333 / 439
第332話 温泉をつくろう
しおりを挟む
「まったく、あなた達と一緒にいたら話で油臭くなりそうね」
グレイスが鼻をつまみながらワインを飲む。
それだと芳醇な香を楽しめないぞ。
「折角の異世界なんだから、温泉の一つでも掘り当ててみなさいよ」
「ここにきてやっと温泉か」
「遅いよな」
俺とオッティは顔を見合わせて頷いた。
温泉回って普通は3話目から6話目くらいだよね。
遅いよ。
「まあ、温泉と一口に言っても色々あるからな。硫黄泉、アルカリ泉、それに水蒸気やガスだって条件を満たせば温泉だからな」
俺はグレイスの方に向き直ってそう言った。
「温かいお湯が沸きだせばそれが温泉じゃないの?」
「いや、温泉は温泉法という法律で決められた定義を満足しないといけないんだ。温度は関係あるが例外もある」
温泉の定義は
地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス。
温度は摂氏25度以上(摂氏25度未満のものは、冷泉または鉱泉と呼ぶ事がある)。
19種類の物質のうち、いずれか一つが規定値以上であること。
となっている。
異世界にその法律が適用されるかは知らないがな。
「でも、火山が近くにあって温かいお湯が出れば、含有物だってきっとあるわよね」
「そうだな。だが、温かいお湯が出たとしても、それが火山に起因しているかどうかは別問題だ。火山性の温泉と、非火山性の温泉の二種類があるんだ」
非火山性の温泉は地下深くほど温度が高くなる地温勾配に従って高温となったいわゆる深層熱水と、熱源不明の温泉と、モール泉という古代に堆積した植物が亜炭に変化する際の熱によって温泉になったものがる。
「それはどの種類でも問題ないわ。温泉に入りたいのよ」
酔ったせいか、目が座ったグレイスがちょっと怖い。
そんなに温泉が好きだったのか。
「丁度いい。シームレスパイプの製造プラントを作ろうと思っていたところだ」
オッティは誰もいない壁の方を向いてそう言った。
かなり酔いが回っているな。
危険だ。
「温泉にもシームレスパイプが必要なのか?油田じゃないんだぞ」
俺は酔っ払いに言っても無駄だとは思いつつも、一応自分の意見を述べた。
シームレスパイプとは溶接していないパイプであり、厳しい環境の油田掘削に使用される。
油田は腐食性のガスを含んでいたり、寒冷地に位置していることがある。
また、浅いところは掘りつくしてしまった。
だから耐食性や低温脆性、耐久性の問題をクリアするには、ステンレスのシームレスパイプが必要なのだ。
この技術が発達したおかげで、深いところなどの今まで掘削出来なかったところで油田開発が出来るようになったので、原油の枯渇までの時間が伸びた。
どの世代でも小学校の時に「あと30年で石油が枯渇します」って習ったのはそういうことだ。
永遠の30年。
おっと、話を戻すか。
温泉を掘削するのに、そこまでの高品質なシームレスパイプは必要ないと思っている。
温泉が出なければ、かなり地下深くまで掘削することになるかもしれないが、その前には湧きだすと思っている。
なんなら場所を変えればいいわけだしな。
余談ではあるが、パイプと似た物にチューブがある。
日本語ではどちらも鋼管だがな。
JFEスチール様のホームページを見ると、明確な区別は無いと書いてある。
流体が通るのがパイプで、熱交換はチューブと呼ぶことが多いみたいだが。
この辺は各社の図面を見ても、パイプと表記したりチューブと表記したりまちまちである。
こういうのも、規格として定義したほうがいいんじゃないでしょうかね?
その他にも定義がよくわからないものってあるな。
ブラケットとステー、スペーサーとボスとカラー、フランジとコネクタ、グロメットとブッシュ等。
設計者は意図があって命名しているんだと思うけど、違いがいまいちわからん。
品管もOK品と良品と合格品、NG品と不良品と不合格品と不具合品って使い分けてないよね。
業界で統一して欲しい。
対策書や規格書作る時に面倒なんですよね。
「そこは最高品質を求めないと。俺は異世界の住友金属工業になる」
住友金属工業といえば、シームレスパイプの大手であり、その技術は世界最高水準だ。
合併して名前は消滅し、今は日本製鉄なんだけどまあいいか。
そういう意味では名前は空いているから、名乗っても怒られないですよね?
