“絶対悪”の暗黒龍

alunam

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第79話 父と娘と

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 あっぶねーっ!間に合った!今まで忘れられてたけど、なんとか間に合ったぞ!
通信石に話しかけても何の反応も返って来ないから、ひっーーーーー……たすらボッチで寂しかったけど……

 向こうからの通話は聞こえるんだけど、こっちからの声が届いていない感じだった。決して無視されてた訳じゃないはずだ、もしそうだったら死にたくなるねチキショーめ!
 
 そうやって不貞腐れながらも、ひたすら作業を続けて皆の進路を確保してた矢先に、声と音から戦闘が始まったのには直ぐに気付いた。駆けつけようにも、ここで浸食ハッキングを止めて離れてしまえば皆を閉じ込めてしまうので、ひたすらハッキングでユウメ達の安全を出来る限り確保していった結果……どんどんと奥に進んでいっちゃう嫁さん達。
 通信石が生きてたら直ぐに引き返すように言うんだけど繋がらねーぜ、HAHAHAってマジ涙目。



 そんな中、聞こえていた皆の叫び……特に、アンリの叫びは、俺に直接その想いと共にダイレクトに届くから並大抵の事態で無い事は判断出来た。
 でも離れたこの場所から出来ることは、掌握したシステムで援護する位。
気軽に道中のロック解除のつもりで始めたハッキングが、今では反対棟の全システムを掌握しようと躍起になってる内にシステムの最奥に辿り着いた。
 強固なセキュリティを突破する為のコンソールパネル操作は、いつしかイライラしてぶん殴ったら直接繋がった方が早い事に気付き、今ではダイレクトLAN直結した状態の“魔法使いレベルのハッカー”。通称、『ヤバイ級ハッカー』になって、向こう側の防衛システムは全て俺の物になった。
 そしたらアンリにロケットパンチが飛んで来てやんの!聴覚だけだったから、システム越しに見た光景に冷や汗どころじゃないね!ホント、間に合って良かった。

 だけどピンチもここまでだ……

 「遅くなった、退路は確保してある。皆は戻って、後は俺が…「「「ダメ!」」」…る。……って、えぇー!?」 

 語尾は違えど明確な否定で3人から返された拒否の言葉。ここまでキッパリと突っぱねられると、本気で俺何かハブられてる気になってくる……泣きたい。

 「ごめんなさい、でも今!それだけは聞けないの!」

 「そうですっ!ここで退いたら、二度と私達はアンリちゃんに……アンコウ様に顔向け出来ません!」

 「御命令に反する不心得な家臣で申し訳ありません。ですが、ここで『退け』と命じる位なら、一層の事『死ね』とご命じ下さいませ!」

 「出来る訳ないだろっ!?」

 「うん……分かってる。だからごめんなさい、アンリだけは安全な場所に連れて行ってあげて。この敵は……あのクィーンだけは私が……私達がやらなきゃ駄目なの」

 決意の籠もった声、クイーンを見据えてこちらからは見えないが、不退転の意思を宿した眼差しである事は背中から伝わってくる……
 駄目だ、こうなったら3人は梃子でも動かないって状態になる。
敵はモニター越しで詳しく判断出来ないが、どれも伯爵級の強さだと推測出来る。真ん中の銀色なんか、もっととんでもない……さすがにエルフの女王程じゃないから侯爵級か?
 そんな相手と対峙して、アンリだけは逃がせって……歌の加護も無しに戦う気かッ!?死ぬ気かよっ!



 ……いや、違うな。そうじゃない。例え死んでも譲れない事があるんだ。
この世界の命はとんでもなく軽い。迂闊に出歩けば危険はあちこちに転がっている。モンスターだったり、野盗だったり……そんな世界で我を通す、危険と困難さを彼女達が知らない訳が無い。

 強く無ければ奪われるこの世界で……彼女達が選んだ生き方は、平和な世界で生きて来た俺にとっては理解し難い物だ。命あっての物種だと思うし、死ぬくらいだったら逃げればいいとも思う。
 それを善しとしない、それが彼女達の生き方。そうでなければ俺と運命が交わる事の無かった生き方だ。そして、この戦いに彼女達を巻き込んでしまったのは俺だ。俺がやりたい事をやった結果が、今この現状だ。

 だったら俺はどうするべきだ?
ユウメ達をアンリと変わらず、心配だから傍から離れず、過保護に手元に置く事か?……違う!

 確かに俺はユウメもアンリも変わらなく思っている。それは大切に思っている意味でもそうだが、戦力としてではなく家族としてだ。戦う事への当てにしている訳じゃない……
 何度挑まれても、その度に打ち負かし、何度も結界の中に投げ込んだユウメを強いと思っても驚異に感じた事は無かった。チートがあるだけでしかないくせの上から目線で。
 それでも立ち上がり、挑んでくる。不気味なバケモノの俺にでも恐れることなく立ち向かい、接してくれる彼女が好きになった。
 そんな勇者を嫁にして、危ないから『後は俺がやる』と言って鳥籠の中に閉じ込める様に守るのか?……違う!

