52 / 80
第十一章 魔道杖
2
しおりを挟む
「悪魔王ルシファーだとッ?」
碧眼を驚愕に見開きながら、エルズワースが叫んだ。その言葉に大きく頷きながら、セイリオスが続けた。
「はい。ロウメテール支部のギルマスには報告していません。ことがことなので、本部のギルマスであるエルズワースさんに報告すべきだと思ったので……」
一度言葉を切ってエルズワースを見すえると、セイリオスが続けた。
「復活したのは、悪魔王だけではありませんでした。悪魔大公、悪魔公爵、悪魔侯爵、悪魔伯爵と、ルシファーの他に十二柱の悪魔がいました。その中でも、ティアマトと名乗る悪魔侯爵はルシファーと同等の力を持っていました」
「何だと……。『龍の下顎』の深層にそんな連中がいるのか……?」
セイリオスの報告に愕然とした表情を浮かべながら、エルズワースが言った。首都ゾルヴァラータに着いたセイリオスたちはその足で冒険者ギルドを訪れ、ギルドマスターのエルズワースに悪魔の存在を報告したのだった。
「ルシファーを除く十二柱の悪魔は、すべてセイリオスが倒しました。しかし、肝心のルシファーは健在です。ルシファーの目的は、悪魔皇帝アモンを復活させることです」
セイリオスの右隣に座っているアストレアが黒曜石の瞳に真剣さを浮かべながら言った。
「悪魔皇帝の復活だと? そんなことになったら、神話にある暗黒時代に逆戻りだぞ! それにしても、十二柱の悪魔を一人で倒したのか?」
「悪魔侯爵ティアマト以外は……。ティアマトについては、アスティと力を合わせて何とか倒すことが出来ました」
セイリオスがアストレアの顔を見つめながら答えた。実際にはアストレアの力に寄るところが大きかったのだが、彼女の正体がバレる危険性があるために真実は告げられなかった。
「ティアマトによって、ユージンとバートンは殺されました。そして、俺も一度死にました。復活できたのは、アスティのおかげです」
セイリオスの正面に座っているジュリアスが厳しい表情で告げた。その言葉を受けて、エルズワースが怪訝な表情を浮かべて訊ねた。
「一度死んだだと? どういうことだ?」
「言葉通りです。腹に大穴を空けられて、俺もティアマトに殺されたんです。セイリオスによると心臓も止まっていたそうです。それをアスティがアルティメットヒールで蘇らせてくれたんです。彼女の能力は並みの術士を遥かに超越しています。術士クラスSSどころか、SSSと言っても過言じゃありません」
ジュリアスが眩しそうにアストレアの美貌を見つめた。その濃茶色の瞳は限りない崇拝に彩られていた。
「死んだ人間を蘇らせただと……? そんなことが出来る術士がいるなんて、聞いたこともないぞ」
愕然とした表情を浮かべながら、エルズワースがアストレアの顔を見つめた。自分の理解を遥かに超える報告に、エルズワースは信じられないというように頭を横に振った。
「ジュリアスの言うことは事実です。アスティの能力は、あたしたちの想像を遥かに超えていますよ」
ニヤリと笑みを浮かべながら、アンナが告げた。その言葉にアストレアは顔を真っ赤に染めながら言った。
「アンナ、やめてください。そんなことありません。ジュリアスさんを蘇生できたのは、心臓が止まってからそれほど時間が経っていなかったからです。実際に、胸部を粉砕されて即死だったユージンさんは助けられませんでした」
「そうだとしても、死んだ人間を蘇生したアスティは確かに術士クラスSSなんてレベルじゃないな。まるで、女神アストレア様のようだ」
「え……?」
大きくため息をついて告げたエルズワースの言葉に、アストレアは固まった。一瞬、自分の正体がバレたのかと思ったのだ。その様子を見て、セイリオスが話題を変えた。
