夜薔薇《ナイト・ローズ》~闇夜に咲く薔薇のように

椎名 将也

文字の大きさ
61 / 100
第6章 火焔黒剣

1 闇の外套

しおりを挟む
「夕食を食べ損なったから、今朝の朝飯は格別美味かったな。アトロポスはそんなに食べてなかったけど、大丈夫か?」
 三人前は確実に胃袋に納めて、バッカスは満足そうな笑顔で告げた。食後のお茶を飲みながら、バッカスをジト目で見据えると、アトロポスが答えた。
「そうね……。美味しかったわ……」
(信じられない……。このひと、どんな体力しているのよ?)
 アトロポスは昨夜を思い出すと、顔を赤らめながらバッカスを見つめた。

 今朝もバッカスに中級回復ポーションを口移しで飲まされて、意識を回復した。寝台の横には、ポーションの空き瓶が三本もあった。つまり、三回も失神させられたということだった。
(こんなこと続けられたら、絶対におかしくなっちゃうわ。何とかしないと……)
 全身の痙攣が止まらなくなり、アトロポスは「もう許して……」と何度も泣きながら哀願した。歓悦の極みを告げる言葉を何度言わされたのか、アトロポスは覚えていなかった。途切れることのない快感の連鎖に、アトロポスはこのまま死んでしまうのかとさえ恐怖した。

「ここから『ヴンダー革工房』っていうのは近いのか?」
 バッカスの声に、アトロポスはハッとなって思考を中断した。
「西大門の近くにあるわ。ここから歩いて十タルくらいかな?」
「そうか。マントを受け取ったら、後でギルドに顔を出さないか? ギルマスにも挨拶くらいしておきたいしな」
「いいわよ。そうしましょう」
 笑顔でバッカスの意見に頷きながら、アトロポスは心に決めた。
(今晩から、回数制限にしよう。一回じゃ可哀想だから、二回までね。それ以上は禁止よ、バッカス……)

「じゃあ、そろそろ行くか? ここは俺が払っておくよ」
「ありがとう。ご馳走さま」
 伝票を掴んで会計に向かうバッカスは、アトロポスがこっそりと決めた制限のことなど知らずにニヤニヤと笑みを浮かべていた。
(昨夜のアトロポス、可愛かったな。冒険者ギルド最強の女剣士が、泣きながら許しを乞う姿が堪らねえんだよな。今晩もまた可愛がってやるとするか……)
 その不埒な考えが二度と実現しそうもないことを、バッカスはまだ知らなかった。


 大きな革鞄の絵が描かれた看板がある三階建ての建物に到着すると、アトロポスは馬の横顔が彫られた重厚な扉を押しながらバッカスを振り向いた。
「ここが『ヴンダー革工房』よ。バッカスも気に入った鞄があったら買ってみたら? クロトー姉さんに頼めば、収納増加の魔法付与をしてくれるわよ」
「そうか。じゃあ、そうするかな?」
 アトロポスの言葉に頷くと、バッカスは彼女に続いて店の中に入った。

「すみません、ハインツさんにマントと鞄を注文したローズと言います。一昨日あたりに出来上がっているはずなので、受け取りに来ました」
 入口の近くにいた女性店員をつかまえて、アトロポスが声を掛けた。
「ローズ様ですね。ただいま確認して参りますので、少しお待ちください」
 ハインツの名前を出しただけで、女性店員の顔が引き攣ったことをアトロポスは見逃さなかった。
(まあ、あの感じじゃ当然よね?)
 ハインツの採寸を思い出し、アトロポスは思わずブルッと震えた。

「どうした、アトロポス? 気分でも悪いのか?」
 アトロポスの震えに気づいたバッカスが、心配そうに声を掛けてきた。
「ううん、何でもないわ。ちょっと悪寒がしただけよ。もう大丈夫……」
「そうか……。風邪じゃなければいいけど……」
「ありがとう、バッカス。大丈夫よ」
 安心させるように笑顔を浮かべながらバッカスに告げた時、二階からハインツが下りてきた。

「ローズさん、遅かったですね。もう来ないかと思いましたよ、ヒッ、ヒッヒッヒッ……」
「ちょっとザルーエクにいたものですから、約束の日より遅くなってすみません」
 生理的に受けつけがたいハインツの異相と甲高い声に、アトロポスは鳥肌を立てながらも笑顔で告げた。横にいるバッカスが驚いたようにハインツの姿を見つめているのが、気配で分かった。

