秘密姉兄

青波 三笠

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赤城くんのクッキング教室 1

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リビングで待っていると、エプロン姿のスポーツマンが降りてきた

「本当に作るんですね」

「嘘はつきませんよ。何が食べたいですか?」

「何が作れますか?」

「一応、家庭料理は一通り作れます」

料理できる男子高校生、いかがですか?
あなたをお守りしますよ

「じゃあ、オムライスが食べたいです」

何でそんなびっくりしたような顔すんのよ

「意外に可愛いものが好きなんですね」

「おいしいじゃないですか!」

「はいはい、座ってお持ちください。お嬢様」

Uuuuuuuuuuuuu~

テレビを見ていると、美味しそうな音と匂いがリビングを包んだ

「・・・そんなに見ないでくださいよ。恥ずかしいです」

・・・は!
無意識に見入ってしまった

「こっちきます?(笑)」

「いや、待ってます」

焦った



「ジャーン!できましたよ!」

「うわー美味しそー!いただきまーす」


うますぎて瞬殺
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