アクト!!!!〜異能を持たない人間でも、嘘と知略だけで人外種族と対等に渡り合おうと思います〜

ディメンションキャット

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第一章 『隠された出会い』

CHAPTER.1 『賽は』

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 緊迫感で息が苦しくなるような空気の中、その部屋には二人の青年が居た。

「で、どうすんねん? はよ耳揃えて返さんかい!」

 威圧感のある怒声が空気を震えさせる。
 声の主は銀縁の細いメガネをかけた高身長の男。ポケットに手を突っ込み、苛立ちを隠さずに足を鳴らして、目の前で土下座をする男を威圧する。

「無理なんです! ホンマに、もうちょっと待ってください!」

 土下座をする青年は床に反響したくぐもった声で答える。

「そんなん言うていつまで引き伸ばす気ぃや? 」
「いや、これが最後なんです。この通り! ほんまお願いします」

 青年は目まで掛かった長い前髪を床に擦り付けて更に嘆願する。その一切のプライドを捨てた行為には微塵の躊躇いもなかった。
 青年の見た目はだった。
 見た目も、声も何もかもが普通。少し都会を歩けば直ぐにでもそっくりな人間を見つけられるだろう。強いて言うならば、彼の目は鋭く、見つめる者の全てを見透かすような目をしていた。

「チッ…しゃあないな。ほなあと待ったろやないか」

 土下座に折れた借金取りは猶予を告げ、青年は一時を凌ぐことに成功した。

「…………」  
「…………」

 ワケでは無かった。

「一年は長すぎるやろ、絶対」

 先程までの張り詰めた空気は一変し、ゆったりと時が流れ出す。教室の床に土下座をしていた青年は膝を払いながら立ち、すぐさまツッコんだ。

「流石にあかんやろ。なんで借金取りが一年も待ってくれんねん。どんだけ優しいねん」

 その言葉に不服そうに借金取り役をしていた男、惣一そういちが言い返す。

「そんなん分からんやんか。てか、今言うんやなくて僕が台本作った時に言うてや」
「そんなお前のセリフまでちゃんと読んでないねん。……って、もう6時か」

 外の窓を見れば、日は傾いている。夏の夜は短いが、部活の時間は変わらない。

「早いなぁ、時間ってのは」
「老人みたいなこと言ってんと帰るで」

 感慨深く呟く惣一にそう返すもう一人の演者、ほまれは何も入っていないカバンを拾い上げて、惣一の支度を待つ。

「ガラララ!」

 誉の後ろのドアが勢い良く、勢いとは反対の間抜けな声と共に開いた。

「っ!? ……って、先生か。先生ぐらいやもんな口でドアの効果音再現するん」

 誉の軽口に顧問は気分を害する素振りも見せず笑った。

「ふっ、俺も演劇部の顧問やからな。それよりお前ら帰るんか?」
「ま、今日は疲れたしなぁ」
「惣一が相変わらずアホみたいな台本作るから興が冷めてん」

 顧問はその言葉を聞いて苦笑した。

「ほんま、中村は頭の回転とか記憶力とか発想力とか天才的やのにな。なんで、脚本だけ書けへんねんやろな」
「僕はそういうのまだ苦手なんです。AIの方が上手く書けるんちゃいますかって感じ」

 惣一は笑って顔の前で手を横に振り謙遜する。

「お前、先生の前半の発言については一個も謙遜せんかったな」
「僕は事実を否定するような嘘つきじゃあれへんから、誉と違って」
「嘘も方便って言うやろ? それじゃ頭が良くても世渡りは苦手そうやな?」
「まぁまぁ。お前らが仲良なかえいんは分かったからはよ帰りや」

 先生は二人にそう告げて教室を出た。

「とりあえず帰るか」 「そやな」

 二人がそう言った時再びドアが開いて先生が顔を出した。

「あ、そうや。お前ら気ぃつけて帰れよ。最近、不審者出とるらしいからな」


◇◇◇


 それにしても、なんで惣一は演劇部に入ったんやろうか。アイツこそ、あんな部活に収まる器じゃないやろ。
 家に帰った俺は自分の部屋で制服を脱ぎながら、そんなことを考えるが。ま、そんなん考えてもしゃあないな。今が一番楽しいし、と最終的には思考を放棄した。

「……現状維持、現状維持」

 部屋着に着替えた俺が部屋から出ようとドアノブに手をかけた、その時だった。
 後ろから、誰かの声が聞こえたのは。

鷺山さぎやまほまれ。君がどんなに現状維持を望んでも、君の才能はそれを許さない」

 そいつは、窓に腰掛けて月を隠していた。どこか冷たい雰囲気で……って。

「ヒィィイ!! 不審者や! おかん! 不審者おるぅ!!!」

 ──ガチャ……ガチャガチャガチャ!