「ユージンとバートンが死んだため、<黒竜王>は解散しました。今、ジュリアスとアンナは<女王の騎士>のメンバーです」
「そうか……。わかった。ところで、セイリオス」
「はい?」
セイリオスの言葉に頷くと、エルズワースは碧眼を真っ直ぐに彼に向けながら言った。
「お前を昇格させる。今からお前は、剣士クラスSSだ」
「え……?」
「悪魔十二柱を倒した剣士を、クラスSのままにしておけるはずがないだろう?」
疲れたような表情でエルズワースが言った。実際に、自分の理解を遥かに超える報告を次々と受けた彼は疲れ切っていた。
「凄いです、セイリオス! 剣士クラスSSなんて、何年も空席だったんじゃないんですか?」
嬉しそうに満面の笑みを浮かべながら、アストレアがセイリオスの横顔を見つめた。愛するセイリオスが正当に評価されたことを、アストレアは自分のことのように喜んだ。
「まあ、当然だな」
「そうね。性格はともかく、実力は剣士クラスSを超えているからね」
ジュリアスとアンナも笑顔でセイリオスを見つめながら言った。
「はあ……。まあ、何というか……。とりあえず、ありがとうございます」
「あんまり嬉しそうじゃないですね、セイリオス。剣士クラスSSですよ?」
ため息をついたセイリオスを見て、アストレアが不思議そうに訊ねた。
「いや……。術士クラスSSのアスティと比べると、能力的にかなり劣る俺がクラスSSなんて、素直に喜べないからな」
苦笑いを浮かべながら、セイリオスがアストレアの顔を見つめた。
「そんなことありません。悪魔たちを倒したのはセイリオスです。私は嬉しいですよ。愛する人が認められたんですから……」
「アスティ……」
エルズワースの目の前で「愛する人」と言われて、セイリオスは驚いた。
「アスティ、ギルマスの前で堂々と……」
「さすがね。ご馳走さま……」
ジュリアスとアンナもニヤリと笑みを浮かべながら言った。
「あ……。いえ、その……。やだ、私……」
自分の失言に気づくと、アストレアは真っ赤になって両手で顔を隠しながら俯いた。その様子をエルズワースたち四人はニヤつきながら面白そうに見つめていた。
「ところで、エルズワースさん、『龍の下顎』は早急に封鎖した方がいいと思います」
表情を引き締めると、セイリオスが真剣な眼差しでエルズワースを見つめた。
「もちろんだ。だが、悪魔王ルシファーが復活したことを公にするわけにはいかない。封鎖の理由は水龍が異常発生したということにするから、そのつもりでいてくれ」
伝説の悪魔王が復活したことが広まったら、国中が大パニックに陥ることは明白だった。
「分かりました。ルシファーは悪魔皇帝アモンを召還するために、膨大な魔力を持つアスティをその儀式の生け贄にしようとしました」
「何だと……!」
セイリオスの言葉に、エルズワースがアストレアを見つめた。アストレアはルシファーに拉致されて凄まじい凌辱を受けたことを思い出し、蒼白な表情で頷いた。
「今の俺たちでは、ルシファーを倒すことは難しいと思います。ですから、この首都ゾルヴァラータでアスティたちの魔道杖を始め、武器や装備を揃えるつもりです」
セイリオスの話を聞いて、エルズワースが碧眼に真剣な光を宿しながら真っ直ぐにセイリオスを見すえた。
「そうか。セイリオス、冒険者ギルド・ゾルヴァラータ本部のギルドマスターとして正式に<女王の騎士>へ依頼を出す。出来るだけ早く悪魔王ルシファーがを倒してこの国の脅威を取り除いてくれ」
エルズワースの言葉に、セイリオスが黒瞳を大きく見開いた。まさか、冒険者ギルド・ゾルヴァラータ本部のギルドマスターから悪魔討伐を依頼されるとは思いも寄らなかったのだ。
「この依頼は極秘扱いのSSS級依頼とする。報酬は白金貨五万枚だ」