「こちら、剣士クラスAのバッカスです。後で、彼の鞄も見繕みつくろおうかと思っています」
「バッカスです。よろしく……」
 身長百九十五セグメッツェのバッカスと、百五十メッツェ以下のハインツが並ぶと、大人と子供のようだった。
「あたしはこの『ヴンダー革工房』の革職人でハインツと申します。どうぞ、よろしくお願いします……ヒッヒッヒッ……」

『アトロポス、何だこいつは……?』
 突然、アトロポスの脳裏にバッカスの声が響き渡った。いや、声と言うよりも意思のようなものだった。
(バッカス、これって、もしかして、意識伝達……?)
 驚いてアトロポスがバッカスの顔を見上げた。彼が小さく頷いたことで、アトロポスは自分の考えが正しいことを理解した。
(いつの間にできるようになったんだろう? 凄いわ、バッカス……)

「では、早速、あたしの工房アトリエに来てください。実際に試着してみて、必要なら最終調整を行います。ヒッ、ヒッヒッヒッ……」
「はい、よろしくお願いします」
 アトロポスはハインツの後に続いて、階段を上り始めた。その後から、強面の顔を引き攣らせたバッカスが続いた。


「こちらがご注文のマントです。まあ、マントと言うよりも外套と言った方がいいかも知れませんが……ヒッヒッヒッ」
 ハインツの工房アトリエに入ると、その中央にある人形マネキンに漆黒の外套が着せられていた。

 外套のデザインはケープに近く、前を合わせれば中の鎧が隠れて防寒にも役立ちそうだった。アトロポスの希望通り、首の後ろにはフードもついていた。外套の周囲はすべて銀糸で縁取りが成されており、左胸には天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナスと同じ銀色の薔薇が刺繍されていた。
 首元……鎖骨のあたりには銀色の止め金具があり、その中央には混沌龍カオス・ドラゴンの宝玉が填め込まれていた。宝玉の形は両端が錐状になっている六角柱で、長さは三セグメッツェ、幅は二セグメッツェくらいの大きさだった。中心部に燃えさかる黒焔のような模様が浮かんでおり、漆黒の輝きを放っていた。

「凄く格好いいですね! 気に入りました! ありがとうございます!」
 満面の笑みを浮かべると、アトロポスは嬉しそうにハインツにお礼を言った。
「あなたはまだ成長期のようですから、一応このすその部分に折り返しを入れておきました。この糸を一本抜くと三セグメッツェ、もう一本抜くと合計で五セグメッツェ長くなります。よほどあなたがおデブさんにならない限りは、サイズ調整魔法は不要です。ヒッ、ヒッヒッヒッ……」
 クロトーの言うとおり、デザインといい、機能と言い、ハインツの革職人としての腕は超一流のようだった。

「それから、合わせの内側にはこのように少し大きめのポケットを用意してあります。もちろん蓋付きですから、激しい動きをしても中身が落ちることはありません。クロトーさんに魔法付与をお願いするのであれば、重量軽減と収納増加をお勧めします。その二つを付与しておけば、大きな物や重たい物を入れても動きを妨げることはありません。ヒッ、ヒッヒッヒッ……」
「凄い……」
 予想もしていなかった使い道を教えてもらい、アトロポスは驚きに黒瞳を大きく見開いた。

「それから、その鎧につける小物入れですが、左右の腰にこれをおつけなさい。この大きさならば、激しい動きをしても邪魔になることはほとんどありません。もちろん、このように蓋がついているので、中身が落ちることもありません。内側にはポーションを入れる仕切りをつけてあるので、小瓶同士がぶつかることなく三本差すことができます。小さな物はこの小物入れに、大きな物は外套の内ポケットに入れれば、ほとんど手ぶらでどこにでも行けますよ。ヒッ、ヒッヒッヒッ……」

 ハインツが手渡してきたのは、両脇に小物入れをつけた細い黒ベルトだった。小物入れは漆黒で、その大きさは縦十セグメッツェ、横二十セグメッツェ、奥行き五セグメッツェくらいだった。蓋の両端には小さな穴が空いており、そこに紐を通して蓋を閉める仕組みになっていた。よく見ると、蓋の中央部には直径一セグメッツェほどの混沌龍カオス・ドラゴンの宝玉が填め込まれていた。どうやら、外套に使った宝玉のあまりを加工して嵌めたようだった。

「凄いですね、本当に……。早速身につけてもいいですか?」
 興奮気味にアトロポスが黒瞳を輝かせながら訊ねた。
「どうぞ、試着してみてください。ヒッヒッヒッ……」
 ハインツの不気味な笑いも耳に入らず、アトロポスは小物入れがついたベルトを身につけた。採寸しただけあり、ベルトはずれ落ちることもなく、アトロポスのウエストにぴったりのサイズだった。

