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8. 食べ終えた後の予定に
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「あれ、なんで?」
翌日、アカリの家に集まったミナモが本を持って首をかしげ困ったように呟いた
「どうしたの?」
「本がうまく書けないんです。どうしたのかな……」
ミナモの声に心配そうに声をかけたアカリ。すると、はぁ。とため息つきながら、ミナモが返事をすると、ソファーに座るアカリの隣に座って、またはぁ。とため息をついた
「モナカの体調が悪いとか、ご飯とかお菓子を食べ過ぎちゃった?」
「うーん、食べ過ぎてはないとは思うけど……」
と、テーブルに置いていたお菓子を食べようとしていたモナカを見ていると、キッチンから飲み物を持ってきたルカがミナモに紅茶の入ったコップを渡しながら話しかけた
「じゃあ後でミナモ君の本棚見に行ってみる?もしかしたら、修理開始してるかもしれないし」
「そうだね、どうせ暇だし。カグヤさんも行く?」
と、アカリもルカから紅茶を受け取りながらカグヤに問いかけると、同じく紅茶を受け取ったカグヤが一口飲んで答えた
「いや、止めておく……」
「カグヤさん、なにか用事ですか?」
「いや、特には。ただ面倒な事に巻き込まれそうだからな」
「そんなことないよ、ねぇ」
「ええ、たぶん……」
ミナモとカグヤの会話に、アカリが割って入ってくると、ミナモが苦笑いで返事をした
「でもアンズは行きたそうだけど、どうするの?」
と、ヒカリがカグヤそう言うと、アンズがお菓子を持ってカグヤをジーっと見ていた。その視線を見ないようにまた紅茶を飲むが、ずーっと見つめるアンズに負けて、はぁ。とため息をついていると、紅茶を一気に飲み干したアカリが、うーんと背伸びをしながらソファーから立ち上がった
「よし、お菓子も食べたし。みんなでミナモの本棚に行こっか」
「すみませーん、この本、片付けるんですけど」
その頃、ユイは本棚の受け付けに来て掃除をしていた受付の女性を呼んでいた
「あらユイさん。本を書くなんて珍しいですね」
「書いてたけど、時間かかったのよね」
女性の言葉にリリが答えるとエヘヘと苦笑いをするユイ。女性もクスッと笑って本の受付をしていると、ふと本棚の異変に気づいて手が止まった
「あら、ルカさんの本が増えてる?」
「ああ、それミナモの本。部屋が開かないからって置いてるよ」
ユイの返事を聞いて、周りにいた受付の女性達がゾロゾロと近寄り、ルカの本棚の状況が書かれた資料を見始めた
「置いて大丈夫だったんですか?」
「うん、どうにかね」
「でも一応、こちらに報告はしてくれないと」
本棚の確認を終えユイの話を聞いて、困った顔で呟いた女性にユイが苦笑いをしていると、ユイを見つけた女性が一人声をかけてきた
「ユイさん、ミナモ君に会いますか?」
「予定ないけど、なにか用事?」
「修理を確認するので、本棚に近寄らないようにお願いしたいのですが……」
話を聞いてリリと顔を見合わせるユイ。ふぅ。と一つため息をついて、女性に微笑み返事をした
「わかった。おやつ貰いがてらに、ミナモに伝えておくね」
翌日、アカリの家に集まったミナモが本を持って首をかしげ困ったように呟いた
「どうしたの?」
「本がうまく書けないんです。どうしたのかな……」
ミナモの声に心配そうに声をかけたアカリ。すると、はぁ。とため息つきながら、ミナモが返事をすると、ソファーに座るアカリの隣に座って、またはぁ。とため息をついた
「モナカの体調が悪いとか、ご飯とかお菓子を食べ過ぎちゃった?」
「うーん、食べ過ぎてはないとは思うけど……」
と、テーブルに置いていたお菓子を食べようとしていたモナカを見ていると、キッチンから飲み物を持ってきたルカがミナモに紅茶の入ったコップを渡しながら話しかけた
「じゃあ後でミナモ君の本棚見に行ってみる?もしかしたら、修理開始してるかもしれないし」
「そうだね、どうせ暇だし。カグヤさんも行く?」
と、アカリもルカから紅茶を受け取りながらカグヤに問いかけると、同じく紅茶を受け取ったカグヤが一口飲んで答えた
「いや、止めておく……」
「カグヤさん、なにか用事ですか?」
「いや、特には。ただ面倒な事に巻き込まれそうだからな」
「そんなことないよ、ねぇ」
「ええ、たぶん……」
ミナモとカグヤの会話に、アカリが割って入ってくると、ミナモが苦笑いで返事をした
「でもアンズは行きたそうだけど、どうするの?」
と、ヒカリがカグヤそう言うと、アンズがお菓子を持ってカグヤをジーっと見ていた。その視線を見ないようにまた紅茶を飲むが、ずーっと見つめるアンズに負けて、はぁ。とため息をついていると、紅茶を一気に飲み干したアカリが、うーんと背伸びをしながらソファーから立ち上がった
「よし、お菓子も食べたし。みんなでミナモの本棚に行こっか」
「すみませーん、この本、片付けるんですけど」
その頃、ユイは本棚の受け付けに来て掃除をしていた受付の女性を呼んでいた
「あらユイさん。本を書くなんて珍しいですね」
「書いてたけど、時間かかったのよね」
女性の言葉にリリが答えるとエヘヘと苦笑いをするユイ。女性もクスッと笑って本の受付をしていると、ふと本棚の異変に気づいて手が止まった
「あら、ルカさんの本が増えてる?」
「ああ、それミナモの本。部屋が開かないからって置いてるよ」
ユイの返事を聞いて、周りにいた受付の女性達がゾロゾロと近寄り、ルカの本棚の状況が書かれた資料を見始めた
「置いて大丈夫だったんですか?」
「うん、どうにかね」
「でも一応、こちらに報告はしてくれないと」
本棚の確認を終えユイの話を聞いて、困った顔で呟いた女性にユイが苦笑いをしていると、ユイを見つけた女性が一人声をかけてきた
「ユイさん、ミナモ君に会いますか?」
「予定ないけど、なにか用事?」
「修理を確認するので、本棚に近寄らないようにお願いしたいのですが……」
話を聞いてリリと顔を見合わせるユイ。ふぅ。と一つため息をついて、女性に微笑み返事をした
「わかった。おやつ貰いがてらに、ミナモに伝えておくね」
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