「SSS級……」
「五万枚……」
ジュリアスとアンナが呆然とした表情で呟いた。
「先ほど言ったように、表向きは異常発生した水龍の討伐とし、依頼書の内容もS級依頼として記載する。だから、依頼達成の報告は受付ではなく、直接俺のところへ持ってきてくれ」
そう告げると、エルズワースは執務卓に座って羊皮紙に水龍討伐の依頼書を認めた。そして、依頼主の欄に「冒険者ギルド・ゾルヴァラータ本部ギルドマスター」の肩書きと自分のサインを記入すると、セイリオスに手渡した。
「お前たちはゾルヴァラタ神国の冒険者ギルドが誇る最強のパーティだ。悪魔王ルシファーと戦えるのは、お前たちを置いて他にはない。セイリオス、必ず悪魔王を倒してくれ」
エルズワースの真摯な言葉を聞き、セイリオスはアストレアを見つめた。正直なところ、セイリオスは悪魔王ルシファーと戦うことを迷っていた。ルシファーは悪魔皇帝アモンを復活させるために、アストレアを必要としている。つまり、ルシファーとの戦いで最も危険なのはアストレアであった。
「セイリオス、悪魔王ルシファーは絶対に滅ぼさなければなりません。私たちは悪魔とは共存できません。私の身を案じてくれる気持ちは嬉しいですが、それは不要です。エルズワースさんの依頼を受けてください」
黒瞳黒髪の姿のままであったが、アストレアの全身が神気を纏った。黒曜石の煌めきを映す黒瞳が真っ直ぐにセイリオスを見つめた。
「分かりました、アスト……アスティ」
アストレアから発せられた神気に思わず真名を告げそうになり、セイリオスは慌てて彼女の名前を言い直した。そして、黒瞳に真剣な光を宿しながらエルズワースの顔を見すえると、セイリオスが告げた。
「エルズワースさん、<女王の騎士>は悪魔王ルシファー討伐の依頼を受けます」
悪魔王ルシファーとの再戦がここに決定した。
碧眼を驚愕に見開きながら、エルズワースが叫んだ。その言葉に大きく頷きながら、セイリオスが続けた。
「はい。ロウメテール支部のギルマスには報告していません。ことがことなので、本部のギルマスであるエルズワースさんに報告すべきだと思ったので……」
一度言葉を切ってエルズワースを見すえると、セイリオスが続けた。
「復活したのは、悪魔王だけではありませんでした。悪魔大公、悪魔公爵、悪魔侯爵、悪魔伯爵と、ルシファーの他に十二柱の悪魔がいました。その中でも、ティアマトと名乗る悪魔侯爵はルシファーと同等の力を持っていました」
「何だと……。『龍の下顎』の深層にそんな連中がいるのか……?」
セイリオスの報告に愕然とした表情を浮かべながら、エルズワースが言った。首都ゾルヴァラータに着いたセイリオスたちはその足で冒険者ギルドを訪れ、ギルドマスターのエルズワースに悪魔の存在を報告したのだった。
「ルシファーを除く十二柱の悪魔は、すべてセイリオスが倒しました。しかし、肝心のルシファーは健在です。ルシファーの目的は、悪魔皇帝アモンを復活させることです」
セイリオスの右隣に座っているアストレアが黒曜石の瞳に真剣さを浮かべながら言った。
「悪魔皇帝の復活だと? そんなことになったら、神話にある暗黒時代に逆戻りだぞ! それにしても、十二柱の悪魔を一人で倒したのか?」
「悪魔侯爵ティアマト以外は……。ティアマトについては、アスティと力を合わせて何とか倒すことが出来ました」
セイリオスがアストレアの顔を見つめながら答えた。実際にはアストレアの力に寄るところが大きかったのだが、彼女の正体がバレる危険性があるために真実は告げられなかった。
「ティアマトによって、ユージンとバートンは殺されました。そして、俺も一度死にました。復活できたのは、アスティのおかげです」
