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三国志シリーズ
太史慈と孫策の一騎打ち
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#創作BL #BL小説 #AIイラスト #AIイケメン部
太史慈と孫策の一騎打ちは、太史慈30歳、孫策21歳の時の事。それから時は過ぎ、今は太史慈は孫策に仕えている。
◇◇◇
「孫策さま、劉繇が亡命先で病死しました。兵が1万人あまり行き場を失っております。私が兵を引き取りに行くことをお許しいただけますか?」
「太史慈‥‥多くの側近から進言された。『お前を行かせれば、もう帰ってこないだろう』とな」
「孫策さまもそうお考えですか?」
「いや‥神亭(しんてい)での一騎打ちで俺たちは命を掛けて戦った。武器と兜を奪い合い、引き分けとなった時から、俺はお前に信を置いている。」
「敵であった私にですか?」
「お前を俺に仕えさせると、その時に決めたのだからな。実際、お前は俺に降った。正しい選択をしたな、太史慈?」
「まことに正しい選択でした」
「そうだろ?よし、兵を迎えにゆくとよい。酒宴を設けてお前の帰りを待とう」
「ありがとうございます、孫策さま。」
「どれぐらい掛かる?」
「六十日たらずで」
「待ってるぞ、太史慈」
「はい、孫策さま!」
◇◇◇
60日後に太史慈は兵を1万人あまり連れて、孫策の元に戻ってきた。
太史慈と孫策の一騎打ちは、太史慈30歳、孫策21歳の時の事。それから時は過ぎ、今は太史慈は孫策に仕えている。
◇◇◇
「孫策さま、劉繇が亡命先で病死しました。兵が1万人あまり行き場を失っております。私が兵を引き取りに行くことをお許しいただけますか?」
「太史慈‥‥多くの側近から進言された。『お前を行かせれば、もう帰ってこないだろう』とな」
「孫策さまもそうお考えですか?」
「いや‥神亭(しんてい)での一騎打ちで俺たちは命を掛けて戦った。武器と兜を奪い合い、引き分けとなった時から、俺はお前に信を置いている。」
「敵であった私にですか?」
「お前を俺に仕えさせると、その時に決めたのだからな。実際、お前は俺に降った。正しい選択をしたな、太史慈?」
「まことに正しい選択でした」
「そうだろ?よし、兵を迎えにゆくとよい。酒宴を設けてお前の帰りを待とう」
「ありがとうございます、孫策さま。」
「どれぐらい掛かる?」
「六十日たらずで」
「待ってるぞ、太史慈」
「はい、孫策さま!」
◇◇◇
60日後に太史慈は兵を1万人あまり連れて、孫策の元に戻ってきた。
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