46 / 108
44話 火花試験 前編
しおりを挟む
シルビアとスターレットと一緒にデボネアの工房にやってきた。
中に入るととても酒臭い。
アル中の個人事業主が、仕事がなくて昼から飲んでいる工場の中と同じ臭いがした。
「呼ばれたみたいですが」
俺が声をかけると、デボネアの奥さんが出てきてくれた。
彼女もドワーフである。
この世界のドワーフは少女のような外見をした可愛らしい感じではなく、男のドワーフから髭をとった感じなのである。
丸い鼻と赤味がかったほほは、いかにも西洋のおとぎ話に出てくる妖精だな。
「よく来てくれたね。うちの人がもう仕事を辞めるっていって、昼からこうして酒を飲んでいるんだよ。何とか説得してまた仕事をするようにさせてくれないかい」
奥さんは困って俺にそうお願いしてきた。
ドワーフの寿命は人よりも長い。
デボネアも老けた顔をしているが、ドワーフの寿命の半分も生きてはいない。
まだまだこれからなのである。
それが無職になるというのは、家族も困るだろう。
俺なら離婚しているな。
「なんでデボネアは仕事を辞めるって言っているんですか?」
俺が奥さんに訊ねると、
「売ったばかりの新品の剣が折れて、買った冒険者がすごい剣幕で怒鳴り込んできたのよ。青銅級の冒険者だから、扱い方が悪かったわけじゃなくて、剣に問題があったのよね。自分が悪いってわかったら、それでもう辞めるって言い始めて……」
と教えてくれた。
一度のミスでやめるとか言っていたら、工場の作業者はみんないなくなっているぞ。
辞めることは責任を取ることと同義ではない。
むしろ、次に同じミスをしないようにすることこそが、責任を取るという事だろう。
「アルト、なんとか出来るの?」
スターレットが心配そうに俺の顔を見てくる。
「何とかしなさいよね」
シルビアは対照的に、俺に命令をしてきた。
何とか出来るかどうかはわからないぞ。
「まずは折れた剣を見てみないとかな。ありますか?」
「ええ、返金したときに相手が叩きつけていったので、工房にありますよ。それを見ながらずっとお酒を飲んでいるんですけど」
ここまで臭ってくるくらいの酒量だ。
流石にドワーフといえども、酔っ払っているのだろうな。
変に絡まれなければよいが。
俺は覚悟を決めて、デボネアがいる工房の奥へと踏み入った。
「デボネア、邪魔しますよ」
椅子に座ってぐでんぐでんに酔っぱらっているデボネアに挨拶をした。
「あん、アルトか。わしゃあ今日限りで引退だ。お前さんならいい鍛冶職人になるだろうから、この工房をくれてやるぞ」
デボネアは虚ろな目をしながらこちらを見て、やや投げやりにそう言った。
「工房はいりませんよ。明日もデボネアがここで仕事をしてください」
「やらん。こんなもんを作っておいて、どうしておめおめと仕事が続けられようか」
「こんなもんがどんなもんか見せてください」
俺はそういうと、デボネアが持っていたショートソードを奪い取った。
三現主義にのっとって、不具合品の確認をしようとしたら、酔っ払ったデボネアがショートソードを奪い返そうとしてきた。
「何をするんですか。不具合事象品の確認をしないと、対策を考えられないでしょう」
俺が抗議すると、デボネアが反論した。
「こんなものに対策もなにもあるもんか。わしが仕事をしなければいいだけじゃわい」
そして、俺の持っていたショートソードに手が届こうかという時に、デボネアが壁まで吹っ飛んだ。
シルビアがデボネアを殴り飛ばしたのだ。
「歯ぁ食いしばれ!」
「シルビア、順番が逆」
殴り飛ばされてから歯を食いしばっても意味ないだろう。
というか、顔を殴られているので、痛くて食いしばれないんじゃないかな?
俺なら気絶していそうな勢いで壁にぶつかったのだが、ドワーフは体が頑丈なのかデボネアはほほをさすりながら立ち上がった。
そんなデボネアをシルビアが睥睨する。
「随分と腑抜けたものね」
シルビアはそういうと、フンと鼻を鳴らした。
「辞めて責任が取れるほど、世の中簡単じゃないわよ。あたしだってあの時の責任を今でも取り続けているんだから」
「そうじゃったな――」
なんか2人だけで通じる会話をしているが、デボネアが納得したようなのでよしとしよう。
シルビアが俺に語らないって事は、こちらから聞くべきことではないのだろうからな。
「アルト、デボネアもわかったようだし、対策をお願いね」
「うん」
シルビアに促されて、中断していた不具合事象品の確認を再開する。
ショートソードは柄に近い部分から、ぽっきりと折れていた。
破断面を確認する感じでは、金属疲労からくる破断だな。
外部から衝撃が加わり、耐えられずに折れてしまったので間違いないだろう。
それ自体は良くあることなのだが、デボネアが責任を認めるということは異常品なんだろうな。
異常というからには通常とは違うので、通常品と比較してみるのが一番だ。
俺の持っているショートソードは、以前ここで購入したものなので、これと比較をしてみるとするか。
「以前俺が購入したものと比較してみます」
そう言って、材質の違いを確認するために【蛍光X線分析】スキルを使用して、折れたショートソードと俺のショートソードを比較してみた。
「あれ?炭素量が多いな」
折れたショートソードの方が含有している炭素量が多い。
その分硬くなったということかな。
それにしてもこれだけ含有量が違えば、デボネアも気が付いたはずだと思うのだが。
「デボネア、折れたショートソードよりも少し前に作った武器はあるかな?」
「あるぞい。ほれこれじゃ」
そう言って壁に掛けてあったショートソードを俺に渡してくれた。
これを鑑定すると、折れたショートソードと俺のショートソードの中間の炭素含有量となっている。
「他のもあれば、作った順番に並べて欲しいのですけど」
「わかった」
デボネアは在庫を作った順番に並べ始めた。
俺はそれを順番に測定していく。
「なるほどね」
「何かわかったの?」
スターレットが俺に訊ねる。
俺は彼女の方を向いて頷いた。
「少しずづ炭素含有量が増えていっている。これはわざとだろうね。デボネアに気づかれないように少しずつやろうとしなければこうはならないだろう。デボネア、材料の仕入れ先を変えたりした?」
「いいや、ずっとソレントの所で購入しておるわい。もう20年は変わっとらんよ」
そうか、20年同じ商会から購入しているのだとすれば、やはり誰かがわざとやったのだろう。
購入先を都度変更しているのであれば、含有量がちょくちょく変わることもあるだろうがな。
ここはソレントに確認をする必要があるな。
しかし、その前にやっておかねばならないことがある。
「デボネア、こういうやつ作れるかな?」
俺は皮紙に卓上旋盤のようなものをスケッチして、それをデボネアに見せた。
足踏み式のペダルで大きな歯車を回し、その歯車で小さな歯車とそこに差し込まれた棒を回転させる仕組みのものだ。
「こんなもん今日中に作れるわい」
「そう。じゃあ、あとはこの棒に付けて回転させる丸い砥石も欲しいんだ。こいつで砥石を回転させて使うから」
「ふむ。明日のこの時間にまた来てくれ。その時までに全て揃えておくわい」
そう約束してデボネアの工房を出た。
「対策は出来るの?」
3人で並んで街の通りを歩いていると、スターレットが俺にそう訊いていた。
「対策は大丈夫だけど、ソレント商会を調べてみないと。また悪質な材料を卸す可能性があるからね。そっちも何とかしないといけないかな」
「今から乗り込むの?」
「当たり前よね」
前者はスターレットの発言、後者はシルビアだ。
乗り込むという表現が適切かどうか悩ましいな。
不良を出したメーカーには直ぐにでも乗り込む。
品質管理も警察と一緒だな。
証拠を隠されたり、消えてしまう前に現場を確保すべきだろう。
「手荒な事はなるべくしたくないんだけど」
「わかっているわよ。自分から喋りたくなる程度にしておくわ」
胸を張るシルビアが非常に不安だったが、俺達はソレントの商会へと向かった。
中に入るととても酒臭い。
アル中の個人事業主が、仕事がなくて昼から飲んでいる工場の中と同じ臭いがした。
「呼ばれたみたいですが」
俺が声をかけると、デボネアの奥さんが出てきてくれた。
彼女もドワーフである。
この世界のドワーフは少女のような外見をした可愛らしい感じではなく、男のドワーフから髭をとった感じなのである。
丸い鼻と赤味がかったほほは、いかにも西洋のおとぎ話に出てくる妖精だな。
「よく来てくれたね。うちの人がもう仕事を辞めるっていって、昼からこうして酒を飲んでいるんだよ。何とか説得してまた仕事をするようにさせてくれないかい」
奥さんは困って俺にそうお願いしてきた。
ドワーフの寿命は人よりも長い。
デボネアも老けた顔をしているが、ドワーフの寿命の半分も生きてはいない。
まだまだこれからなのである。
それが無職になるというのは、家族も困るだろう。
俺なら離婚しているな。
「なんでデボネアは仕事を辞めるって言っているんですか?」
俺が奥さんに訊ねると、
「売ったばかりの新品の剣が折れて、買った冒険者がすごい剣幕で怒鳴り込んできたのよ。青銅級の冒険者だから、扱い方が悪かったわけじゃなくて、剣に問題があったのよね。自分が悪いってわかったら、それでもう辞めるって言い始めて……」
と教えてくれた。
一度のミスでやめるとか言っていたら、工場の作業者はみんないなくなっているぞ。
辞めることは責任を取ることと同義ではない。
むしろ、次に同じミスをしないようにすることこそが、責任を取るという事だろう。
「アルト、なんとか出来るの?」
スターレットが心配そうに俺の顔を見てくる。
「何とかしなさいよね」
シルビアは対照的に、俺に命令をしてきた。
何とか出来るかどうかはわからないぞ。
「まずは折れた剣を見てみないとかな。ありますか?」
「ええ、返金したときに相手が叩きつけていったので、工房にありますよ。それを見ながらずっとお酒を飲んでいるんですけど」
ここまで臭ってくるくらいの酒量だ。
流石にドワーフといえども、酔っ払っているのだろうな。
変に絡まれなければよいが。
俺は覚悟を決めて、デボネアがいる工房の奥へと踏み入った。
「デボネア、邪魔しますよ」
椅子に座ってぐでんぐでんに酔っぱらっているデボネアに挨拶をした。
「あん、アルトか。わしゃあ今日限りで引退だ。お前さんならいい鍛冶職人になるだろうから、この工房をくれてやるぞ」
デボネアは虚ろな目をしながらこちらを見て、やや投げやりにそう言った。
「工房はいりませんよ。明日もデボネアがここで仕事をしてください」
「やらん。こんなもんを作っておいて、どうしておめおめと仕事が続けられようか」
「こんなもんがどんなもんか見せてください」
俺はそういうと、デボネアが持っていたショートソードを奪い取った。
三現主義にのっとって、不具合品の確認をしようとしたら、酔っ払ったデボネアがショートソードを奪い返そうとしてきた。
「何をするんですか。不具合事象品の確認をしないと、対策を考えられないでしょう」
俺が抗議すると、デボネアが反論した。
「こんなものに対策もなにもあるもんか。わしが仕事をしなければいいだけじゃわい」
そして、俺の持っていたショートソードに手が届こうかという時に、デボネアが壁まで吹っ飛んだ。
シルビアがデボネアを殴り飛ばしたのだ。
「歯ぁ食いしばれ!」
「シルビア、順番が逆」
殴り飛ばされてから歯を食いしばっても意味ないだろう。
というか、顔を殴られているので、痛くて食いしばれないんじゃないかな?
俺なら気絶していそうな勢いで壁にぶつかったのだが、ドワーフは体が頑丈なのかデボネアはほほをさすりながら立ち上がった。
そんなデボネアをシルビアが睥睨する。
「随分と腑抜けたものね」
シルビアはそういうと、フンと鼻を鳴らした。
「辞めて責任が取れるほど、世の中簡単じゃないわよ。あたしだってあの時の責任を今でも取り続けているんだから」
「そうじゃったな――」
なんか2人だけで通じる会話をしているが、デボネアが納得したようなのでよしとしよう。
シルビアが俺に語らないって事は、こちらから聞くべきことではないのだろうからな。
「アルト、デボネアもわかったようだし、対策をお願いね」
「うん」
シルビアに促されて、中断していた不具合事象品の確認を再開する。
ショートソードは柄に近い部分から、ぽっきりと折れていた。
破断面を確認する感じでは、金属疲労からくる破断だな。
外部から衝撃が加わり、耐えられずに折れてしまったので間違いないだろう。
それ自体は良くあることなのだが、デボネアが責任を認めるということは異常品なんだろうな。
異常というからには通常とは違うので、通常品と比較してみるのが一番だ。
俺の持っているショートソードは、以前ここで購入したものなので、これと比較をしてみるとするか。
「以前俺が購入したものと比較してみます」
そう言って、材質の違いを確認するために【蛍光X線分析】スキルを使用して、折れたショートソードと俺のショートソードを比較してみた。
「あれ?炭素量が多いな」
折れたショートソードの方が含有している炭素量が多い。
その分硬くなったということかな。
それにしてもこれだけ含有量が違えば、デボネアも気が付いたはずだと思うのだが。
「デボネア、折れたショートソードよりも少し前に作った武器はあるかな?」
「あるぞい。ほれこれじゃ」
そう言って壁に掛けてあったショートソードを俺に渡してくれた。
これを鑑定すると、折れたショートソードと俺のショートソードの中間の炭素含有量となっている。
「他のもあれば、作った順番に並べて欲しいのですけど」
「わかった」
デボネアは在庫を作った順番に並べ始めた。
俺はそれを順番に測定していく。
「なるほどね」
「何かわかったの?」
スターレットが俺に訊ねる。
俺は彼女の方を向いて頷いた。
「少しずづ炭素含有量が増えていっている。これはわざとだろうね。デボネアに気づかれないように少しずつやろうとしなければこうはならないだろう。デボネア、材料の仕入れ先を変えたりした?」
「いいや、ずっとソレントの所で購入しておるわい。もう20年は変わっとらんよ」
そうか、20年同じ商会から購入しているのだとすれば、やはり誰かがわざとやったのだろう。
購入先を都度変更しているのであれば、含有量がちょくちょく変わることもあるだろうがな。
ここはソレントに確認をする必要があるな。
しかし、その前にやっておかねばならないことがある。
「デボネア、こういうやつ作れるかな?」
俺は皮紙に卓上旋盤のようなものをスケッチして、それをデボネアに見せた。
足踏み式のペダルで大きな歯車を回し、その歯車で小さな歯車とそこに差し込まれた棒を回転させる仕組みのものだ。
「こんなもん今日中に作れるわい」
「そう。じゃあ、あとはこの棒に付けて回転させる丸い砥石も欲しいんだ。こいつで砥石を回転させて使うから」
「ふむ。明日のこの時間にまた来てくれ。その時までに全て揃えておくわい」
そう約束してデボネアの工房を出た。
「対策は出来るの?」
3人で並んで街の通りを歩いていると、スターレットが俺にそう訊いていた。
「対策は大丈夫だけど、ソレント商会を調べてみないと。また悪質な材料を卸す可能性があるからね。そっちも何とかしないといけないかな」
「今から乗り込むの?」
「当たり前よね」
前者はスターレットの発言、後者はシルビアだ。
乗り込むという表現が適切かどうか悩ましいな。
不良を出したメーカーには直ぐにでも乗り込む。
品質管理も警察と一緒だな。
証拠を隠されたり、消えてしまう前に現場を確保すべきだろう。
「手荒な事はなるべくしたくないんだけど」
「わかっているわよ。自分から喋りたくなる程度にしておくわ」
胸を張るシルビアが非常に不安だったが、俺達はソレントの商会へと向かった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス
優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました
お父さんは村の村長みたいな立場みたい
お母さんは病弱で家から出れないほど
二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます
ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
辺境の最強魔導師 ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~
日の丸
ファンタジー
ウィーラ大陸にある大国アクセリア帝国は大陸の約4割の国土を持つ大国である。
アクセリア帝国の帝都アクセリアにある魔術大学セルストーレ・・・・そこは魔術師を目指す誰もが憧れそして目指す大学・・・・その大学に13歳で首席をとるほどの天才がいた。
その天才がセレストーレを卒業する時から物語が始まる。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる