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九歳
スフォルツァ家にて2
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「そして、セレネ伯爵夫妻」
今度はセレネ伯爵夫妻に向き合った。
「先ほども言いましたとおり、あなた方の家のことはわたくしが全力を持って疑いを晴らして見せます」
エレノアの言葉に頷いた夫妻。
どうやら今までのやりとりで少しだけかもしれないけれど、信用を得たようだ。それにはアリアもこれからの行動を起こす上で助かるものだった。
「もちろん、あなた方には危険がつきまとうものでしょう。ですから、全てが終わるまではこの家に住んではどうかしら?その方がいろいろと危なくないですからね」
と問いかけると、夫妻は目を合わせて、頷きあった。
それを確認したエレノアは小さく息をついた。彼女にとっても、少し賭けだったのだろう。
次にベアトリーチェに話しかけた。
「ベアトリーチェさん」
エレノアの言葉にベアトリーチェは少し驚いたようだった。どうやら、たかが子供の自分に何か用があるのかと思ったのだろう。
アリアもエレノアからベアトリーチェに話す内容が想像つかなかった。
「あなた、社交界に興味はある?」
母親が問いかけたのはごく単純なものだった。
しかし、それがどのような意味なのかがわからず、問われたベアトリーチェも答えにつまっていた。
「そのままの意味よ。もし興味があるのだったら、少し気が早いかもしれないけれど、アリアのメイドとして働いてみない?」
それを言われた瞬間、言われたベアトリーチェもさらに驚いたようだったけど、アリアもまた、頭が真っ白になった。
私の侍女見習い、か。
それはゲーム内では絶対にありえない話だ。
アリアが『悪役令嬢』であり、その彼女に仕えるという道はない。
もちろん、アリアはその運命に勝ちたいから、ゲームのシナリオを意図的に破綻させつつある。
よくある『ゲーム補正』なるものが働く可能性だってあるのは否定できないが。
アリアは母親の言葉を考えるにつれて、頭が痛くなってきた。
もしかすると、これでアリアがヒロインであるベアトリーチェをいじめるといった、根も葉もない悪評が出てくるのではないかとさえ、思いはじめてしまった。
自分は絶対にイジメないけれど、リリスはどうかしら。
それを考えると、余計に重くなった。
シナリオを知っている自分は絶対にベアトリーチェをいじめることはないが、知らないリリスはどうだろうか。
そんなことを考えていると、その話はまとまっていた。
「じゃあ、これからはよろしくね」
エレノアはかなり上機嫌で、ベアトリーチェに言った。はい、とそれにベアトリーチェも頷いた。セレネ伯爵夫人もまだ突然の話に驚きつつも、娘への思いがけない話に喜んでいた。
絶対に迎えたくない未来。
巻き込んでしまったからにはユリウスもベアトリーチェもアリアの都合に巻き込むわけにはいかない。
自分の気軽な発言で、二人をスフォルツァ家というダメ一族に巻き込んだ。だからこそ、彼女たちの未来は自分にかかっているのだと、記憶を取り戻した時以上に強く覚悟した。
そして、少し間をあけた後、再びエレノアがアリアにとって意外な言葉を発した。
「少し気が早いですが、アリアを次の社交シーズンには王宮へ侍女見習いとして上がらせるつもりです」
その言葉にセレネ伯爵一家はどのような意味なのだろうかと、何も答えなかった。
エレノアはフフッと笑い、続けた。
「まどろっこしくてごめんなさいね。その時に、ベアトリーチェさんも一緒に上がってもらおうと思ったんだけど、どうかしら?」
その質問にセレネ伯爵は首を横に振った。
「そこまで配慮していただきありがとうございます。ですが、今の段階で娘が王宮に上がったとしても、何かしら妨害する輩が出てくるかもしれません」
セレネ伯爵の言葉にエレノアはなるほどね、と言って、その判断を支持した。
「でしたら、やっぱりアリアに付いてみる、というのが一番良いわね。
アリアは最近、いろいろと学び直しているけれど、その中でマナーについてはどうやらかなりずば抜けてセンスがいいから、アリアから学ぶこともあると思うわ」
「彼女はまだ九歳ですよね?」
そのエレノアに疑問をぶつけたのはベアトリーチェの母親、レリだった。
「それに大変、失礼を承知で言いますと、スフォルツァ公爵家の二人娘は非常に傲慢な娘と、うわさに聞いていたものですから、にわかには信じられなくて」
控えめながらも、直球で言った。その様子にエレノアはそうよ、と肯定した。
「私も最初は少し疑ったわ。だけれども、お茶の入れ方を見た時、素晴らしいセンスだと思ったわね」
レリの発言に気を悪くするわけでもなく、そう返した。
その声音はしっかりとしたもので、アリアを信頼しているものだった。
しかし、アリアは自身が前世の記憶持ちであるからこその知識であって、決して今世では学んでいなかった知識なので、絶対におごってはいけない、と気を引き締めた。