セイリオスの正面に座っているジュリアスが厳しい表情で告げた。その言葉を受けて、エルズワースが怪訝な表情を浮かべて訊ねた。
「一度死んだだと? どういうことだ?」
「言葉通りです。腹に大穴を空けられて、俺もティアマトに殺されたんです。セイリオスによると心臓も止まっていたそうです。それをアスティがアルティメットヒールで蘇らせてくれたんです。彼女の能力は並みの術士を遥かに超越しています。術士クラスSSどころか、SSSと言っても過言じゃありません」
ジュリアスが眩しそうにアストレアの美貌を見つめた。その濃茶色の瞳は限りない崇拝に彩られていた。
「死んだ人間を蘇らせただと……? そんなことが出来る術士がいるなんて、聞いたこともないぞ」
愕然とした表情を浮かべながら、エルズワースがアストレアの顔を見つめた。自分の理解を遥かに超える報告に、エルズワースは信じられないというように頭を横に振った。
「ジュリアスの言うことは事実です。アスティの能力は、あたしたちの想像を遥かに超えていますよ」
ニヤリと笑みを浮かべながら、アンナが告げた。その言葉にアストレアは顔を真っ赤に染めながら言った。
「アンナ、やめてください。そんなことありません。ジュリアスさんを蘇生できたのは、心臓が止まってからそれほど時間が経っていなかったからです。実際に、胸部を粉砕されて即死だったユージンさんは助けられませんでした」
「そうだとしても、死んだ人間を蘇生したアスティは確かに術士クラスSSなんてレベルじゃないな。まるで、女神アストレア様のようだ」
「え……?」
大きくため息をついて告げたエルズワースの言葉に、アストレアは固まった。一瞬、自分の正体がバレたのかと思ったのだ。その様子を見て、セイリオスが話題を変えた。
「ユージンとバートンが死んだため、<黒竜王>は解散しました。今、ジュリアスとアンナは<女王の騎士>のメンバーです」
「そうか……。わかった。ところで、セイリオス」
「はい?」
セイリオスの言葉に頷くと、エルズワースは碧眼を真っ直ぐに彼に向けながら言った。
「お前を昇格させる。今からお前は、剣士クラスSSだ」
「え……?」
「悪魔十二柱を倒した剣士を、クラスSのままにしておけるはずがないだろう?」
疲れたような表情でエルズワースが言った。実際に、自分の理解を遥かに超える報告を次々と受けた彼は疲れ切っていた。
「凄いです、セイリオス! 剣士クラスSSなんて、何年も空席だったんじゃないんですか?」
嬉しそうに満面の笑みを浮かべながら、アストレアがセイリオスの横顔を見つめた。愛するセイリオスが正当に評価されたことを、アストレアは自分のことのように喜んだ。
「まあ、当然だな」
「そうね。性格はともかく、実力は剣士クラスSを超えているからね」
ジュリアスとアンナも笑顔でセイリオスを見つめながら言った。
「はあ……。まあ、何というか……。とりあえず、ありがとうございます」
「あんまり嬉しそうじゃないですね、セイリオス。剣士クラスSSですよ?」
ため息をついたセイリオスを見て、アストレアが不思議そうに訊ねた。
「いや……。術士クラスSSのアスティと比べると、能力的にかなり劣る俺がクラスSSなんて、素直に喜べないからな」
苦笑いを浮かべながら、セイリオスがアストレアの顔を見つめた。
「そんなことありません。悪魔たちを倒したのはセイリオスです。私は嬉しいですよ。愛する人が認められたんですから……」
「アスティ……」
エルズワースの目の前で「愛する人」と言われて、セイリオスは驚いた。
「アスティ、ギルマスの前で堂々と……」
「さすがね。ご馳走さま……」
ジュリアスとアンナもニヤリと笑みを浮かべながら言った。
「あ……。いえ、その……。やだ、私……」
