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材木相場
46 仕手筋の会合
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清算日まで残り40日。
材木相場は異様な盛り上がりを見せていた。
先物の取引は432,900マルクと、高値からやや調整をしていた。
連日の買いが一旦止まったからである。
しかし、それでも10%程度の下落で止まっていたのは、ユルゲンが必死に買い支えているからであった。
これは仕手戦の失敗パターンとしてはよくある。
本尊が予期せぬ提灯のつきかたをして、値が上がってしまったので高値を買ってしまうパターンだ。
酷いものになると売り抜け後に別の本尊が出てきて、株価の上昇が継続し、元々の本尊が高値で買い直しをしたなんてこともある。
そして、高値で買えば損するリスクも当然上がり、今度は売り抜けに失敗してしまうなんて事もある。
というか、かなり多い。
本尊といえども、価格を完全にコントロール出来るはずもなく、多額の損失を出すことだってあるのだ。
なので、手仕舞いしたら値動きは見ないに限る。
今回は売り抜け後ではないが、本来の仕込みたい価格を僕が邪魔して吊り上げてしまったので、慌てて高値で買い増しをしてしまったところに落とし穴があったわけだ。
今までそんなに多くの枚数が建てられなかったところに、降って湧いた売り注文に飛びついた。
絶対に値上がりするのがわかっていれば、高値を掴む心配もない。
そこに現れたのは売り本尊だと気付いた時には、売り本尊にも提灯がついており、価格を維持するために防戦買いをする羽目になる。
というのが今僕が受けている報告だ。
魔法学園が終わり、帰宅する時間を見計らって、ヨーナスとハーバーに屋敷に来てもらっている。
そこでブリュンヒルデを交えての作戦会議だ。
まるで仕手筋の会合だな。
いや、そのものズバリか。
ヨーナスが売買状況を教えてくれる。
「買いにもまだまだ提灯がついております。ユルゲン商会がヴァルハラ教と昵懇の仲だというのは広く知られており、未だに証拠金を積み増して買いを継続しているのですが、これは既にユルゲン商会の規模から考えたらありえないことです。なので、ヴァルハラ教の資金が来ているのは間違いないという読みですな。そして、それはその通りでしょう」
「ふうん。で、ユルゲン商会の建玉は?」
僕はヨーナスに訊いた。
「およそ3万枚ですね。証拠金として6000億マルクが必要ですし、平均買い建値からしたら追証ギリギリでしょう」
現在こちらの売り玉もほぼ同じくらいある。
なにせ提灯筋が逃げないように、本尊が注文を出さなければならないのだ。
それが無ければ、本尊の資金が尽きたと見限られ、反対売買が津波のように襲ってくる。
あえてそのようにするのが、ふるい落としと呼ばれる手法だ。
仕手戦の初期において、提灯筋が持っている玉を安く投げさせるために、あえて大きな下落を演出する。
すると、本尊が売り抜けたか資金が尽きたと勘違いした提灯筋が一斉に売りに回るのだ。
本尊はそこでまた安く拾う。
何故なら売り抜けのときに提灯筋に買わせる必要があるので、安いところの建玉を持っていられては困るのだ。
なお、これは仕手筋のなかでも序列の低い者も引っかかる。
本尊の最初の仕込みが終わり、仕手筋の中で銘柄が発表されると、仕手筋のメンバーの買いが入る。
そして、価格の動かし方や目標価格が細かく説明されることはない。
本尊とその側近だけのトップシークレットなのだ。
そして、銘柄だけ聞いた末端のメンバーは、兎に角買いを入れていく。
場合によったらレバレッジをかけていく。
本尊はそれに容赦なくふるい落としをかけていく。
そして、安値で投げさせられた末端のメンバーは、仕手戦継続と言われるとまた高値で買い直すのだ。
僕の参加していたネットでやり取りする仕手筋も、本尊に翻弄されるメンバーがいた。
仕手筋のメンバー全員が儲かるなど幻想である。
それに、本尊もいつ裏切られるかわからないので、メンバーにも細かいシナリオは話せないのだ。
本尊は常に、自分についてきたら儲かるという夢を見続けさせる事で成り立つ。
「ハーバー、王都への材木の流入量に変化はある?」
僕は今度はハーバーに質問した。
「日に日に増加しております。地方の領地へは情報の伝播も遅く、また移動にかかる日数も長いので、これからもどんどん流入してくることでしょう」