 男の独断で愛した女の生き方を否定するなら、それ相応の代償が必要だ。俺はユウメに何が出来る?オミに、エルナに何が出来る?
 好き勝手生きてやりたい様に生きてる俺に何が出来る?それの何が悪いと言いたい時もあるが、今はその時じゃない。だったら彼女達の言い分を聞いて、大人しく引き下がる?……それも違う!

  彼女達がそうしたいと、そう願うのであれば……それが叶う様に全力で応援する。……そうだ!
 それが俺がやらなければいけない事なら全力でやるだけだ。




 「アンリ!」

 試してみたい事は見つかった。
俺と皆がいる場所には5キロ程の距離がある。このまま防衛システムを使って防衛ユニット『ポーン』とかいう名前のドローンを飛ばして援護しても、ユウメ達の足しになる気がしない。
 オマケに敵の4体は全部が全部独立ユニットか、独自の意志を持ってる連中でハッキング出来ない。
 だったら出来る事は限られている。幸い、その場所にはアンリが居てくれている。

 アンリなら俺を通して、力を発揮出来る。俺ならアンリの想いで、力を届ける事が出来る。この手にアンリを抱いていれば、チャージド・ショットの一撃さえ放てたアンリだ。
 発動媒体である、俺があっちに居ない以上。アンリ自身の力を増幅して俺が撃ち出す!
イキナリ突拍子もない事が出来る様になる訳ない。今までやってきた事の積み重ねだ、それにホンの少しプラスするだけだ……やってやれない事は無い!そう自分に言い聞かせる。

 「アンリ、今から思いっきり歌うんだ。悔いのないように……そしたら、俺の所まで運ぶから」

 「そんなのいやだよ……みんなをおいて、おかあさんをおいて……はなれたくないよ」

 「そうだな……でもダメだ。ここにいたら危険だ、アンリが何と言おうと俺は連れて行く。」

 「愚かな、みすみすアンリ・マンユを見逃すと思っているのですか?」

 ……チッ、地獄耳め!離れていても聞こえていたらしい。そう言い残したクイーンの姿が欠き消えた。

 「させるかよッ、つっただろっ!」

 クイーンの周りには、なんか知らんが機能停止した黒焦げの残骸ゴーレム達が散らばっている。多分ユウメだろ……
 そいつ等を使って、動かせる範囲で女王の動きの邪魔をする。早すぎて予測しないとついて行けないが、アンリへの道は限定的だ。そこを塞いでやればいい。
 戦力の足しにはならないが、足止めにならないとは言って無いからなぁ!
 
 「これはおれアンリの問題だ!外野は引っ込んでろッ!」

 消えたクイーンに対して、ポーンで体当たり。読み合いだったら駒の多い俺の方が有利だ!

 「鬱陶しいだけの羽虫が……」

 「なんとぉーーーっ!ってやっぱ避けれねぇ!」

 だからと言って出来ることは足止めで、基本性能の速度差が段違いな訳で……あっさりと手刀で切り払われて撃墜される、俺の操るポーン……

 「しかーしっ!なんのまだまだーーーっ!」

 一度足を止めさせたら、こっちのものだ!
黒焦げの残骸なら、そこら中に転がってる。俺の支配下に置いて、こっちから動かして更に数の暴力だっての!

 「クイーンを足止め出来るのは後、30秒だ!それ迄に仕留めろ!」

 「「「了解!」」」

 動きを止めたクイーン目掛けて大量のゴーレム達をけしかける。ダメージは与えられないが、質量で押さえ込む!
 オミの回復を受けたユウメとエルナが、それぞれの敵を攻撃していく。これでアンリの安全は確保した……けど

 「もうやだよ……わたしなんかのせいで……みんながけがして……わたしがいるせいで!」

 ……アンリがその場に座り込んでしまった。
小さな体で一生懸命考えて出た結論が……自責の念に呵責されてしまっている。違うだろ……そんな必要ないだろう!

 「それは違うぞっ!アンリの所為なんかじゃない!悪いのは全部、パンドラ計画だ!それを発案したコイツ等だ!アンリが泣く必要なんか無い!」

 「でもっ!わたしがっ……みんなを!」

 必死に訴えても、娘の涙を止めることは出来ない。聞き分けの良いアンリが、ここまで頑なになるのも初めてだ。
 だったらやるべき事は一つだ……子供の我が儘を許すのも、叱るのも……それは父親の責任だから!