 は!? 開かへんねんけど!?

「おい、何とか言えや! てか、誰やねん! 」

 俺の必死の問いも彼女は無視して冷めた目でこちらを見ただけだった。

 ──いや、ちゃう! 窓枠から腰上げやがった!

「おい、近づいてくんな! ちょ、マジ、おかん! おかーん!!」
「……無駄だよ」

 彼女が一言呟いたその声は冷たく俺の心を氷漬けにする。

「ここに結界を張ったからね。キミもキミの声も何処にも行けやしない」
「なんや結界て、アホか!」

 突然、アホなことを言い出した彼女に俺は反射的にツッコむ。

「ア……アホじゃない!」

 予想外に貶されたせいか、女は被っていたフードが脱げるくらいに頭を振りかぶって否定した。

 明らかになった顔をよく見ると、うん……美少女だ。
 新雪のようにキラキラと月に反射する長い銀髪に人間離れした肌の白さと美しい青い目。2次元からそのまま出てきたようなわかり易い可愛さ。

 こんな可愛い子も不審者なるもんなんや。

 ていうか、なんか人間っぽくないな。うん……なんというか、ちょっと人間にしては雰囲気が冷たすぎる気がする。

 そこまで考えて、ようやく俺は冷静になった。

「はぁー、まぁホンマに出れへんみたいやしなぁ。じゃあ百歩譲って? 結界を張っていたとして? 一体全体俺になんの用なん?」
「ゴホン! やっと本題に入れるね」

わざとらしい咳払いをした彼女は、荒唐無稽な話を始めた。

「じゃあ、まず自己紹介からするね。私の名前は
「……いやいや、やっぱアホやろ。知らんかもやけど俺、演劇部やで? プロンプターぐらい知っとるわ。少なくとも人の名前じゃないってことぐらいな」

 プロンプターとは前に出て喋る人へセリフを教える役割のことだ。実際、演劇部で必要だったことは無いが知識くらいは俺もあった。

「うんうん。そのプロンプターの認識であってるよ。プロンプターって、演劇において演者にセリフを教えて補佐するでしょ?そんな感じでキミを補佐するから、プロンプター!」

 彼女は得意げに既に知ってるプロンプターの意味を語ってくれた。

「いや、まぁ。お前がそう言うなら? 別になんでもええねんけど……プロンプターってちょっと長いからな。うーん……プロ子!」
「え…」
「え…やないねん。あだ名があった方がええやろ。プロ子、とかどうや? 親しみやすくてええやろ」

 ──うん、我ながらなかなかセンスが良いな。

「せっかくかっこいいと思ってたのに」

 プロ子は口を尖らせ、片足で軽く空を蹴った。

「で、俺の補佐をするって言ってたけど。なんの補佐をしてくれるん?」
「そうだった、えーっとね、その前にちょっと」

 悪戯っぽい表情を浮かべながらプロ子は顔を近づけて来た。そのまま耳に手を当て囁く。

「私ね、実はアンドロイドなんだ」

 どうだ! と言わんばかりのドヤ顔をする……けど実は大して意外でも無かった。元から人にしては雰囲気が冷たいと思っていたのもあったし。

「うん。そんな気ぃしてた」
「……えぇ、もうちょっと驚いてほしかったなぁ。じゃあじゃあ、実は未来から来てるの!」

 今度こそ驚くだろう、といった風にまた彼女は無い胸を張った……けど。

「うん。まぁ……現代にこんな技術ないからな」
「その通りなんだけども、もうちょっと反応無いのかなぁって」

 悲しそうに、はにかむプロ子に俺は少し罪悪感を抱いた。が、直ぐにプロ子は、まぁ良いやと切り替えて、今度は真剣か目で俺を見つめる。

 「ちょっと手伝って欲しいことがあるんだ。私の自己紹介にも驚かなかったキミだけどね。この世界には、キミが知らないことが沢山あるの。それは、地底人だったり、宇宙人だったり、怪獣とか、魔法使い。スーパースターも居るし…」

