高いようだ。
まだレベル10の俺が外に出ると足を引っ張るだろう。
「でも、まぁしばらくは街でおとなしくしておくことね。
ナツキはともかくミーシャじゃ例の魔物に襲われたらひとたまりもないだろうし。」
「ですよね~。
今日はおとなしく街での買い物だけにしよっか。」
ミーシャの提案を受け入れ、街の外には出ないことにする。
当然スキルの効果を確認することなどできなかった為、朝食を取った後の朝一番をナツキに飲んでもらった。
「んっ、ごちそうさまです。」
ナツキは少し興奮しているが、遺跡探索の為の準備もある為、朝のお勤めはさすがにできない。
「なんだか少し火照ってますが、体が軽いです。
いつもより早く動ける気がします。」
その名の通り、「身体強化」されているのだろう。
問題は効果時間か…
昨日のように水筒での摂取も問題ないなら、常時ナツキを強化することが出来る。
ナツキには少しだけ飲ませ、残りは水筒へ入れてある。
ナツキの水筒はすっかり小便専用になってしまったので、新しいのを買ってあげたほうが良いのか、なんて思い聞いてみる。
「その必要はありません。
ポーションのような回復効果、経験値補正と、身体強化、他には無いものです。」
水筒を腕で抱き、
「それに…
あなたのだから…」
うれしいことを言ってくれる。
セックスは出来ないが、代わりにキスをする。
口内にはおしっこの匂いがまだ残っている、正直いい匂いとは言えない。
だが、それを恍惚の表情で飲んでくれているのだと思うと自然と勃起してしまう。
「ごめんナツキ、ミーシャに遅れるって連絡お願い…」
そういってナツキの秘部にあてがう。
ーーーーーーーーーー
何とか時間には間に合った。
何故か合流したミーシャは困惑の表情だ。
「これ見て」
ミーシャが見せたのはギルドから受け取った新聞(のような紙切れ)。
つい最近この街の近くにある小さな村が魔物の集団に襲われて壊滅。
その詳細を調査していた騎士団の一小隊(4人編成)も壊滅したとの事だった。
騎士団の強さはかなりのもので、新米騎士団員レベルで中級冒険者は歯が立たないほど。
その真価は団体戦において発揮されるが、その小隊が壊滅する程の魔物が近くにいるのだ。
「市民への注意呼びかけ冒険者への協力依頼」
騎士団の2個中隊(32名編成×2)が討伐へ向かうが、それとは別に討伐依頼をするとのことだ。
討伐報酬は金貨5枚(約500万)と大金だ、それだけ危険が大きいという事だろう。
「久々に危険度の高い奴が来たね。」
耳の長い女性(エルフだろうか?)が嬉しそういった後、目が合った。
「ナツキ!!
帰ってたのかい?
そうなら言ってよ!」
訳ではなく、どうやらナツキの顔見知りのようだ。
「ワクワクするね!
一緒にイく?」
「遠慮いたします。」
ナツキは丁寧に断る。
「ちぇっ、つれないんだから。」
背丈はナツキと同じぐらいだが、胸の大きさは比較にならない。
一体何カップあるのだろうか?
「それはそれとして、そっちのお兄さんはどなた?」
ーーーーーーーーーー
ナツキとミーシャが俺と出会うまでの経緯を話してくれる。
ついでに彼女の紹介もだ。
彼女の名は「リーズ」、風の民と呼ばれる(身分証にもそう記載されるようだ)種族でエルフとは別らしい。
「なるほどね、そんなことが…
災難だったわね、ミーシャ。」
「いえ、全然!
ナツキもカズ君も頼りになるからね!」
しかし困った。
今、街の外の危険度はかなり高いようだ。
まだレベル10の俺が外に出ると足を引っ張るだろう。
「でも、まぁしばらくは街でおとなしくしておくことね。
ナツキはともかくミーシャじゃ例の魔物に襲われたらひとたまりもないだろうし。」
「ですよね~。
今日はおとなしく街での買い物だけにしよっか。」
ミーシャの提案を受け入れ、街の外には出ないことにする。
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