 ベルトを着け終えると、アトロポスは人形マネキンから漆黒の外套を外し、天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナスの上から羽織ってみた。まだ重量軽減魔法を付与していないため少し重かったが、動きやすさに問題はなさそうだった。試しに<蒼龍神刀アスール・ドラーク>で居合抜きをしてみたが、動きを阻害することは全くなかった。
(これで白金貨三百枚なら、全然安いわ)

「良く似合ってるよ、アトロポス」
「ありがとう、バッカス」
 笑顔で褒めてくれたバッカスに、アトロポスが嬉しそうに微笑んだ。
「これ、このまま着ていきます。決済はどこですればいいんですか?」
「一階の会計にこの羊皮紙を渡してください。ヒッ、ヒッヒッヒッ……」
 手渡された羊皮紙には、約束通り白金貨三百枚と書かれており、その下にハインツのサインがあった。

「それと、余った材料はいただいてもいいですか?」
「どうぞ、ご自由にお使いください」
 アトロポスは笑顔でハインツに告げた。
「ありがとうございます。お買い上げ、ありがとうございました。ヒッ、ヒッヒッヒッ……」
 最後まで不気味な笑いを耳にしながら、アトロポスとバッカスはハインツの工房アトリエを後にした。

 後日、ハインツが余った材料・・・・・で作った革鞄が、白金貨二千枚の価格で売られていたことは、アトロポスには知るよしもなかった。


 一階に戻るとアトロポスは、会計所で白金貨三百枚分の決済を行った。決済を終えると、バッカスと一緒に展示されている鞄を見て廻った。
「バッカス、新しい両手長剣ロングソードは背負うの? それとも腰に差すの?」
 アトロポスはバッカスが背負っている両手剣バスターソードを見ながら訊ねた。
 ドゥリンに特注している両手長剣ロングソードの刃渡りはおよそ百メッツェだった。アトロポスには長すぎるが、バッカスであれば背負わなくても十分に左腰に差せる長さだった。

「まだ決めてないが、どうしてだ?」
「左腰に差すのなら、背中が空くでしょ。それなら、バックパックみたいに背中に背負える鞄の方がいいかなと思って……。急に戦いになっても、邪魔にならないしね」
「なるほど……。それもいいな。
 アトロポスの意見に頷くと、バッカスはバックパックを探し始めた。

「すみません、バックパックタイプの革鞄はどこにありますか? できれば、四大龍クラスの高級革がいいんですが……」
「四大龍ですか? それでしたら、あまり数はございませんが二階に展示が数点あります。こちらへどうぞ……」
 アトロポスが声を掛けた女性店員が、二人を二階の高級鞄売り場へと案内した。

「これなんていいんじゃない? 火龍の革みたいだし、色も火龍の革鎧フレイムドラーク・ハルナスに良く合うわ」
 縦長の直方体に近い形の鞄を指差しながら、アトロポスがバッカスの顔を見上げた。アトロポスが背負うには大きすぎるが、バッカスであればちょうどいい大きさだった。

「そうだな。中の仕切りも自由に変更できるのか。あ、これ、ハインツさんの作だぞ。ここに銘が入っている」
「あ、ホントだ。なら、品質も問題ないわよ。ハインツさんってクロトー姉さんの紹介だし、この外套でも分かるように腕も一流よ」
 バッカスが差したハインツの銘を確認しながら、アトロポスが笑顔で告げた。値札を見ると、白金貨五百枚の価格がつけられていた。

「今、この外套をハインツさんに特注して作ってもらったんですが、少し安くなりませんか?」
 ダメ元でアトロポスが女性店員に訊ねた。
「そうですか。それはありがとうございます。では、会員価格を適用して、一割引とさせていただきます。白金貨四百五十枚でいかがでしょうか?」
 女性店員が笑顔で告げた価格を聞いて、アトロポスはバッカスの顔を見つめた。バッカスはアトロポスに頷くと、女性店員に告げた。

「では、それでお願いします。このまま持ち帰るので、包装はいりません。これで決済願います」
 ミスリル製のギルド証を女性店員に預けながら、バッカスが微笑んだ。その笑いを見て、女性店員が顔を引き攣らせた。
(バッカスって、強面だから笑っていても脅しているように見えるのよね……)
 その様子を見て、アトロポスは楽しそうに笑顔を浮かべた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

処理中です...