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「ベロニカ嬢、お茶とケーキ」
「結構です、わたくしは帰りますわ。スザーリン殿下、陛下……あなたのお父様に2度と、わたくしをここへは呼ばないようお伝えしてください。あと、婚約者候補からも、下ろしてくださっても構いませんと言うか、直ぐにでも下ろしてください」
「それはだめだ! 君は僕の婚約者になるんだから」
「ハァ? どの口がその様な戯言を申しますの? わたくしは断固たしてお断りいたします。婚約者は他の候補者からの令嬢から選んでください」
「婚約者は君じゃないと、ダメなんだ!」
「……(ちっ!)」
隣国との貿易を進めたい国王陛下は。勢力、財力のあるロドリゲス公爵家を取り入れて、貿易反対派の者を退きたい。スザーリン殿下は愛するミミリアが、他の誰かと婚約しないため。
どちらも、私の気持ちは考えていない。
王家の者は、下の者には何をしても許されると思っているの? 上に立つものがこれで、この国は大丈夫?
――心配だが、言いたい事は言わなくては。
「嫌です! わたくしはあなたの婚約者など、なりたくないですわ。仮に、もしわたくしがスザーリン殿下と婚約しても、側にミミリアさんがズッといらっしゃるのでしょう? それにわたくし、面倒な王妃教育よりやりたい事がありますの」
「やりたい事? ベロニカ嬢のやりたい事にボクも協力する!」
ウザッ!
「魂胆が見えみえ……ご遠慮いたします。スザーリン殿下だけには手伝ってほしくありませんわ。(あなたとミミリアがいては迷惑!)あ、今言ったことは気になさないでください――オホホ、それではごきげんよう」
「待って、ベロニカ嬢!」
サッと席を立ち礼をして前と同じく、振り向かず屋敷へと戻った。
「結構です、わたくしは帰りますわ。スザーリン殿下、陛下……あなたのお父様に2度と、わたくしをここへは呼ばないようお伝えしてください。あと、婚約者候補からも、下ろしてくださっても構いませんと言うか、直ぐにでも下ろしてください」
「それはだめだ! 君は僕の婚約者になるんだから」
「ハァ? どの口がその様な戯言を申しますの? わたくしは断固たしてお断りいたします。婚約者は他の候補者からの令嬢から選んでください」
「婚約者は君じゃないと、ダメなんだ!」
「……(ちっ!)」
隣国との貿易を進めたい国王陛下は。勢力、財力のあるロドリゲス公爵家を取り入れて、貿易反対派の者を退きたい。スザーリン殿下は愛するミミリアが、他の誰かと婚約しないため。
どちらも、私の気持ちは考えていない。
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――心配だが、言いたい事は言わなくては。
「嫌です! わたくしはあなたの婚約者など、なりたくないですわ。仮に、もしわたくしがスザーリン殿下と婚約しても、側にミミリアさんがズッといらっしゃるのでしょう? それにわたくし、面倒な王妃教育よりやりたい事がありますの」
「やりたい事? ベロニカ嬢のやりたい事にボクも協力する!」
ウザッ!
「魂胆が見えみえ……ご遠慮いたします。スザーリン殿下だけには手伝ってほしくありませんわ。(あなたとミミリアがいては迷惑!)あ、今言ったことは気になさないでください――オホホ、それではごきげんよう」
「待って、ベロニカ嬢!」
サッと席を立ち礼をして前と同じく、振り向かず屋敷へと戻った。
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