脱線ついでに、21世紀の最高値で株を掴んだのはいい思い出です。
当時の新日鉄と合併して新日鉄住金になってしまったので、もう自分以上の高値で掴む人がいなくなったかと思うと清々しいですね。
オッティが壁にキスし始めたので今日はお開きとなった。
そして数週間後――
「よく来てくれたな」
俺はグレイス領で温泉が出来たというので、オッティに招待されてきた。
そのオッティが出迎えてくれたのである。
簡易的な風呂が出来上がっており、源泉かけ流しのお湯があふれているのが見える。
温泉は自然に湧き出しているのが見つからない場合は、地面を掘削して見つけるのだ。
やり方は井戸掘りと同じだな。
ケーシングパイプを埋め込みながら、その中を掘削していく。
温泉に当たったら、今度は吸い上げ用のパイプを入れて温泉を吸い上げる。
やり方がまったくファンタジーじゃないが。
「グレイスは?」
ここにグレイスがいなかったので、オッティに訊いてみた。
「ああ、女湯の方に入っている。女湯っていっても領主しか入れないんで、性別は関係ないがな」
どうやら自分用に浴槽を作ったようだ。
外から見えないように囲いで覆ってある。
高校生だったらなんとかして覗こうとしているだろうが、コンプライアンス教育を受けた俺はそんなことはしない。
決してオーリスが怖いわけではない。
常識ある大人としてのふるまいだ。
「しかし、よく温泉を掘り当てたな」
俺はオッティと並んで歩き、前を見ながら隣のオッティに話しかけた。
「掘り当ててない、作ったんだ」
「???」
オッティは温泉を作ったという。
作れるものなのか?
「地面を掘ったら水が出た。冷たい地下水だな。どうもこの辺は地下水が豊富らしく、井戸を作るのには最適だ。そして、深く掘っても温泉には当たらなかった。だから、地下水を温めて入浴剤を混ぜて温泉をつくったんだ」
あー、こちら葛飾区なんたらかんたらで見たな。
最後はインスタント味噌汁を入れてばれちゃう奴だ。
若しくはホワイトボーン温泉事件。
「いきなり偽装から始めるのはどうかと思うぞ」
「ここには温泉法なんてものは無い。それに入浴剤は成分が温泉そのものだからな。体にもいいぞ。天然温泉なんて一言も言ってないしな」
何の悪気もなさそうなオッティ。
こうしてグレイスは天然温泉だと思っている、オッティが作った人工温泉が完成した。
なお、オッティの入浴剤もネットスーパー的なあれだとか。
お風呂の歴史がまた一ページ――
グレイスが鼻をつまみながらワインを飲む。
それだと芳醇な香を楽しめないぞ。
「折角の異世界なんだから、温泉の一つでも掘り当ててみなさいよ」
「ここにきてやっと温泉か」
「遅いよな」
俺とオッティは顔を見合わせて頷いた。
温泉回って普通は3話目から6話目くらいだよね。
遅いよ。
「まあ、温泉と一口に言っても色々あるからな。硫黄泉、アルカリ泉、それに水蒸気やガスだって条件を満たせば温泉だからな」
俺はグレイスの方に向き直ってそう言った。
「温かいお湯が沸きだせばそれが温泉じゃないの?」
「いや、温泉は温泉法という法律で決められた定義を満足しないといけないんだ。温度は関係あるが例外もある」
温泉の定義は
地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス。
温度は摂氏25度以上(摂氏25度未満のものは、冷泉または鉱泉と呼ぶ事がある)。
19種類の物質のうち、いずれか一つが規定値以上であること。
となっている。
異世界にその法律が適用されるかは知らないがな。
「でも、火山が近くにあって温かいお湯が出れば、含有物だってきっとあるわよね」
「そうだな。だが、温かいお湯が出たとしても、それが火山に起因しているかどうかは別問題だ。火山性の温泉と、非火山性の温泉の二種類があるんだ」
非火山性の温泉は地下深くほど温度が高くなる地温勾配に従って高温となったいわゆる深層熱水と、熱源不明の温泉と、モール泉という古代に堆積した植物が亜炭に変化する際の熱によって温泉になったものがる。
「それはどの種類でも問題ないわ。温泉に入りたいのよ」
酔ったせいか、目が座ったグレイスがちょっと怖い。
そんなに温泉が好きだったのか。
「丁度いい。シームレスパイプの製造プラントを作ろうと思っていたところだ」
オッティは誰もいない壁の方を向いてそう言った。
かなり酔いが回っているな。
危険だ。
「温泉にもシームレスパイプが必要なのか?油田じゃないんだぞ」
俺は酔っ払いに言っても無駄だとは思いつつも、一応自分の意見を述べた。
シームレスパイプとは溶接していないパイプであり、厳しい環境の油田掘削に使用される。
油田は腐食性のガスを含んでいたり、寒冷地に位置していることがある。
また、浅いところは掘りつくしてしまった。
だから耐食性や低温脆性、耐久性の問題をクリアするには、ステンレスのシームレスパイプが必要なのだ。
この技術が発達したおかげで、深いところなどの今まで掘削出来なかったところで油田開発が出来るようになったので、原油の枯渇までの時間が伸びた。
どの世代でも小学校の時に「あと30年で石油が枯渇します」って習ったのはそういうことだ。
永遠の30年。
おっと、話を戻すか。
温泉を掘削するのに、そこまでの高品質なシームレスパイプは必要ないと思っている。
温泉が出なければ、かなり地下深くまで掘削することになるかもしれないが、その前には湧きだすと思っている。
なんなら場所を変えればいいわけだしな。
余談ではあるが、パイプと似た物にチューブがある。
日本語ではどちらも鋼管だがな。
JFEスチール様のホームページを見ると、明確な区別は無いと書いてある。
流体が通るのがパイプで、熱交換はチューブと呼ぶことが多いみたいだが。
この辺は各社の図面を見ても、パイプと表記したりチューブと表記したりまちまちである。
こういうのも、規格として定義したほうがいいんじゃないでしょうかね?