「そうでしたの」
レリはそのエレノアの言葉に驚いていた。母親はええ、そうよ、と言い、さらに続けた。
「最近では、アリアは自分でお茶会に行く服装も選び、私の友人であるマダム・ブラッサムから一発で合格をもらえるほど優れていますわ」
エレノアはアリアを抱き寄せて言った。
セレネ伯爵夫人もマダム・ブラッサムは知っているようで、驚きつつも、それならば、と納得してくれたようだった。
「じゃあ、あのお茶会でも」
ベアトリーチェもかなり驚いていた。
そりゃあ、そうだろう、と自分でも言い切れた。まさか、自分と同じ歳の少女が自分でコーディネートをしたとは信じられなかったのだろう。
「そうよ。確かあの時はすべて完璧、という訳ではなかったはずだけど、おおかた間違ってなかったはずよ」
母親のひいき目、ということもあるのかもしれなかったけれど、エレノアの言葉で伯爵一家のアリアに対する見方が徐々に変わっていた。
「まあ、やはり他人さまから見てそうでしょうね。私も最初アリアの性格が変わったとき驚きましたから」
「私としては、少し子供らしいところがあってもいいかなと思うけれど、もう子供から大人になりつつ変化しだしていると考えていると、それもそれで嬉しいものです」
エレノアはアリア本人の目の前でそうのろけた。
「今度、年が明けて、新年最初の夜会で貴女に会ってほしい人がいるの」
エレノアは他の人をそれぞれの部屋へ返した後、アリアの部屋を訪れていた。
「夜会ですか」
ゲーム内においてもそうだったのだが、この国において夜会に出席するということは社交界へのデビューを意味する。その年齢は十歳から十三歳で、男女ともに婚約者を見極める重要な催しでもある。
ゲーム内におけるアリアはデビューと同時に王太子の婚約者候補筆頭となり、そこから没落人生が始まるのだ。
アリアの今年は九歳。
この年末を越したら十歳になる。
でも、今のアリアだったら乗り切れるはず。
そうアリアは考えていた。
「ええ、セリーナとも話し合ったんだけれども、もう十分、マナーも学んでいることだし、バイオレット氏もかなりあなたを評価してくださっているみたいだから、今回をデビューの夜会にしようと思うのだけれど、どうかしら?
それに是非にともあなたに会いたい、って言っている人がいてね」
「そうですか」
アリアは誰だろう、と考えたが、少なくともゲーム内の登場人物では思いつかなかった。
「嫌ならまた次回にしてもいいのよ」
エレノアは少し心配になった眼をしていた。
「いいえ。今年の夜会に参加させていただきます。私はこの家の運命を変えて見せるのですから」
アリアは凪のように静かだったが、きっぱりと答えた。
今度はセレネ伯爵夫妻に向き合った。
「先ほども言いましたとおり、あなた方の家のことはわたくしが全力を持って疑いを晴らして見せます」
エレノアの言葉に頷いた夫妻。
どうやら今までのやりとりで少しだけかもしれないけれど、信用を得たようだ。それにはアリアもこれからの行動を起こす上で助かるものだった。
「もちろん、あなた方には危険がつきまとうものでしょう。ですから、全てが終わるまではこの家に住んではどうかしら?その方がいろいろと危なくないですからね」
と問いかけると、夫妻は目を合わせて、頷きあった。
それを確認したエレノアは小さく息をついた。彼女にとっても、少し賭けだったのだろう。
次にベアトリーチェに話しかけた。
「ベアトリーチェさん」
エレノアの言葉にベアトリーチェは少し驚いたようだった。どうやら、たかが子供の自分に何か用があるのかと思ったのだろう。
アリアもエレノアからベアトリーチェに話す内容が想像つかなかった。
「あなた、社交界に興味はある?」
母親が問いかけたのはごく単純なものだった。
しかし、それがどのような意味なのかがわからず、問われたベアトリーチェも答えにつまっていた。
「そのままの意味よ。もし興味があるのだったら、少し気が早いかもしれないけれど、アリアのメイドとして働いてみない?」
それを言われた瞬間、言われたベアトリーチェもさらに驚いたようだったけど、アリアもまた、頭が真っ白になった。
私の侍女見習い、か。
それはゲーム内では絶対にありえない話だ。
アリアが『悪役令嬢』であり、その彼女に仕えるという道はない。
もちろん、アリアはその運命に勝ちたいから、ゲームのシナリオを意図的に破綻させつつある。
よくある『ゲーム補正』なるものが働く可能性だってあるのは否定できないが。
アリアは母親の言葉を考えるにつれて、頭が痛くなってきた。
もしかすると、これでアリアがヒロインであるベアトリーチェをいじめるといった、根も葉もない悪評が出てくるのではないかとさえ、思いはじめてしまった。
自分は絶対にイジメないけれど、リリスはどうかしら。
それを考えると、余計に重くなった。
シナリオを知っている自分は絶対にベアトリーチェをいじめることはないが、知らないリリスはどうだろうか。
そんなことを考えていると、その話はまとまっていた。
「じゃあ、これからはよろしくね」
エレノアはかなり上機嫌で、ベアトリーチェに言った。はい、とそれにベアトリーチェも頷いた。セレネ伯爵夫人もまだ突然の話に驚きつつも、娘への思いがけない話に喜んでいた。
絶対に迎えたくない未来。
巻き込んでしまったからにはユリウスもベアトリーチェもアリアの都合に巻き込むわけにはいかない。
自分の気軽な発言で、二人をスフォルツァ家というダメ一族に巻き込んだ。だからこそ、彼女たちの未来は自分にかかっているのだと、記憶を取り戻した時以上に強く覚悟した。
そして、少し間をあけた後、再びエレノアがアリアにとって意外な言葉を発した。
「少し気が早いですが、アリアを次の社交シーズンには王宮へ侍女見習いとして上がらせるつもりです」
その言葉にセレネ伯爵一家はどのような意味なのだろうかと、何も答えなかった。
エレノアはフフッと笑い、続けた。
「まどろっこしくてごめんなさいね。その時に、ベアトリーチェさんも一緒に上がってもらおうと思ったんだけど、どうかしら?」
その質問にセレネ伯爵は首を横に振った。
「そこまで配慮していただきありがとうございます。ですが、今の段階で娘が王宮に上がったとしても、何かしら妨害する輩が出てくるかもしれません」
セレネ伯爵の言葉にエレノアはなるほどね、と言って、その判断を支持した。
「でしたら、やっぱりアリアに付いてみる、というのが一番良いわね。
アリアは最近、いろいろと学び直しているけれど、その中でマナーについてはどうやらかなりずば抜けてセンスがいいから、アリアから学ぶこともあると思うわ」
「彼女はまだ九歳ですよね?」
そのエレノアに疑問をぶつけたのはベアトリーチェの母親、レリだった。
「それに大変、失礼を承知で言いますと、スフォルツァ公爵家の二人娘は非常に傲慢な娘と、うわさに聞いていたものですから、にわかには信じられなくて」
控えめながらも、直球で言った。その様子にエレノアはそうよ、と肯定した。
「私も最初は少し疑ったわ。だけれども、お茶の入れ方を見た時、素晴らしいセンスだと思ったわね」
レリの発言に気を悪くするわけでもなく、そう返した。
その声音はしっかりとしたもので、アリアを信頼しているものだった。
しかし、アリアは自身が前世の記憶持ちであるからこその知識であって、決して今世では学んでいなかった知識なので、絶対におごってはいけない、と気を引き締めた。
「そうでしたの」
レリはそのエレノアの言葉に驚いていた。母親はええ、そうよ、と言い、さらに続けた。
「最近では、アリアは自分でお茶会に行く服装も選び、私の友人であるマダム・ブラッサムから一発で合格をもらえるほど優れていますわ」
エレノアはアリアを抱き寄せて言った。
セレネ伯爵夫人もマダム・ブラッサムは知っているようで、驚きつつも、それならば、と納得してくれたようだった。
「じゃあ、あのお茶会でも」
ベアトリーチェもかなり驚いていた。
そりゃあ、そうだろう、と自分でも言い切れた。まさか、自分と同じ歳の少女が自分でコーディネートをしたとは信じられなかったのだろう。
「そうよ。確かあの時はすべて完璧、という訳ではなかったはずだけど、おおかた間違ってなかったはずよ」
母親のひいき目、ということもあるのかもしれなかったけれど、エレノアの言葉で伯爵一家のアリアに対する見方が徐々に変わっていた。
「まあ、やはり他人さまから見てそうでしょうね。私も最初アリアの性格が変わったとき驚きましたから」
「私としては、少し子供らしいところがあってもいいかなと思うけれど、もう子供から大人になりつつ変化しだしていると考えていると、それもそれで嬉しいものです」
エレノアはアリア本人の目の前でそうのろけた。
「今度、年が明けて、新年最初の夜会で貴女に会ってほしい人がいるの」
エレノアは他の人をそれぞれの部屋へ返した後、アリアの部屋を訪れていた。
「夜会ですか」
ゲーム内においてもそうだったのだが、この国において夜会に出席するということは社交界へのデビューを意味する。その年齢は十歳から十三歳で、男女ともに婚約者を見極める重要な催しでもある。
ゲーム内におけるアリアはデビューと同時に王太子の婚約者候補筆頭となり、そこから没落人生が始まるのだ。
アリアの今年は九歳。
この年末を越したら十歳になる。
でも、今のアリアだったら乗り切れるはず。
そうアリアは考えていた。
「ええ、セリーナとも話し合ったんだけれども、もう十分、マナーも学んでいることだし、バイオレット氏もかなりあなたを評価してくださっているみたいだから、今回をデビューの夜会にしようと思うのだけれど、どうかしら?
それに是非にともあなたに会いたい、って言っている人がいてね」
「そうですか」
アリアは誰だろう、と考えたが、少なくともゲーム内の登場人物では思いつかなかった。
「嫌ならまた次回にしてもいいのよ」
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