自分の失言に気づくと、アストレアは真っ赤になって両手で顔を隠しながら俯いた。その様子をエルズワースたち四人はニヤつきながら面白そうに見つめていた。
「ところで、エルズワースさん、『龍の下顎』は早急に封鎖した方がいいと思います」
表情を引き締めると、セイリオスが真剣な眼差しでエルズワースを見つめた。
「もちろんだ。だが、悪魔王ルシファーが復活したことを公にするわけにはいかない。封鎖の理由は水龍が異常発生したということにするから、そのつもりでいてくれ」
伝説の悪魔王が復活したことが広まったら、国中が大パニックに陥ることは明白だった。
「分かりました。ルシファーは悪魔皇帝アモンを召還するために、膨大な魔力を持つアスティをその儀式の生け贄にしようとしました」
「何だと……!」
セイリオスの言葉に、エルズワースがアストレアを見つめた。アストレアはルシファーに拉致されて凄まじい凌辱を受けたことを思い出し、蒼白な表情で頷いた。
「今の俺たちでは、ルシファーを倒すことは難しいと思います。ですから、この首都ゾルヴァラータでアスティたちの魔道杖を始め、武器や装備を揃えるつもりです」
セイリオスの話を聞いて、エルズワースが碧眼に真剣な光を宿しながら真っ直ぐにセイリオスを見すえた。
「そうか。セイリオス、冒険者ギルド・ゾルヴァラータ本部のギルドマスターとして正式に<女王の騎士>へ依頼を出す。出来るだけ早く悪魔王ルシファーがを倒してこの国の脅威を取り除いてくれ」
エルズワースの言葉に、セイリオスが黒瞳を大きく見開いた。まさか、冒険者ギルド・ゾルヴァラータ本部のギルドマスターから悪魔討伐を依頼されるとは思いも寄らなかったのだ。
「この依頼は極秘扱いのSSS級依頼とする。報酬は白金貨五万枚だ」
「SSS級……」
「五万枚……」
ジュリアスとアンナが呆然とした表情で呟いた。
「先ほど言ったように、表向きは異常発生した水龍の討伐とし、依頼書の内容もS級依頼として記載する。だから、依頼達成の報告は受付ではなく、直接俺のところへ持ってきてくれ」
そう告げると、エルズワースは執務卓に座って羊皮紙に水龍討伐の依頼書を認めた。そして、依頼主の欄に「冒険者ギルド・ゾルヴァラータ本部ギルドマスター」の肩書きと自分のサインを記入すると、セイリオスに手渡した。
「お前たちはゾルヴァラタ神国の冒険者ギルドが誇る最強のパーティだ。悪魔王ルシファーと戦えるのは、お前たちを置いて他にはない。セイリオス、必ず悪魔王を倒してくれ」
エルズワースの真摯な言葉を聞き、セイリオスはアストレアを見つめた。正直なところ、セイリオスは悪魔王ルシファーと戦うことを迷っていた。ルシファーは悪魔皇帝アモンを復活させるために、アストレアを必要としている。つまり、ルシファーとの戦いで最も危険なのはアストレアであった。
「セイリオス、悪魔王ルシファーは絶対に滅ぼさなければなりません。私たちは悪魔とは共存できません。私の身を案じてくれる気持ちは嬉しいですが、それは不要です。エルズワースさんの依頼を受けてください」
黒瞳黒髪の姿のままであったが、アストレアの全身が神気を纏った。黒曜石の煌めきを映す黒瞳が真っ直ぐにセイリオスを見つめた。
「分かりました、アスト……アスティ」
アストレアから発せられた神気に思わず真名を告げそうになり、セイリオスは慌てて彼女の名前を言い直した。そして、黒瞳に真剣な光を宿しながらエルズワースの顔を見すえると、セイリオスが告げた。
「エルズワースさん、<女王の騎士>は悪魔王ルシファー討伐の依頼を受けます」
悪魔王ルシファーとの再戦がここに決定した。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる