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16. ひらりひらりと舞い降りて
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「ライア、それ、持ってきちゃったの?」
部屋の片付けを終えてクッキーを買いに町に出たミコト達。お店へ向かう道中にある水溜まりを踏んでバシャバシャと楽しむライアにシアが声をかける
「うん、無くさないように」
「部屋に置いていた方が無くさないよ」
「大丈夫だよ。ぎゅっとつかんでおくから」
右手に持った葉っぱをぎゅっと強く握り直し、少し先にある水溜まりを踏む。バシャッと勢いよく跳ね、二人の少し後ろを歩いていたミコトの足元にまで水滴が飛んで靴に少しついた
「あっ、マリーおばさんだ」
お店の窓を拭いていたマリーを見つけたシアが手を振りマリーを呼ぶ。ライアも一緒に手を振り、マリーの元へ駆け寄っていく
「おばさん、こんにちは」
「あら、こんにちは」
ライアが挨拶をすると、マリーもにこりと微笑んで挨拶を返す。その間にシアとミコトも駆け寄り、マリーに挨拶をする
「今、お店開いてますか?」
「ええ、思ったよりも早く雨が止んだからね。少ししか商品はないけれど、今から開ける予定よ」
そう言いながらお店の中に目線を向けると、ブランが忙しそうに商品棚にパンを並べていた
「クッキーある?」
「ええ。今、冷ましている所よ」
目を輝かせながら聞くライアにマリーがフフッと微笑みながら答える。ふと、ライアが持つ葉っぱを見つけ、指差した
「あら、これを使ったクッキーが欲しいの?」
「これ何かわかるの?」
「ええ、もちろん。この葉は乾燥させて、クッキーや他のお菓子に混ぜると良い香りが出て美味しくなるんだよ」
「へー」
マリーの話を聞いてシアとライアが葉っぱを見つめていると、マリーがライアが持つその葉を取り、二人の後ろにいるミコトに差し出した
「お願いね」
マリーにそう言われ、葉を受けとるミコト。枝の部分を持ち葉っぱを見つめ、指先でクルクルと回すように動かすと、ゆっくりと一度上下に動かした。すると、一瞬で葉は枯れ、少し欠けた葉がライアの足元にヒラヒラと舞い落ちた。マリーがミコトの手をぎゅっとつかみ、枯れた葉っぱを受けとるとミコトにニコリと微笑んだ
「ありがとう。今ある生地に混ぜて作るから、みんなでまた後でおいで」
部屋の片付けを終えてクッキーを買いに町に出たミコト達。お店へ向かう道中にある水溜まりを踏んでバシャバシャと楽しむライアにシアが声をかける
「うん、無くさないように」
「部屋に置いていた方が無くさないよ」
「大丈夫だよ。ぎゅっとつかんでおくから」
右手に持った葉っぱをぎゅっと強く握り直し、少し先にある水溜まりを踏む。バシャッと勢いよく跳ね、二人の少し後ろを歩いていたミコトの足元にまで水滴が飛んで靴に少しついた
「あっ、マリーおばさんだ」
お店の窓を拭いていたマリーを見つけたシアが手を振りマリーを呼ぶ。ライアも一緒に手を振り、マリーの元へ駆け寄っていく
「おばさん、こんにちは」
「あら、こんにちは」
ライアが挨拶をすると、マリーもにこりと微笑んで挨拶を返す。その間にシアとミコトも駆け寄り、マリーに挨拶をする
「今、お店開いてますか?」
「ええ、思ったよりも早く雨が止んだからね。少ししか商品はないけれど、今から開ける予定よ」
そう言いながらお店の中に目線を向けると、ブランが忙しそうに商品棚にパンを並べていた
「クッキーある?」
「ええ。今、冷ましている所よ」
目を輝かせながら聞くライアにマリーがフフッと微笑みながら答える。ふと、ライアが持つ葉っぱを見つけ、指差した
「あら、これを使ったクッキーが欲しいの?」
「これ何かわかるの?」
「ええ、もちろん。この葉は乾燥させて、クッキーや他のお菓子に混ぜると良い香りが出て美味しくなるんだよ」
「へー」
マリーの話を聞いてシアとライアが葉っぱを見つめていると、マリーがライアが持つその葉を取り、二人の後ろにいるミコトに差し出した
「お願いね」
マリーにそう言われ、葉を受けとるミコト。枝の部分を持ち葉っぱを見つめ、指先でクルクルと回すように動かすと、ゆっくりと一度上下に動かした。すると、一瞬で葉は枯れ、少し欠けた葉がライアの足元にヒラヒラと舞い落ちた。マリーがミコトの手をぎゅっとつかみ、枯れた葉っぱを受けとるとミコトにニコリと微笑んだ
「ありがとう。今ある生地に混ぜて作るから、みんなでまた後でおいで」
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