その他にも定義がよくわからないものってあるな。
ブラケットとステー、スペーサーとボスとカラー、フランジとコネクタ、グロメットとブッシュ等。
設計者は意図があって命名しているんだと思うけど、違いがいまいちわからん。
品管もOK品と良品と合格品、NG品と不良品と不合格品と不具合品って使い分けてないよね。
業界で統一して欲しい。
対策書や規格書作る時に面倒なんですよね。
「そこは最高品質を求めないと。俺は異世界の住友金属工業になる」
住友金属工業といえば、シームレスパイプの大手であり、その技術は世界最高水準だ。
合併して名前は消滅し、今は日本製鉄なんだけどまあいいか。
そういう意味では名前は空いているから、名乗っても怒られないですよね?
脱線ついでに、21世紀の最高値で株を掴んだのはいい思い出です。
当時の新日鉄と合併して新日鉄住金になってしまったので、もう自分以上の高値で掴む人がいなくなったかと思うと清々しいですね。
オッティが壁にキスし始めたので今日はお開きとなった。
そして数週間後――
「よく来てくれたな」
俺はグレイス領で温泉が出来たというので、オッティに招待されてきた。
そのオッティが出迎えてくれたのである。
簡易的な風呂が出来上がっており、源泉かけ流しのお湯があふれているのが見える。
温泉は自然に湧き出しているのが見つからない場合は、地面を掘削して見つけるのだ。
やり方は井戸掘りと同じだな。
ケーシングパイプを埋め込みながら、その中を掘削していく。
温泉に当たったら、今度は吸い上げ用のパイプを入れて温泉を吸い上げる。
やり方がまったくファンタジーじゃないが。
「グレイスは?」
ここにグレイスがいなかったので、オッティに訊いてみた。
「ああ、女湯の方に入っている。女湯っていっても領主しか入れないんで、性別は関係ないがな」
どうやら自分用に浴槽を作ったようだ。
外から見えないように囲いで覆ってある。
高校生だったらなんとかして覗こうとしているだろうが、コンプライアンス教育を受けた俺はそんなことはしない。
決してオーリスが怖いわけではない。
常識ある大人としてのふるまいだ。
「しかし、よく温泉を掘り当てたな」
俺はオッティと並んで歩き、前を見ながら隣のオッティに話しかけた。
「掘り当ててない、作ったんだ」
「???」
オッティは温泉を作ったという。
作れるものなのか?
「地面を掘ったら水が出た。冷たい地下水だな。どうもこの辺は地下水が豊富らしく、井戸を作るのには最適だ。そして、深く掘っても温泉には当たらなかった。だから、地下水を温めて入浴剤を混ぜて温泉をつくったんだ」
あー、こちら葛飾区なんたらかんたらで見たな。
最後はインスタント味噌汁を入れてばれちゃう奴だ。
若しくはホワイトボーン温泉事件。
「いきなり偽装から始めるのはどうかと思うぞ」
「ここには温泉法なんてものは無い。それに入浴剤は成分が温泉そのものだからな。体にもいいぞ。天然温泉なんて一言も言ってないしな」
何の悪気もなさそうなオッティ。
こうしてグレイスは天然温泉だと思っている、オッティが作った人工温泉が完成した。
なお、オッティの入浴剤もネットスーパー的なあれだとか。
お風呂の歴史がまた一ページ――
0
あなたにおすすめの小説
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる