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美咲(私)とオタク彼女シリーズ(GL)
お題「手袋」
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繁華街の中彼女に手を引かれながら歩く。
周りの視線が痛い。
でも指先から伝わる体温が心地よくて、私は手を離してとは言えなかった。
恥ずかしさと、うれしさが混ざった不思議な感覚。
火照った顔に夜の風は心地よかった。
彼女が不意に立ち止まる。
「ここ。入ろう?」
ユニクロではない普通のアパレルっぽい処だ。
少し猥雑な感じがするが、こういう店に余り入り慣れてない私には敷居が高い。
私の心配をよそに彼女はずんずんと中にはいっていく。
慣れた物だ。
「ねぇ見てこれ、可愛いよね」
そういって彼女が見せるのは、ノルディック柄と書かれたミトンだ。
ピンク地に白いトナカイの絵がアクセントになっていて可愛らしい。値札を見て、私はまた驚いた。
「え?これ500円しないの?」
「セール中だし、素材もアクリルだからね」
そう言って彼女は二対の手袋を取り出す。
「ね。おそろいにしよう?」
私は快諾して、会計を済ませる。
購入した手袋は使わずにそのままポーチにしまいこんだ。
私が彼女に微笑むと、彼女も手袋をしまい、やがて、片手から暖かい人肌の感触が伝わった。
周りの視線が痛い。
でも指先から伝わる体温が心地よくて、私は手を離してとは言えなかった。
恥ずかしさと、うれしさが混ざった不思議な感覚。
火照った顔に夜の風は心地よかった。
彼女が不意に立ち止まる。
「ここ。入ろう?」
ユニクロではない普通のアパレルっぽい処だ。
少し猥雑な感じがするが、こういう店に余り入り慣れてない私には敷居が高い。
私の心配をよそに彼女はずんずんと中にはいっていく。
慣れた物だ。
「ねぇ見てこれ、可愛いよね」
そういって彼女が見せるのは、ノルディック柄と書かれたミトンだ。
ピンク地に白いトナカイの絵がアクセントになっていて可愛らしい。値札を見て、私はまた驚いた。
「え?これ500円しないの?」
「セール中だし、素材もアクリルだからね」
そう言って彼女は二対の手袋を取り出す。
「ね。おそろいにしよう?」
私は快諾して、会計を済ませる。
購入した手袋は使わずにそのままポーチにしまいこんだ。
私が彼女に微笑むと、彼女も手袋をしまい、やがて、片手から暖かい人肌の感触が伝わった。
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