シンフォニー・レイ

シャオえる

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57. みんなでおやつを食べよう

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「ツミキ、どう?具合悪い?」
「大丈夫。元気!」
 検査が終わり、待機中のツミキ達。忙しそうな隣の部屋とは違いのんびりと過ごしている。楽しそうに話すツミキとカエデの隣で、まだ少し緊張感を残して二人の会話の様子を見ているミオリ。待機を命じられてから、もう大分時間が経っていた。さすがに待ち疲れてきたミオリがゼフド達がいる隣の部屋に向かって、話をかける
「ゼフドさん、もう部屋に戻ってもいいですか?」
「ああ、でも部屋に三人いるように。後程ルモカ達がツミキ君の体調を調べるために、部屋に向かうそうだから、待ってるようにな」


「良かった……ツミキにうたの力がないみたいで……」
「うん、そうだね」
 カエデとツミキの部屋に戻って、お菓子を囲んでお喋りをしている三人。緊張感がほぐれて、食べるペースも早く、あっという間に無くなっていく。お菓子でお腹一杯になってきた頃、コンコンと扉を叩く音
「……はい」
 カエデが扉を開けると、後程来ると言っていたルモカとメルナの二人立っていた

「あら、女子会の最中だったかしら?」
 扉が開いてすぐ見えた大量の食べかけのお菓子の袋。ツミキの右隣にルモカが座るとお菓子を食べ始めた。左隣にはメルナが座って、黙々とツミキの体を調べ始める準備をしていく
「どう?体調は?」
 メルナの準備を手伝わずに、お菓子を食べ続けてくルモカ。気にせずにメルナは黙々とツミキの体を調べ始めてく
「大丈夫です。元気です」
 検査されながら、ルモカの質問に答えてくツミキ。その後もあれこれ聞かれたり、触られたりと検査は続いた

「それじゃ、明日からは三人外に出るように」
 一通りの問診や体調の検査を終えてルモカがそう言うと、三人ともツミキと外に出られると嬉しそうな顔
「じゃあ明日から、学校行ってね」
「え?でも……」
「あの二人は、こっちが全力をあげて探しているし、仮に何かあればあの子達もやって来るでしょ」
 ルモカの話に戸惑う三人の側で、残ったお菓子を黙々と食べ始めてくメルナ。お茶も飲みながら検査の片付けをしていると、手伝わないルモカがミオリをちらりと見た

「そうそう、ミオリちゃんも今日からここに住むから」
 ルモカの急な提案に驚くツミキとカエデ。前から聞いていたミオリは、特に反応せずメルナと一緒にお菓子を食べている
「助かるわ。本当にみんな一人部屋欲しがってたから」
 驚いている二人をほっといて、ルモカも混ざってお菓子を食べていく。美味しそうに食べるミオリ達を見てツミキとカエデも混じり、五人の女子会が始まって、あっという間に時間が過ぎ、隠していたお菓子も出して食べ終えると、ルモカとメルナが部屋から出る準備をはじめた
「それじゃ、三人でミオリちゃんの引っ越し作業、宜しくね」
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