 「なぁ、アンリは……俺と出会って嫌だったか?ユウメと、オミと、エルナと出会って……嫌だったか?」

 「そんなの……いやなわけないよ……」

 「だろう?勿論、俺も……俺達もだ。アンリを取られたくないから、皆こうして痛くても戦っているんだ。アンリとお別れしたくないから」

 「いやだよ……みんなとおわかれなんて……ぜったい、いやだよ……」

 「ああ、そうだな!だから……俺を選んでくれないか?あっちのお母さんより、ユウメを……オミを、エルナを選んでくれないか?アンリが俺達を選んでくれるなら……俺はどこまでも頑張れるから」

 「……そんな……えらべないよぉ……」

 「それでも俺はアンリの『お父さん』になりたいんだ!アンリは俺の一番大切な宝物だって、胸を張って言える様に!呼んでくれよ……お父さんって」

 「おかあさんは、ユウメちゃん?」

 「そうだ、あの銀色はお母さんじゃない。あいつはアンリを泣かせる悪い奴だ」

 「オミちゃんとエルナちゃんも、おかあさん?」

 「ああ!全員、アンリを悪い奴から守るお母さんだ!」

 「へんだよ……おかあさんが、いっぱいで……」

 涙は止まらない……でも

 「それだけアンリが大切に思われているんだよ。でもお父さんは俺だけだ!他の誰にも譲れない、お前のお父さんは俺だっ!」
 
 「うんっ!おとうさんは……アンコウちゃん!」

 笑顔にする事は出来た!選んでくれた!それだけで……不可能なんざ、どれだけでも可能に出来る気がして来る!

 「応よっ!それじゃあ、お父さんからのお願いだ!今からアンリの歌に、俺の力を上乗せする。やった事は無いけど絶対に上手くいく!俺達親子のやる事だからな!お父さんに任せろっ!」

 「うんっ!おとうさん!」

 アンリの口から、俺に届けられる言葉……少しくすぐったいけど、漸く認めて貰えた感動が駆け巡る!
 このまま、ずっと余韻に浸っていたいが……それには邪魔なロイヤルガード達を排除しなければいけない。 

 


 アンリの歌が始まる……
俺は残骸からポーンを一機操り、アンリの前へと配置する。
 
 さしずめ黒い羽飾りのついた、黒い球体のスタンドマイクといった風体だ。こいつでアンリの歌を増幅して、ユウメ達に撃ち出す!
 名付けるなら『充填増幅祝福歌チャージド・ソウルボイス』って所か……

 出来るかどうかじゃない!遠く離れていても、俺達に距離は関係ない!
 それでも力が及ぶ範囲でないなら考えろ!工夫しろ!使えない錆び付いた能力を研ぎ澄まし、集中しろ!もっと深く、もっと強く、もっと大胆にだッ!!
 
 

 最初はアンリの肉声……次第に音は、ポーンの羽根付きマイクを通して……より大きく、よりクリアにアンリの歌声を室内に響き渡らせていく。
 増幅された音は、更に無数にある残骸を経由して、俺の操るゴーレム達からも鳴り響かせる。
 
 ユウメ達の激しい戦闘音をかき消して、小さな娘の大きな願いのこもった歌声が……傷付きながらも戦うユウメ達を包んでいった。


 「これは……!?お嬢様の……うぁっ!」

 「凄い……私の教えたバトルボイスなんか比べものに……んぁっ!」

 「アンリの歌声と一緒に……私達の中に入って……あんっ///」

 ん?何か3人の様子が変だ。
急に身悶えて、モジモジしているユウメ達……

 「これ……スゴっ///」

 「全身が……アンコウ様に包まれているみたいで……んああんっ///」

 「あっ……私の中に……親方様が……あっあっああああんっ!///」

 「「「駄目えええぇぇぇぇーーーーっ///」」」

 おいいいいいっ!何だってんだ!?間違いなくアンリの歌の力を増幅して撃ち出した手応えがあった。
 それがどうしてこうなった!?


 
 
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感想 2

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みんなの感想(2件)

龍牙王
2016.09.25 龍牙王

初めまして、邪竜転生て、漫画が、アルファポリスのなかで、始まったみたいですが、この作品が、もとなんですかね?。

2016.09.25 alunam

初めまして。
漫画化されるような超人気作品と拙作を混同して頂くなど畏れ多過ぎて恐縮です。
紛らわしくて申し訳ありません。

感想ありがとうございます!

解除
カノン
2016.02.24 カノン

文末の←がクッサい。本当クサい。それさえなければ普通に楽しめるのに。全然面白くないし←の付いてる行のギャグ。

2016.09.25 alunam

感想に返信出来るようになったんですね、半年遅れの返信ですが修正しました。
消臭出来たかは分かりませんが、またご指摘よろしくお願い致します!

解除

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