夜薔薇《ナイト・ローズ》~闇夜に咲く薔薇のように

椎名 将也

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第9章 獅子王と氷姫

4 水龍の革鎧(その3)

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 翌日、朝の六つ鐘に『星光館』を後にすると、三人は冒険者ギルド・ダスガール支部に向かった。受付でギルドマスターのジーナに面会を求め、昨日に続いて魔道通信機の使用許可を得た。

「それじゃあ、通信を始めるわよ」
 操作盤の手形に右手を重ねると、アトロポスが後ろに立つバッカスとイーディスに告げた。二人が頷くのを確認すると、アトロポスは魔力を流しながら左手で緑のスイッチを押した。ウィーンという稼働音が鳴り響き、上部の球状部分が光輝に包まれた。

「こちら、ザルーエク支部。ギルドマスターのアイザックです」
「こんにちは、アイザックさん。ローズです。クロトー姉さんをお願いします」
「ローズか、ちょっと待っていろ。今、姉御と替わる」
 そう告げると、アイザックとクロトーが入れ替わった気配が伝わってきた。

「ローズ、連絡を待っていたわ。水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスのいいのが手に入ったわよ。重量軽減、サイズ調整と速度強化、筋力強化の十倍付与も終わっているわ」
 クロトーのメゾ・ソプラノの美声が、魔道通信機の上部にある球状部分から響き渡った。

「ありがとう、クロトー姉さん。姉さんが選んでくれた鎧って、楽しみです」
「ちょうど一昨日、新作の鎧が入荷したのよ。たぶん、この間狩った水龍の皮で作られたんだと思うわ」
 楽しそうなクロトーの言葉に、アトロポスもワクワクしてきた。
「そうなんですか。ちょうど良かったですね。ちなみにいくらしましたか?」
「新作ってこともあって、ちょっと高かったわね」
 クロトーが高いという値段に、アトロポスは顔を引き攣らせた。

「どのくらいでした?」
「あたしの顔でまけさせたから、白金貨七万九千枚よ。定価は八万五千枚だったわ」
「は、八万五千枚……!?」
 天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナスの定価は、追加の魔法付与なしで白金貨二万八千枚だった。その三倍以上の価格に、アトロポスは驚愕した。後ろを振り返ると、イーディスが完全に思考停止していた。

「想像以上の金額に、イーディスが呆然としたまま戻ってきません」
 アトロポスが笑いながら、クロトーに告げた。
「でも、とっても可愛いデザインよ。きっと、イーディスも気に入るわ」
「ありがとうございます。期待していますね」
 クロトーの言葉に、アトロポスが楽しそうに応えた。

「それじゃあ、そっちに送るわ。魔道通信機から少し離れていなさい」
「はい。よろしくお願いします」
 そう告げると、アトロポスたちは通信室の入口まで下がった。しばらくすると、クロトーの詠唱が聞こえてきた。

「生命を司る大地の精霊たちよ、すべてのことわりを観相する精霊の王アルカディオスよ! の物を次元の彼方を通じて我が意の場所に送りたまえッ! 精霊王アルカディオスの名において、その力を我に与えたまえッ! スピリット・トランスファー!」

 詠唱が終わると、魔道通信機のすぐ目の前の空間が直視できない光輝に包まれた。幾筋もの閃光が放たれ、光の乱舞が周囲を席巻した。アトロポスたちは腕をかざしてその眩しさから目を庇った。しばらくすると光輝が薄れていき、蒼青色の鎧がその姿を現した。鎧を包む光がゆっくりと下降していき、通信室の床に水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスが置かれた。

「届きました。ありがとうございます!」
 アトロポスは再び操作盤の手形に右手を重ねて、クロトーに叫んだ。馬車で十日もかかる距離にもかかわらず、正確に鎧を届けたクロトーの魔法に、アトロポスは改めて驚愕するとともに尊敬の念を抱いた。

「では、これで通信を切るわね。この先も気をつけて行きなさい」
「はい。ありがとう、クロトー姉さんもお元気で……」
 クロトーが通信を切ったことを確認すると、アトロポスは左の赤いスイッチを押して手形から手を離した。

「こ、これを着るの……!?」
 後ろを振り返ると、イーディスが水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスを手に取りながら、顔を引き攣らせていた。
「こ、これは……」
 その鎧のデザインを見て、アトロポスも言葉を失った。
「なかなかいいデザインじゃないか? さすが、クロトーの姉御だ」
 バッカスはニヤニヤと笑みを浮かべながら告げた。

 水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスは、五つの部位から出来ていた。それは、上着、ズボン、ブーツ、ロンググローブ、マントだった。
 まず、ロングブーツは、太ももの半分くらいまで隠れる長い編み上げタイプだった。ブーツが長いのには、当然ながら理由があった。鎧のズボンが、完全なショートパンツだったのだ。つまり、下半身は太ももの上半分が完全に露出していた。

 問題は上半身だった。両腕を二の腕まで隠すロンググローブはまだ許せるが、上着は完全にアトロポスの許容量を超えていた。大きくV字型に開いた胸元は、胸の谷間どころかへそ近くまで露出するデザインだった。両胸は隠れるものの、肩で急速に細くなるため、両肩は完全に剥き出しだった。そして背面はイブニングドレスのように大きく背中が開いており、鎧と言うよりはドレスという表現の方が遥かに近かった。
 唯一の救いは、膝近くまである長いマントがセットになっていたことくらいだ。

「ク、クロトーさんって、どんなセンスをしているの!? こんなの、恥ずかしくて着られないわ!」
 イーディスが顔を真っ赤に染めながら叫んだ。その気持ちは、アトロポスには痛いほどよく分かった。もし自分だったら、絶対に着ようとは思わない斬新すぎるデザインだった。

「イーディス、諦めろ。クロトーの姉御の顔を潰す気か?」
 ニヤニヤと笑いながら、バッカスがもっともらしく告げた。もちろん、内心ではそのセクシーな鎧を着たイーディスの姿に期待をしていることが見え見えだった。
「だって、これ……。アトロポス、あなたの天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナスと交換して!」
「イヤよ! あたしはこの鎧が気に入ってるんだから!」
 泣きそうな顔で叫んだイーディスの言葉を、アトロポスは一蹴した。

「そう言えば、クロトーの姉御の二つ名は……」
 バッカスの言いたいことに気づき、アトロポスはその二つ名を告げた。
「『妖艶なる・・・・殺戮』だったわね」
「だから、こんなに妖艶セクシーなのを選んだって訳か。さすが、クロトーの姉御だ」
 バッカスとアトロポスは納得したように、お互いの顔を見つめながら頷いた。

 水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスを抱きしめたまま、イーディスが涙目になって、アトロポスたちを恨めしそうに睨んでいた。


 バッカスを廊下に締め出して、イーディスは水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスに着替えた。豊かに膨らんだ胸のおかげで、想像以上に水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスが良く似合っていた。もちろん、色々な意味においてだが……。

「もう、いや……! 恥ずかしすぎるッ!」
 両手で胸を隠すと、さらに胸の谷間が強調された。羨ましげにその谷間を見つめていたアトロポスに、イーディスが顔を真っ赤に染めながら告げた。
「アトロポス、お願い! 何とかして! こんなんじゃ、恥ずかしくて人前に出られないわ!」
 真っ赤に顔を染めながら、涙目になってイーディスが叫んだ。

「何とかって言われても……。慣れるしかないんじゃない?」
「そんな……!」
 アトロポスの言葉に、イーディスが絶望したような表情を浮かべた。
「バッカスの意見を聞いてみたら? 男の人が見れば、別の意見が出るかも知れないし……」
「ま、待って! こんな姿をバッカスさんに見せないで!」
 イーディスの言葉を聞き流すと、アトロポスは通信室の扉を開けた。

「バッカス、入っていいわよ。私は水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスが凄くイーディスに似合ってると思うんだけど、バッカスから見たらどうかな?」
 アトロポスが体を開いてバッカスを中に招き入れた。
「おおッ! 凄えッ! 格好いいな、イーディス!」
 濃茶色の瞳を大きく見開いて、バッカスが手放しでイーディスの姿を褒めた。

「え……? 格好いい……?」
「ああ、凄く良く似合ってるぞ! イーディスはスタイルが抜群だから、その鎧に全然負けていない。むしろ、その鎧がイーディスの美しさと女らしさをより強調している! 最高だぜ、イーディス」
 内心の邪念をひた隠しながら褒めまくるバッカスの言葉に、イーディスもだんだんとその気になってきた。

「そんなに似合ってますか?」
 イーディスが胸から両腕を外して、バッカスの前に真っ直ぐに立った。一瞬、豊かな胸の谷間に視線を移したが、バッカスはすぐに真面目な表情を浮かべながら告げた。
「こんな美人を連れて歩いたら、俺も自慢出来るぞ! きっと、ギルド中の男どもの視線はお前に釘付けだな!」
「そんな……。でも、バッカスさんがそこまで言ってくれるなら、この鎧も悪くないかも……」
 憧れのバッカスに絶賛されて、イーディスは頬を染めながらも自信を取り戻した。

(何よ! たしかに凄くセクシーで似合っているけど、自分の彼女の前で他の女をそこまで褒めちぎる?)
 アトロポスはムッとしてバッカスを睨んだが、彼の考えが分かっているため文句を言うことは控えた。バッカスは、イーディスをその気にさせて、水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスを気に入ってもらおうとしているのだ。

「アトロポス、ちょっと恥ずかしいけど、あたし、この鎧を着るわ。慣れれば気にならなくなるかも知れないしね……」
 バッカスの思惑にまざまざと嵌められて、イーディスがニッコリと微笑んだ。
「そうね。私も凄く似合ってると思う。イーディスって胸も大きいし、スタイルも凄くいいから羨ましいわ。私じゃ、その鎧を着こなせそうもないもの……」
「そうだな。アトロポスじゃ無理だ。イーディスだからこそ、その鎧が似合うんだ。自信を持てよ!」
「はい。ありがとう、バッカスさん」
 嬉しそうな笑顔を見せながら、イーディスが頷いた。

(私じゃ無理ですって!? いくら何でも、ちょっと言いすぎじゃないの、バッカス! 覚えてなさいよッ!)
 イーディスに気づかれないようにバッカスを睨みつけると、アトロポスは絶対に仕返ししてやると固く心に誓った。
 バッカスは自分が再び命の危機に晒されたことに、まったく気づいてもいなかった。


 ギルドの一階に下りると、バッカスの言葉通り男たちの視線がイーディスに集中した。イーディスは少し恥ずかしそうに頬を赤らめたが、顔を上げて颯爽とバッカスに続いた。

(凄え美人だな! あんな野獣みたいな男が何であんな美人を連れ歩いてるんだ!?)
(あの胸、あの腰……めちゃくちゃスタイルいいな!)
(名前、何て言うんだ? おい、お前、聞いてこいよ!)
(バカ、男連れだぞ! 一人になったら声かけてみようぜ!)

 ヒソヒソと交わされる冒険者たちの声が、イーディスの耳に届いた。
(こんなに注目されるなんて、初めてだわ。やっぱり、バッカスさんの言うとおり、この鎧を着て良かった。何より、バッカスさんにあんなに褒められるなんて、凄く嬉しい……)
 最初は恥ずかしかったが、慣れるとそれが自分の魅力なんだと知り、イーディスは自信を持った。その横で、アトロポスは逆に自己嫌悪に陥っていた。

(イーディスばっかり目立ってる……。『夜薔薇ナイト・ローズ』のリーダーは私なのに……。でも、あんなに胸ないし……。スタイルだって……)
 アトロポスは横を歩くイーディスの顔を見つめた。自分の美しさに自信を持ち、背筋を伸ばして颯爽と歩く姿は、凜とした女の艶麗さに輝いていた。その姿に、アトロポスはますます自信を失い、落ち込んでいった。

「次の街はセレンティアだな。そこまでの護衛依頼があるといいんだが……」
 食堂入口の横にある掲示板に近づくと、バッカスが依頼書を見渡しながら告げた。
「これなんかどうですか?」
 イーディスが一枚の依頼書を指差しながら訊ねた。


【セレンティアまでの護衛依頼(B級)】

・セレンティアまで荷馬車十台を護衛する。食事付き、三パーティまで。
・報酬……白金貨五十枚
・期限……二十日以内
・依頼達成ポイント……一万五千ポイント


「護衛依頼なのにB級って、珍しいな。荷馬車が多いからか?」
 不審そうな表情を浮かべながら、バッカスが言った。
「どうでしょう? 受付で詳細を聞いてみますか?」
「そうだな。アトロポス、いいか?」
 不意に声を掛けられて、アトロポスがハッと我に返った。
「うん。いいわよ……」
 アトロポスの様子に首を傾げて、バッカスが訊ねた。

「どうかしたのか、アトロポス? 何か、元気がないぞ?」
「ううん。大丈夫よ。受付に行きましょう」
 受付に向かって歩き出したアトロポスの後ろ姿を見て、バッカスとイーディスが顔を見合わせた。だが、お互いに心当たりもなく、首を傾げながら後に続いた。

「すみません、この依頼ですが詳しい話を聞かせてください」
 掲示板から剥がした依頼書をカウンターに置くと、イーディスが受付嬢に訊ねた。
「あ、はい。セレンティアまでの依頼ですね。ここ最近、セレンティアまでの街道沿いで盗賊団による襲撃事件が多発しているんです。どうやら、大規模な盗賊団が移ってきたようです。ですから、依頼もB級とし、護衛パーティも三パーティと多いんです」
 盗賊団と聞き、アトロポスはカアッと顔を赤らめた。前回の依頼で盗賊団の襲撃を知ったのは、バッカスと愛し合っている最中だったことを思い出したのだ。