 指を折ってプロ子はファンタジーの創造物を唱えていく。

「いや、待て待て待て。んな、アホな。漫画の読みすぎやで、アンドロイドとあろうものが」
「ま、信じないよね」

 分かってた、分かってた、と言いたげにプロ子は俺の言葉を手で制す。

「良いの、良いの。どうせ信じざるを得なくなるから。で、その上で手伝って欲しいことって言うのはね。今言ったような人間じゃない、言わば人外? の犯罪者を捕まえるお手伝いをして欲しいんだ」
「なんで俺が?」

 俺の言葉を無視してプロ子は話を続ける。

「人外が人類社会で生活する上でのルールが有ってね、それを破ってるものを、って。私たちはそう呼んでる。そしてそのアリメンタムを捕まえて未来に送還するのが私の仕事」

 多少引っかかるとこもあるけど、取り敢えずはプロ子の話を信じてみるか。

「じゃあ仮に俺が手伝ったとして報酬は? それなりのものがあるんやろ? 願いを一つ叶えるとか」

 俺は肝心なことを聞いた。この返答次第で、手伝うかどうか決まる。

「良いね~、乗り気で。なんと! 報酬は星一個です!」

 ニヤニヤとオーバーリアクションを取りながら、彼女はそんなことを抜かす。

「やっぱアホやな。要らんわ。もっとなんか無いわけ?」

 俺の正直な感想にプロ子は意外そうな顔をした。

「え、星要らないの? 資源取り放題だよ? しかも太陽系内の星だから、買い手にも困らないのに?」

 心底不思議そうにしているけど、現代において星にそこまでの価値があるとは思えなかった。

「いや、星て」
「うーん、じゃあ上に聞いて他の報酬をまた打診しとくからさ、手伝ってくれる?」

 致し方無いと言ったふうにプロ子はそう上目遣いをする。

「あのさ、さっきから手伝って、手伝ってって言うけど、なんで自分でやらんの? アンドロイド言うくらいやし、強そうに見えるけど」

 俺が最初から疑問に思っていたことだ。

「確かに私は、そこらのアリメンタムに引けを取らない戦闘力はあるけど、問題はそこじゃないの。そもそも戦う以前の問題でね」

 そこまで聞いて俺は漸くプロ子の言いたいことが分かった。

「……あー、そもそも会えへんのか」
「そう。彼らは驚くほど警戒心が強くて、滅多にコミュニティの外と接触しないの。ましてや、私なんて直ぐにアンドロイドってバレちゃうから。だから、直接戦闘の場までキミに引きずり出して欲しい」
「俺やったら会えると?」
「私よりは簡単にね」
「なるほどなぁ、ええよ」
「良いの!?!? ちょっと即決すぎない? 危険だし自由な時間もあんまり無いよ?」

 俺の即答にプロ子は驚いて目をまん丸にさせる。

「やって欲しいかやって欲しくないかどっちやねん」
「いや……やって欲しいんだけど、さ? あまりにも即決だったからびっくりしちゃった。まぁそれなら、早速、明日から頼むね。いやぁ、やっぱ見込み通りだね」

 ──見込みってなんや?

 俺の顔から疑問を読み取ったのか、プロ子は教えてくれる。

「キミね、自分では気づいてないかもしれないけど、ものすご~く変化を望んでたの。しかも人並外れた受容力と観察力を持ってるし、パートナーにぴったりだ! って思ったんだよね」
「そうか? 普通……やろ」

 慣れない褒め言葉に俺は少し戸惑った。
 「ま、真価は別にあるんだけどね」、そう呟いてプロ子は話を締め括った。

「じゃ、結界解除するね。私はアヴィス化……ええと、なっとくから」

そう言うと、彼女は一羽の鳥になった。純白の一切無駄の無い機構と原理が見当もつかない変身に目を奪われる。

ほまれぇー? はよ着替えてー。もうご飯の準備出来てんでぇー」

おかんの声が下から響いていた。



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