「ありがとう。引き続き監視をお願い。この流入量こそが売りを呼ぶ肝だからね」
そして最後にブリュンヒルデだ。
彼女には領地での材木の生産量を確認した。
「領民も農閑期ですので、きこりの仕事が出来て喜んで参加しております。それに加えて傭兵ギルドに仕事を依頼して、傭兵も材木の生産に参加さてることで一日の生産量は5万本を超えたところで安定しておりますわ」
「それはシェーレンベルク公爵領での話?」
「いえ、ローエンシュタイン家からの報告と、お父様の息のかかった貴族を含めてですわ」
「そうか。このままペースを落とさないようにね。それと、王都への輸送はギリギリまで待たせておいても置き場は足りるかな?」
これは万が一火災を防げなかった時のための保険だ。
なので、王都に持ち込むのは受け渡し日ギリギリまで待ちたい。
ブリュンヒルデは僕の質問にニッコリと笑う。
「置き場所は問題ありませんわ。置き場所を持たない貴族には、予定通りシェーレンベルク領まで運ばせております」
「ヨーナス、我々の実家と侯爵領で材木の生産を増やしている情報は、うまく市場に流れているかな?」
「はい。現在材木の現物価格は今日の終値で289,700となっており、先物価格よりもかなり低いです。これは市場参加者が今後大量に現物が供給されるのを警戒しての事です」
更にハーバーが付け加える。
「金融街の食堂や床屋、その他の店でもシェーレンベルク家とローエンシュタイン家の材木の急ピッチの増産の話題は多く聞かれます。うまく伝わっておりますね」
僕はそれを聞いて安堵した。
一方、買い本尊のユルゲンも教皇レオンハルトと会合を行っていた。
いつもの料亭の一室で、テーブルに並べられた料理を食べながらの会合である。
しかし、こちらの雰囲気は悪い。
「更に追加の資金を出せと申すのか!」
教皇は大きな声を出した。
口の中に残っていた肉の破片が勢いよく飛び出して、ユルゲンの顔に張り付く。
ユルゲンはそれをハンカチで拭き取ると、教皇に説明を続けた。
「ローエンシュタイン侯爵は売り崩して買い方の投げを誘うつもりです。こちらに付いた提灯を消さないためにも、買いを入れるのは必要でございます。私も財産を換金して証拠金として差し入れておりますが、相手の資金が何しろ多くて。恐らくはシェーレンベルク家とローエンシュタイン家が資金を提供しているのではないでしょうか」
ユルゲンのこの予想は外れていた。
マクシミリアンは自分の資産に加え、珍しい調味料を魔法で作ってはヨーナスに捌かせていたのである。
更に、余剰資金で他の金融商品や株式の売買を行い、そこで資金を増やしては材木相場に突っ込んでいるのである。
ただし、シェーレンベルク家とローエンシュタイン家には緊急時は資金を提供してくれるようにお願いしてはあった。
「チッ、両家とも潰してくれる。そのためにも教皇を続けなければならん。背に腹は代えられないし、教会の浄財をまわす。ユルゲン、必ず勝てよ」
「はい。それでお願いがもう一つございます」
ユルゲンの言葉に教皇は露骨に嫌な顔をした。
ユルゲンもそれがわかったので、慌てて説明する。
「資金を持ってくるときに、教会の馬車でご来店いただきたいのです。そして、街のものたちの目に止まるように、長い時間商会の前に停車させておいてもらいたいのです」
今までは教会を表に出すことができないので、どこのものともわからぬ馬車で資金を運んでいた。
しかし、ユルゲン商会はヴァルハラ教の資金運用を任されていると、市場参加者にアピールして、買いの提灯をつけさせようというのだ。
教皇は少し考え込む。
が、直ぐに結論を出した。
「毒を食らわば皿までか。浄財に手を付ける以上はなりふりかまっている場合ではないな」
こうして売り買いの本尊ががっぷり四つに組んだ仕手戦は更に加速していくのであった。
翌日、早速教会の馬車がユルゲン商会の入り口に長時間停車した。
それは直ぐに広まり、買い方が勢いづいた。
すると、それを聞いたブリュンヒルデは直ぐにシェーレンベルク家の馬車をヨーナス商会の入り口に止めるよう指示を出す。
更に王都のローエンシュタイン家の屋敷に赴き、馬車を同じようにヨーナス商会の入り口に止めるようお願いする。
ローエンシュタイン家も既に一蓮托生なので、その申し出を快く承諾してくれた。
更には、父である公爵にお願いして、息のかかった貴族たちの馬車を連日入れ代わり立ち代わりヨーナス商会にこさせるようにしてもらった。