「どうする、アトロポス? この依頼受けてもいい?」
 横に立つアトロポスの顔を見て、イーディスが驚いた。
「ちょっと、真っ赤じゃないの? さっきから様子も変だし、熱でもあるの?」
 額に伸びてきたイーディスの右手を避けると、アトロポスが慌てて言った。
「大丈夫よ。何でもないわ。それより、依頼を受けましょう。手続きをお願い、イーディス」
「うん……。それでは、こちらを受注します」
 プラチナ製のギルド証を首から外すと、イーディスが依頼書と一緒に受付嬢に渡した。そして、心配そうな表情でアトロポスの顔を見つめた。

「お待たせしました、ギルド証をお返しします。それと、依頼を達成したらこの達成用紙に雇い主のサインをもらって、セレンティア支部の受付に提出してください」
 依頼受注の手続きを終えた受付嬢が戻ってきて、イーディスにギルド証と達成用紙を渡した。
「はい。出発日時と集合場所を教えてください」
「出発は明日の朝の五つ鐘です。集合は正門前広場ですので、遅れないようにお願いします」

「俺たちの他にもう決まったパーティはあるのか?」
 手続きをイーディスに任せていたバッカスが、最後に口を挟んだ。
「はい。ランクAとランクCのパーティが、すでに受注をしています」
「パーティの詳細を教えてくれ」
 バッカスの質問に、受付嬢が依頼登録記録を見ながら答えた。

「ランクAパーティは、<獅子王レーベ・ケーニッヒ>という男性四人のパーティです。職は槍士、盾士、剣士、拳士で、全員がクラスAですね」
「完全な近接攻撃職だな。もう一つは?」
 バッカスが呆れたように告げた。だが、<闇姫ノクス・コンチュア>は剣士三人と、自分たちこそ完全な近距離攻撃職パーティであることを忘れているようだった。

「ランクCパーティは、<鳳蝶ジュエル・プシュケ>というクラスCの女性が四人のパーティです。職は、剣士、魔道士、術士、盗賊です」
「へえ、盗賊職なんて珍しいですね」
 イーディスが意外そうな表情で言った。冒険者のクラスは剣士、槍士、拳士、盾士、弓士、魔道士、術士、盗賊と八種類あるが、中でも盗賊職は最も不人気職だった。本来、索敵や危険察知、情報収集などに特化した職種なのだが、名前のイメージが悪くて不遇職の代表なのだ。

「それより、Aクラスの男四人とCクラスの女四人の方が気になるな。その<獅子王レーベ・ケーニッヒ>の道徳観モラルに期待したいところだな」
 バッカスの言葉の意味に気づき、アトロポスが険しい表情を浮かべた。
「そんなことをしたら、私がそいつら全員を斬り落としてやるわ」
「え……? 斬り落とすって?」
 驚きに碧眼を見開いたイーディスの横で、バッカスは思わず股間を押さえてブルッと震えた。

「護衛依頼も受注したし、昼飯にしないか? 腹が減ると気が短くなるぞ」
 顔を引き攣らせながら、バッカスがアトロポスに提案した。
「そうね。午後はイーディスの特訓があるし、早めにお昼にしましょうか?」
「と、特訓……?」
 驚いて、イーディスがアトロポスの顔を見つめた。

水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスに慣れないとね。速度強化と筋力強化の使い方を修得するのよ。思い通りに動けるようになるまで、結構大変よ」
「そうなんだ……」
 午後はゆっくりと買い物でもしようと考えていたイーディスは、一気に気が重くなった。
「私が初めてイーディスと模擬戦をした時の動きを覚えている? ああいったことが自在に出来るようにならないとね」
 イーディスはアトロポスの姿が突然消えて、背後から声を掛けられたことを思い出した。それは、残像が残るほどの高速移動によるものだった。

(そうか……。速度強化十倍の魔法が付与されたこの鎧なら、ああいった動きも可能なんだ。水龍の革鎧ヴァッサードラーク・ハルナスはデザインだけじゃなくて、性能も凄いんだったわ)
 バッカスが褒めてくれたこの鎧を、絶対に着こなそうとイーディスは決心した。だが、あの時のアトロポスの動きは、速度強化をまったく使っていなかったことを、イーディスは忘れていた。そして、速度強化を使わずにその動きが出来るようになることが、アトロポスの言う特訓だと気づくのは、後の話であった。
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