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例えばこんな四月馬鹿と忍殺と
しおりを挟む時期ネタには全力でのっかていくスタイル、伯爵デーモン戦の忍殺語バージョン
忍殺語が分からない方は是非、新刊でたばかりの書籍か試し読みがネットに沢山転がってますのでご一読を~
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二人の男が洋館めいた屋敷の中にいる
一人は白、対峙する男は黒だ……スモータチアイの如く睨み合う両者
だが、白い男は驚愕し、黒い男は悠然と立っている
黒い男の恰好は黒装束……否、黒い鎧に黒い兜!顔にはマスク型メンポである『オメーン』をしている!
オメーンに刻まれた凶悪な眼差し、地獄めいた鬼よりも鋭い牙……!
そう!ドラゴンである……!彼はあからさまにドラゴンなのだ……!
神話の時代より、神も魔も滅ぼし破壊神として君臨してきた半神的存在
対峙する白い男……白蛇の悪魔人間……デーモンを狩る存在=デビルスレイヤーなのである!
「ドーモ、カウントデーモン=サン。デビルスレイヤー=デス」
「クッ……ドーモ、デビルスレイヤー=サン。カウントデーモン=デス」
「さぁ、オヌシが知っている事を全て白状して貰おう……インタビューの時間だ」
「ザッケンナオラー!スッゾオラー!」
カウントデーモンの剣一閃、物理距離では決して届いてない石膏像を切断!なんたる、ブレード=カラテのワザマエか!?
だが、デビルスレイヤーに恐れはない。悠然とカウントデーモンに近づいていく……
カウントデーモンはヒカリ=ジツを使って己の手に持った剣に光を宿しスラッシュ!さらにスラッシュ!スラッシュ!スラッシュ!
石膏像すらトーフの如く軽々と切り裂いたヒサツの凶刃の乱舞!だがデビルスレイヤーは意に介した様子も無く右手を上げて進んで行く、避けようともしない!
スリケンの如く放たれたヒカリ=ジツの刃はデビルスレイヤーの前で四散!乾いた地面に撒かれたマッチャの如くデビルスレイヤーの暗黒めいた影に飲まれていく!
近づく白と黒、さらに動くは白のカウントデーモン!ついにはワン・インチ距離……
「イヤーッ!」
「フンッ!」
カウントデーモンのケンドーめいたウチコミを左の手で受け止めるデビルスレイヤー!折れたのはカウントデーモンの白いブレード!なんたるドラゴン防御力か!
「イヤーッ!」
次に動くはデビルスレイヤーのワン・インチ・パンチ!ドラゴン身体能力にドラゴン柔軟性が合わさったカラテの一撃がカウントデーモンの白いオモチめいた盾をセンベーの如く砕く!ゴウランガ!!
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
さらに左フックの強烈なカラテがカウントデーモンの身体をくの字めいて殴り飛ばしテラス階段へ激突、恐るべしドラゴン=カラテだ!
「もう一度インタビューだ、カウントデーモン=サン。」
「ザッケンナオラー!」
「ならば殺す!ゼン・モンドーは不要!デーモンは殺す、慈悲は無い!!」
「スッゾオラー!ドグサレッガーーーッ!!」
死神の宣告に伯爵級スラングで答えるカウントデーモン!コワイ、実際コワイ!
二人の最後の言葉と共に両者に変化が訪れる、黒は闇を!白は光を呼び出しそれぞれ形を変えていく!
生まれた4つの暗黒の闇が2つに合わさりオハシめいた2本の黒いノダチ=ソードに変わっていく!
白の光はカウントデーモンの全身を変え、5メートルを超える巨大なオモチめいた蛇が、青い鳥のウイングを背に、冒涜的なサソリ・テイルを生やしている!
そして巨大な口を開いての閃光=ジツ!輝くコロイド光の衝撃がデビルスレイヤーを襲う!
「イヤーッ!」
まるでヨーカンをナイフで切るかの如く、閃光=ジツをノダチ=ソードで斬り裂くデビルスレイヤー!そのまま跳躍!着地!再びワン・インチ距離!
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
そのままノダチ=ソードでダンゴを突き刺すクシの如くプッシュ!
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
もう片方でオハシ=カラテの要領によるスラッシュ!
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
「グワーッ!グワーッ!グワーッ!グワーッ!グワーッ!」
プッシュ!スラッシュ!スラッシュ!スラッシュ!スラッシュ!……
後に残されしは、サソリめいた下半身とネギトロめいた肉塊になった上半身……だが、なんたるデーモン生命力か!
再び蠢く下半身とネギトロの肉塊達……なんたるマッポーの世の光景か……
再び集いミートボールへと変貌していくカウントデーモンを見据え、デビルスレイヤーはチャカを取り出す
この世界の一般的なチャカではない、特殊なブレードのついたドラゴン=チャカである!
デビルスレイヤーのオーラがドラゴン=チャカに収束されていき、限界を超えた魔力=インシデントが撃鉄を起こす!
「イイイィィヤアアアァァァァァーーーーーーッ!!」
「アバーーーッ!サヨナラーーーッ!」
射撃!命中!着弾!消滅!轟音!
ドラゴンソウルを乗せてチャカから放たれたカラテの一撃はカウントデーモンをこの世から爆発四散させた……恐るべし威力だ!ゴウランガ!
しかしこの世はインガオホー、一抹の虚しさを心に抱きデビルスレイヤーはドラゴン装束を脱ぐのであった……
オマケ
「ドーモ、OL公爵=デス。早速だがアンコウ=サン!血を吸わさせて貰うぞ!」
「ドーモ、アンコウ=デス。ぬう!?なんたるカラテか!いつの間にこの距離へ!?」
この世界には伝統的なテンプレめいた展開がある……しかし、事態は一向に変わらない……おお、ブッダよ!寝ているのですか?
「イヤーッ!」
「ヤー!ラー!レー!ターッ!」
主人公はしめやかに爆発四散、インガオホー、アブハチトラズ!
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四部の開始前にオマケを幾つか入れようと頑張って書いてますがイマイチ、筆が進まないので
二日か三日迄にはいつも通りの時間に更新したい所です
四月馬鹿らしくふざけてますが、文章は精一杯書いております。よろしければご意見・ご感想・アドバイスをお願いします
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応援ありがとうございます!
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