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チャプター1:ガトリンガールとサー・チェーンソード
一話:炸裂令嬢
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『ヤーバンストリート』。それは薄汚いスラム街が折り重なったスラム王国とも言えよう危険地帯。
複雑に違法建築が繰り返され、一度入ったら死ぬまで出られない。その中では、人々がサメに脅えて暮らしていた。
そんなこの世の地獄に、今日も悲鳴が響き渡る。
「たすけてくださいまし~! た~すけて~!!」
とある貴族の一人娘、『ジョセフィーヌ』は狭い路地を土ぼこりをあげて全力逃走していた。
「にぎゃぁぁぁぁあああ!! 来ないでっっ!! 来ないでくださいましー!!!」
ゴシックドレスの裾を持ち上げ、全力で走っている。
そのすこし後ろ。ほぼ同じスピードで疾走するサメに手と足をつけたような化け物。
リーダー格らしい後ろのサメが雄叫びをあげる。
「ああああぁ!!」
「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ!!」」」」
そして後ろのヤツらが汚いコーラスをするのだ。
奴らはこのスラムに巣食う代表的なサメの一つ鮫人である!!一度目が合ったら最後、相手を捕食するまでねちっこく追いかける魚肉どもだ!
ちなみに割とグルメ。
「見逃してくださいまし!! わたくしを食べても、高貴なお味がするだけですわ!! あなたがた庶民の舌にはきっと合いませんわよぉぉぉぉ!!」
彼女は叫ぶ。金の長髪を揺らしながら、まっすぐ愚直に逃げ続ける……!
「ちぃっ! 今日はお散歩でもして気を紛らわせようと思っていましたのにぃ!! この仕打ちはあんまりですわぁぁぁ!!!」
しかし、さすがはスラム街。マトモな道などどこにもない。
ジョセフィーヌがひた走るこの道も、直線に見えてわずかに歪んでいる。奥へ奥へと進むほど、深淵に引きずり込まれるのだ。
「──え、嘘……?! やっちまいましたわぁぁぁ!!」
無情にも、彼女がたどり着いたのは行き止まり。
これはしめたとサメたちは速度を緩めにじり寄る……。
舌なめずりをしつつ、ある者はナプキンを、あるものはフォークとナイフを取り出した。
「意外とグルメなんですのね!? 失礼いたしましたわ!
──っていうか普通に生命の危機ですわ!! 私なんか食べても美味しくないですわよー!!」
「あああぁ!!」
「「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!」」」」」
そしてサメたちはジョセフィーヌに肉薄し……。
「……あ゛ぁ?」
路地につっかえた。不思議そうに顔をつきあわせる。
ほんの少し譲り合えば難なく通れる余裕はあるのだ。
しかし各々の欲望のままサメたちは手を伸ばすため、路地にはサメの壁が出来上がっていた。
「ひぃぃぃ!!! 手が全部汚ねぇですわ!それでいて磯臭さがやべえですわ! 服に染み付いたらどうするつもりでいらっしゃって!?」
後ずさりし、壁に背を預けるジョセフィーヌ。
後ろ手に叩くも壁は壊せそうもない。体の震えはいっそう強まった。
「ああああぁ!!」
群れの後ろで声がした。隊長ザメだ。サメの壁の上を歩いて向かってくる。
そしてジョセフィーヌの前に立ち、ゆっくりと一歩一歩、両手を広げて近づいてくる!
「あ……いや、やめて! やめて!! 来ないでぇぇぇ!!!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛!! 」
隊長ザメは大口を広げて飛び上がる………!!
──も、なにかにつっかえて邪魔された。
「……あぁ? 」
隊長ザメは腹部の辺りに、引っかかった何かを見下ろす。黒い筒状の何かが腹から伸びていた。黒光りしているその筒は、細い円筒を6つまとめたような形だ。
「あ、ああっ !?」
無意識に目で追ったのだ。その筒の先、伸びてきている方向を。
そこには恍惚の笑みを浮かべる先程の令嬢。
右腕があるはずのところから、筒は生えていたのだ。
ジョセフィーヌは口からヨダレを垂らしながら、興奮に身をよじらせていた……!
「あ~あ♡ やめてって言いましたのにぃ……♡♡今日は我慢しようと思ってましたのにぃ……♡ ……ふぅっ♡……ふぅっ……♡」
ジョセフィーヌは蕩けきった顔で、息を荒らげていた。
「ぶっぱなしたくなる顔してぇ♡ 責任……取ってもらいますわ♡ ごぉ……♡ よぉん……♡」
「ああ!! あぁぁぁ!!」
これから起こることに見当がついた隊長鮫人は、首を振り両手を合わせて必死に命乞いをする。
しかしジョセフィーヌの興奮は、もう止まらない。
「さぁん……♡って、あ゛あ゛あ゛あ゛無理無理!! 我慢できませんわぁぁぁ!!!!」
「ああああ!? ああああ!!!」
筒は金切り声をあげて高速回転! 矢継ぎ早に鳴り響く銃声はサメ共の声をかき消す!隊長ザメの腹を容易く貫き、向こう側から臓腑と共に弾丸を撒き散らし始めた!
「「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!」」」」」
一瞬にして肉を、骨を、裂いて穿つ無数の弾丸が襲い来る! そのパワーはサメの体をゆうに貫通し、肉の壁のことごとくをミンチに変える。
狭い路地でそんなものが、集団に放たれればパニックになるに決まっている。同胞が崩れたことで動けるようになった鮫人は路地の出口へ光の射す方へ向かう。
「おバカさんたち♡ わたくしから逃げられるはずないですわぁぁ♡♡」
ジョセフィーヌの言う通り、荒いように見えて狙いは正確。
一発一発が鮫人の頭を、腕を、腹を、ヒレを抉りとり、逃げる者の足を射抜く!
「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
鮫人は次々と倒れ、穴だらけの死体が折り重なっていく。
「お゛お゛ん゛っ゛♡゛ 最っ高ですわ!!! 雑魚どもを溶かしてイク、この爽♡快♡感♡ッッ!! このためにわめき散らしながら、ちんたら逃げた甲斐があったってもんですわぁぁぁッッ!!♡♡♡」
その光景を作り出し続ける張本人は、嬌声を上げながらガトリングを乱射し続けていた。硝煙の香りが鼻腔をくすぐる度に、銃撃は苛烈になってゆく。
「うっわ♡ くっせえですわ♡ 火薬くっせぇですわぁぁぁ♡ こんなん脳みそ馬鹿になりますわぁぁぁぁ♡!!! 」
まもなく最後の一匹も凶弾に倒れ、通りにはサメの絨毯が敷かれた。
サメの血によって、赤黒く彩られた通り。周囲の壁のコンクリは弾痕まみれでひび割れ、好き放題に散らばる。
「はひっ……♡ や、やりすぎましたわ……ぶっふぅ……♡」
白目を剥きながら快感に打ちひしがれ、口から蒸気を吐き出す。
ジョセフィーヌは湿度でベタついた前髪をそのままに、蕩けた顔で空を仰いだ。
「あ゛……あぁ……」
右手のバルカン砲を腹の穴でくわえた隊長ザメ。目の前の狂人に群れを皆殺しにされた恐怖と、自分だけは助かった安堵で放心している。
「ふひっ♡ 残っていらっしゃいましたわね……♡ とっておきを残しておくだなんて、わかってますわね私ったら♡♡ 」
ジョセフィーヌはサメの額に左手を優しく添える。
さながらショートケーキの一番上のいちごを食べる、その瞬間のように。
「あ゛!? あ゛あ゛あ゛あ── 」
「おくたばりあそばせ♡……んっ♡♡」
[ズドン!]
わめく頭は、左手から生えたショットガンで霧散させられた。ジョセフィーヌの顔面にもおびただしく返り血が飛び散る。
しかしそんなことなど気にも留めない。
間抜けに口を開けたまま、その場に座り込んだ。
「ふひっ♡ あーもう出ねぇですわ……♡ 一生分の弾丸、撃ち尽くしましたわ……♡」
ガトリングは変形し、人らしい腕にもどった。
しかしトリガーハッピーに脳を焼かれた彼女は、キマったまま戻らない。薄ら笑いをうかべて余韻に浸る。
ジョセフィーヌはサイボーグである。
猛スピードのサメ車(馬車のサメ版)にひかれた彼女は、生死をさまよう。……も、改造手術を受けて一命を取り留めた!
その際、燃焼炉で駆動する体と数々の重火器を仕込んだ義手義足を得て、サメ共に復讐する戦闘マシーンになったのだ!
「はぁ♡ ……はぁ ……何してるんでしょうわたくし……。帰りますわ……」
一瞬にして賢者タイムが訪れた彼女は、首の無くなったサメボディを引きずりながら、大通りの方へとぼとぼ歩く。彼女は独り、サメハンターギルドへと向かうのだった。
複雑に違法建築が繰り返され、一度入ったら死ぬまで出られない。その中では、人々がサメに脅えて暮らしていた。
そんなこの世の地獄に、今日も悲鳴が響き渡る。
「たすけてくださいまし~! た~すけて~!!」
とある貴族の一人娘、『ジョセフィーヌ』は狭い路地を土ぼこりをあげて全力逃走していた。
「にぎゃぁぁぁぁあああ!! 来ないでっっ!! 来ないでくださいましー!!!」
ゴシックドレスの裾を持ち上げ、全力で走っている。
そのすこし後ろ。ほぼ同じスピードで疾走するサメに手と足をつけたような化け物。
リーダー格らしい後ろのサメが雄叫びをあげる。
「ああああぁ!!」
「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ!!」」」」
そして後ろのヤツらが汚いコーラスをするのだ。
奴らはこのスラムに巣食う代表的なサメの一つ鮫人である!!一度目が合ったら最後、相手を捕食するまでねちっこく追いかける魚肉どもだ!
ちなみに割とグルメ。
「見逃してくださいまし!! わたくしを食べても、高貴なお味がするだけですわ!! あなたがた庶民の舌にはきっと合いませんわよぉぉぉぉ!!」
彼女は叫ぶ。金の長髪を揺らしながら、まっすぐ愚直に逃げ続ける……!
「ちぃっ! 今日はお散歩でもして気を紛らわせようと思っていましたのにぃ!! この仕打ちはあんまりですわぁぁぁ!!!」
しかし、さすがはスラム街。マトモな道などどこにもない。
ジョセフィーヌがひた走るこの道も、直線に見えてわずかに歪んでいる。奥へ奥へと進むほど、深淵に引きずり込まれるのだ。
「──え、嘘……?! やっちまいましたわぁぁぁ!!」
無情にも、彼女がたどり着いたのは行き止まり。
これはしめたとサメたちは速度を緩めにじり寄る……。
舌なめずりをしつつ、ある者はナプキンを、あるものはフォークとナイフを取り出した。
「意外とグルメなんですのね!? 失礼いたしましたわ!
──っていうか普通に生命の危機ですわ!! 私なんか食べても美味しくないですわよー!!」
「あああぁ!!」
「「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!」」」」」
そしてサメたちはジョセフィーヌに肉薄し……。
「……あ゛ぁ?」
路地につっかえた。不思議そうに顔をつきあわせる。
ほんの少し譲り合えば難なく通れる余裕はあるのだ。
しかし各々の欲望のままサメたちは手を伸ばすため、路地にはサメの壁が出来上がっていた。
「ひぃぃぃ!!! 手が全部汚ねぇですわ!それでいて磯臭さがやべえですわ! 服に染み付いたらどうするつもりでいらっしゃって!?」
後ずさりし、壁に背を預けるジョセフィーヌ。
後ろ手に叩くも壁は壊せそうもない。体の震えはいっそう強まった。
「ああああぁ!!」
群れの後ろで声がした。隊長ザメだ。サメの壁の上を歩いて向かってくる。
そしてジョセフィーヌの前に立ち、ゆっくりと一歩一歩、両手を広げて近づいてくる!
「あ……いや、やめて! やめて!! 来ないでぇぇぇ!!!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛!! 」
隊長ザメは大口を広げて飛び上がる………!!
──も、なにかにつっかえて邪魔された。
「……あぁ? 」
隊長ザメは腹部の辺りに、引っかかった何かを見下ろす。黒い筒状の何かが腹から伸びていた。黒光りしているその筒は、細い円筒を6つまとめたような形だ。
「あ、ああっ !?」
無意識に目で追ったのだ。その筒の先、伸びてきている方向を。
そこには恍惚の笑みを浮かべる先程の令嬢。
右腕があるはずのところから、筒は生えていたのだ。
ジョセフィーヌは口からヨダレを垂らしながら、興奮に身をよじらせていた……!
「あ~あ♡ やめてって言いましたのにぃ……♡♡今日は我慢しようと思ってましたのにぃ……♡ ……ふぅっ♡……ふぅっ……♡」
ジョセフィーヌは蕩けきった顔で、息を荒らげていた。
「ぶっぱなしたくなる顔してぇ♡ 責任……取ってもらいますわ♡ ごぉ……♡ よぉん……♡」
「ああ!! あぁぁぁ!!」
これから起こることに見当がついた隊長鮫人は、首を振り両手を合わせて必死に命乞いをする。
しかしジョセフィーヌの興奮は、もう止まらない。
「さぁん……♡って、あ゛あ゛あ゛あ゛無理無理!! 我慢できませんわぁぁぁ!!!!」
「ああああ!? ああああ!!!」
筒は金切り声をあげて高速回転! 矢継ぎ早に鳴り響く銃声はサメ共の声をかき消す!隊長ザメの腹を容易く貫き、向こう側から臓腑と共に弾丸を撒き散らし始めた!
「「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!」」」」」
一瞬にして肉を、骨を、裂いて穿つ無数の弾丸が襲い来る! そのパワーはサメの体をゆうに貫通し、肉の壁のことごとくをミンチに変える。
狭い路地でそんなものが、集団に放たれればパニックになるに決まっている。同胞が崩れたことで動けるようになった鮫人は路地の出口へ光の射す方へ向かう。
「おバカさんたち♡ わたくしから逃げられるはずないですわぁぁ♡♡」
ジョセフィーヌの言う通り、荒いように見えて狙いは正確。
一発一発が鮫人の頭を、腕を、腹を、ヒレを抉りとり、逃げる者の足を射抜く!
「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
鮫人は次々と倒れ、穴だらけの死体が折り重なっていく。
「お゛お゛ん゛っ゛♡゛ 最っ高ですわ!!! 雑魚どもを溶かしてイク、この爽♡快♡感♡ッッ!! このためにわめき散らしながら、ちんたら逃げた甲斐があったってもんですわぁぁぁッッ!!♡♡♡」
その光景を作り出し続ける張本人は、嬌声を上げながらガトリングを乱射し続けていた。硝煙の香りが鼻腔をくすぐる度に、銃撃は苛烈になってゆく。
「うっわ♡ くっせえですわ♡ 火薬くっせぇですわぁぁぁ♡ こんなん脳みそ馬鹿になりますわぁぁぁぁ♡!!! 」
まもなく最後の一匹も凶弾に倒れ、通りにはサメの絨毯が敷かれた。
サメの血によって、赤黒く彩られた通り。周囲の壁のコンクリは弾痕まみれでひび割れ、好き放題に散らばる。
「はひっ……♡ や、やりすぎましたわ……ぶっふぅ……♡」
白目を剥きながら快感に打ちひしがれ、口から蒸気を吐き出す。
ジョセフィーヌは湿度でベタついた前髪をそのままに、蕩けた顔で空を仰いだ。
「あ゛……あぁ……」
右手のバルカン砲を腹の穴でくわえた隊長ザメ。目の前の狂人に群れを皆殺しにされた恐怖と、自分だけは助かった安堵で放心している。
「ふひっ♡ 残っていらっしゃいましたわね……♡ とっておきを残しておくだなんて、わかってますわね私ったら♡♡ 」
ジョセフィーヌはサメの額に左手を優しく添える。
さながらショートケーキの一番上のいちごを食べる、その瞬間のように。
「あ゛!? あ゛あ゛あ゛あ── 」
「おくたばりあそばせ♡……んっ♡♡」
[ズドン!]
わめく頭は、左手から生えたショットガンで霧散させられた。ジョセフィーヌの顔面にもおびただしく返り血が飛び散る。
しかしそんなことなど気にも留めない。
間抜けに口を開けたまま、その場に座り込んだ。
「ふひっ♡ あーもう出ねぇですわ……♡ 一生分の弾丸、撃ち尽くしましたわ……♡」
ガトリングは変形し、人らしい腕にもどった。
しかしトリガーハッピーに脳を焼かれた彼女は、キマったまま戻らない。薄ら笑いをうかべて余韻に浸る。
ジョセフィーヌはサイボーグである。
猛スピードのサメ車(馬車のサメ版)にひかれた彼女は、生死をさまよう。……も、改造手術を受けて一命を取り留めた!
その際、燃焼炉で駆動する体と数々の重火器を仕込んだ義手義足を得て、サメ共に復讐する戦闘マシーンになったのだ!
「はぁ♡ ……はぁ ……何してるんでしょうわたくし……。帰りますわ……」
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