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死神に渡したくない
しおりを挟む優しくキスをしながら、男の首をゆっくりと絞める。警察の捜査がいよいよ身辺に迫り、男の監禁を続けることが難しくなる。苦しげに声を漏らす男の全てが愛おしくて誰にも渡したくない‥警察にも。不意に男が唇を動かし、俺の名前を呼んだ。俺の腕からふっと力が抜ける。死神に渡したくない。
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