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◆◆◆◆◆◆
僕を部屋に案内するジークフリートは、産みの親に性癖を暴露された事について、ぶつぶつと文句を言いていた。
「ミカエルの前で、俺の性癖を暴露する事ないのに。しかし、闇酒場の会話がバレているとなると・・密偵を俺に張り付けているな。はぁ」
「身内が心配してくれるのは、ありがたい事だと思うよ?僕の父親は伴侶が亡くなってからは、領地に籠って出て来ないもの。僕の窮地より、薔薇の生育を心配しているよ」
ジークフリートは少し笑って、僕をエスコートするために手を差しのべる。
「ミカエル、階段だ。お手をどうぞ」
「ありがとう、ジークフリート」
男として生きてきた僕は、なかなかエスコートに慣れない。少し戸惑いながらも、ジークフリートの手に手を重ねた。護衛のヨセフ = シェーンベリが、僕たちの後に続く。
「ミカエルには、兄のランスがいるだろ?異常に甘くて・・過保護なランスが」
「ランス兄上には、心配掛けまくってる自覚はあるよ。兄上は、神殿の不手際で弟の人生設計が狂ったとして、例外を認めるように裁判中なんだよ。侯爵家を取り仕切って忙しい身なのに・・申し訳ないよ」
「要求は通りそうなのか?」
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僕を部屋に案内するジークフリートは、産みの親に性癖を暴露された事について、ぶつぶつと文句を言いていた。
「ミカエルの前で、俺の性癖を暴露する事ないのに。しかし、闇酒場の会話がバレているとなると・・密偵を俺に張り付けているな。はぁ」
「身内が心配してくれるのは、ありがたい事だと思うよ?僕の父親は伴侶が亡くなってからは、領地に籠って出て来ないもの。僕の窮地より、薔薇の生育を心配しているよ」
ジークフリートは少し笑って、僕をエスコートするために手を差しのべる。
「ミカエル、階段だ。お手をどうぞ」
「ありがとう、ジークフリート」
男として生きてきた僕は、なかなかエスコートに慣れない。少し戸惑いながらも、ジークフリートの手に手を重ねた。護衛のヨセフ = シェーンベリが、僕たちの後に続く。
「ミカエルには、兄のランスがいるだろ?異常に甘くて・・過保護なランスが」
「ランス兄上には、心配掛けまくってる自覚はあるよ。兄上は、神殿の不手際で弟の人生設計が狂ったとして、例外を認めるように裁判中なんだよ。侯爵家を取り仕切って忙しい身なのに・・申し訳ないよ」
「要求は通りそうなのか?」
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