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序章
出会い
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僕は入学式前に学校へ来ていた。入学前の登校。先生の話を聞き、学校を案内され、最後はバッグと教科書を購入して解散するだけの登校。友達もおらず周りは知らない人ばかり、必然的に教室の中は静寂に満ちていた。そんな静寂を打ち破ったのは二人の話し声だった。隣の女の子とその女の子の前の男子の声だった。
「男子と女子のスクバ違うのかな?」
「さぁ~、どうなんだろ?一緒なんじゃない?」
会話はそれで終わりまた静寂が教室を満たした。僕は二人は知り合いだったのかという疑問は浮かんだがすぐに考えるのをやめた。二人の顔はとても整って見え自分とはきっと三年間関わることがないだろうと思ったからだ。
この二人が僕の一年間の大半の思い出となろうとは知らずに。
これは恋のお話。本人に知られることはないであろう片思いのお話。
「男子と女子のスクバ違うのかな?」
「さぁ~、どうなんだろ?一緒なんじゃない?」
会話はそれで終わりまた静寂が教室を満たした。僕は二人は知り合いだったのかという疑問は浮かんだがすぐに考えるのをやめた。二人の顔はとても整って見え自分とはきっと三年間関わることがないだろうと思ったからだ。
この二人が僕の一年間の大半の思い出となろうとは知らずに。
これは恋のお話。本人に知られることはないであろう片思いのお話。
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