すると、今度は売り方が勢いづく。
膠着状態が続き、先物価格は常に40万から45万マルクの間で推移していった。
材木相場は異様な盛り上がりを見せていた。
先物の取引は432,900マルクと、高値からやや調整をしていた。
連日の買いが一旦止まったからである。
しかし、それでも10%程度の下落で止まっていたのは、ユルゲンが必死に買い支えているからであった。
これは仕手戦の失敗パターンとしてはよくある。
本尊が予期せぬ提灯のつきかたをして、値が上がってしまったので高値を買ってしまうパターンだ。
酷いものになると売り抜け後に別の本尊が出てきて、株価の上昇が継続し、元々の本尊が高値で買い直しをしたなんてこともある。
そして、高値で買えば損するリスクも当然上がり、今度は売り抜けに失敗してしまうなんて事もある。
というか、かなり多い。
本尊といえども、価格を完全にコントロール出来るはずもなく、多額の損失を出すことだってあるのだ。
なので、手仕舞いしたら値動きは見ないに限る。
今回は売り抜け後ではないが、本来の仕込みたい価格を僕が邪魔して吊り上げてしまったので、慌てて高値で買い増しをしてしまったところに落とし穴があったわけだ。
今までそんなに多くの枚数が建てられなかったところに、降って湧いた売り注文に飛びついた。
絶対に値上がりするのがわかっていれば、高値を掴む心配もない。
そこに現れたのは売り本尊だと気付いた時には、売り本尊にも提灯がついており、価格を維持するために防戦買いをする羽目になる。
というのが今僕が受けている報告だ。
魔法学園が終わり、帰宅する時間を見計らって、ヨーナスとハーバーに屋敷に来てもらっている。
そこでブリュンヒルデを交えての作戦会議だ。
まるで仕手筋の会合だな。
いや、そのものズバリか。
ヨーナスが売買状況を教えてくれる。
「買いにもまだまだ提灯がついております。ユルゲン商会がヴァルハラ教と昵懇の仲だというのは広く知られており、未だに証拠金を積み増して買いを継続しているのですが、これは既にユルゲン商会の規模から考えたらありえないことです。なので、ヴァルハラ教の資金が来ているのは間違いないという読みですな。そして、それはその通りでしょう」
「ふうん。で、ユルゲン商会の建玉は?」
僕はヨーナスに訊いた。
「およそ3万枚ですね。証拠金として6000億マルクが必要ですし、平均買い建値からしたら追証ギリギリでしょう」
現在こちらの売り玉もほぼ同じくらいある。
なにせ提灯筋が逃げないように、本尊が注文を出さなければならないのだ。
それが無ければ、本尊の資金が尽きたと見限られ、反対売買が津波のように襲ってくる。
あえてそのようにするのが、ふるい落としと呼ばれる手法だ。
仕手戦の初期において、提灯筋が持っている玉を安く投げさせるために、あえて大きな下落を演出する。
すると、本尊が売り抜けたか資金が尽きたと勘違いした提灯筋が一斉に売りに回るのだ。
本尊はそこでまた安く拾う。
何故なら売り抜けのときに提灯筋に買わせる必要があるので、安いところの建玉を持っていられては困るのだ。
なお、これは仕手筋のなかでも序列の低い者も引っかかる。
本尊の最初の仕込みが終わり、仕手筋の中で銘柄が発表されると、仕手筋のメンバーの買いが入る。
そして、価格の動かし方や目標価格が細かく説明されることはない。
本尊とその側近だけのトップシークレットなのだ。
そして、銘柄だけ聞いた末端のメンバーは、兎に角買いを入れていく。
場合によったらレバレッジをかけていく。
本尊はそれに容赦なくふるい落としをかけていく。
そして、安値で投げさせられた末端のメンバーは、仕手戦継続と言われるとまた高値で買い直すのだ。
僕の参加していたネットでやり取りする仕手筋も、本尊に翻弄されるメンバーがいた。
仕手筋のメンバー全員が儲かるなど幻想である。
それに、本尊もいつ裏切られるかわからないので、メンバーにも細かいシナリオは話せないのだ。
本尊は常に、自分についてきたら儲かるという夢を見続けさせる事で成り立つ。
「ハーバー、王都への材木の流入量に変化はある?」
僕は今度はハーバーに質問した。
「日に日に増加しております。地方の領地へは情報の伝播も遅く、また移動にかかる日数も長いので、これからもどんどん流入してくることでしょう」
「ありがとう。引き続き監視をお願い。この流入量こそが売りを呼ぶ肝だからね」
そして最後にブリュンヒルデだ。
彼女には領地での材木の生産量を確認した。
「領民も農閑期ですので、きこりの仕事が出来て喜んで参加しております。それに加えて傭兵ギルドに仕事を依頼して、傭兵も材木の生産に参加さてることで一日の生産量は5万本を超えたところで安定しておりますわ」
「それはシェーレンベルク公爵領での話?」
「いえ、ローエンシュタイン家からの報告と、お父様の息のかかった貴族を含めてですわ」
「そうか。このままペースを落とさないようにね。それと、王都への輸送はギリギリまで待たせておいても置き場は足りるかな?」
これは万が一火災を防げなかった時のための保険だ。
なので、王都に持ち込むのは受け渡し日ギリギリまで待ちたい。
ブリュンヒルデは僕の質問にニッコリと笑う。
「置き場所は問題ありませんわ。置き場所を持たない貴族には、予定通りシェーレンベルク領まで運ばせております」
「ヨーナス、我々の実家と侯爵領で材木の生産を増やしている情報は、うまく市場に流れているかな?」
「はい。現在材木の現物価格は今日の終値で289,700となっており、先物価格よりもかなり低いです。これは市場参加者が今後大量に現物が供給されるのを警戒しての事です」
更にハーバーが付け加える。
「金融街の食堂や床屋、その他の店でもシェーレンベルク家とローエンシュタイン家の材木の急ピッチの増産の話題は多く聞かれます。うまく伝わっておりますね」
僕はそれを聞いて安堵した。
一方、買い本尊のユルゲンも教皇レオンハルトと会合を行っていた。
いつもの料亭の一室で、テーブルに並べられた料理を食べながらの会合である。
しかし、こちらの雰囲気は悪い。
「更に追加の資金を出せと申すのか!」
教皇は大きな声を出した。
口の中に残っていた肉の破片が勢いよく飛び出して、ユルゲンの顔に張り付く。
ユルゲンはそれをハンカチで拭き取ると、教皇に説明を続けた。
「ローエンシュタイン侯爵は売り崩して買い方の投げを誘うつもりです。こちらに付いた提灯を消さないためにも、買いを入れるのは必要でございます。私も財産を換金して証拠金として差し入れておりますが、相手の資金が何しろ多くて。恐らくはシェーレンベルク家とローエンシュタイン家が資金を提供しているのではないでしょうか」
ユルゲンのこの予想は外れていた。
マクシミリアンは自分の資産に加え、珍しい調味料を魔法で作ってはヨーナスに捌かせていたのである。
更に、余剰資金で他の金融商品や株式の売買を行い、そこで資金を増やしては材木相場に突っ込んでいるのである。
ただし、シェーレンベルク家とローエンシュタイン家には緊急時は資金を提供してくれるようにお願いしてはあった。
「チッ、両家とも潰してくれる。そのためにも教皇を続けなければならん。背に腹は代えられないし、教会の浄財をまわす。ユルゲン、必ず勝てよ」
「はい。それでお願いがもう一つございます」
ユルゲンの言葉に教皇は露骨に嫌な顔をした。
ユルゲンもそれがわかったので、慌てて説明する。
「資金を持ってくるときに、教会の馬車でご来店いただきたいのです。そして、街のものたちの目に止まるように、長い時間商会の前に停車させておいてもらいたいのです」
今までは教会を表に出すことができないので、どこのものともわからぬ馬車で資金を運んでいた。
しかし、ユルゲン商会はヴァルハラ教の資金運用を任されていると、市場参加者にアピールして、買いの提灯をつけさせようというのだ。
教皇は少し考え込む。
が、直ぐに結論を出した。
「毒を食らわば皿までか。浄財に手を付ける以上はなりふりかまっている場合ではないな」
こうして売り買いの本尊ががっぷり四つに組んだ仕手戦は更に加速していくのであった。
翌日、早速教会の馬車がユルゲン商会の入り口に長時間停車した。
それは直ぐに広まり、買い方が勢いづいた。
すると、それを聞いたブリュンヒルデは直ぐにシェーレンベルク家の馬車をヨーナス商会の入り口に止めるよう指示を出す。
更に王都のローエンシュタイン家の屋敷に赴き、馬車を同じようにヨーナス商会の入り口に止めるようお願いする。
ローエンシュタイン家も既に一蓮托生なので、その申し出を快く承諾してくれた。
更には、父である公爵にお願いして、息のかかった貴族たちの馬車を連日入れ代わり立ち代わりヨーナス商会にこさせるようにしてもらった。
すると、今度は売り方が勢いづく。
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