11 / 47
第一章 『隠された出会い』
CHAPTER.11 『賢い人は徹底的に楽天家である』
しおりを挟む
「お、上手いことやったみたいやな……って、ぇぇええええ!?」
廊下の奥から歩いてきたデブをみて誉は絶叫した。
「ど、どうしたんですか!? そ、そんなに驚いて」
だが、それもそのはずだ。廊下の奥からこっちに歩いてくるデブが、全くデブじゃ無くなっていたのだから。ほとんど、誉とデブの体型は違いがないほどにデブは痩せていた。
「え? えぇ~……めっちゃ痩せてるやん……」
デブは計画通りにエメを無力化したのだが、その喜びよりも誉の頭の中はデブが痩せていたことに驚きで頭がいっぱいだった。
「あ! あ、牢屋に結構使っちゃって……」
申し訳なさそうに謝ろうとしたデブの言葉を誉は慌てて遮る。
「いやいや、ええねんで? 聞いてたことやし、あまりの差にびっくりしただけやし。そもそも、その体重減少含めての計画やったからさ。で、分化体の擬態解除時間って、きっかり一時間やんな?」
「は、はい」
「おっけー、おっけー。じゃ頼むわ」
誉の言葉を聞いて、デブはエメの姿に擬態した。
「うーん、もうちょい目ぇ虚ろな感じで」
「こう……ですか?」
「お、ええやん。ホールにおったヤツらそっくりやな。じゃ、出発すんで」
「あ、あの、それで、どこに他の魔女居るんですかね……」
デブの当然の問いに誉はチッチッチッと指を振った。
「俺がそこら辺抜かりあると思うか? 大丈夫、大丈夫。デブが戦ってる間に種は撒いといたから」
「種……?」
「エメが玄関ホールに洗脳した信者らを配置してたやん? で、異常があったら信者が直ぐにエメに知らせるようになってた」
「……?」
自分もその場に居たのにどうして説明するのか分からない、と思ってデブは首を傾げる。
「まぁ要するに、エメは異常発見係みたいな感じやと思うんやけれども? でも、エメが出来るのってせいぜい侵入者の洗脳ぐらいやねん、だって魂魔法の使い手やねんから。それにずっと教会におる訳でもない。じゃあ、今みたいにエメが動けない時に異常事態が起こった時、信者はどこに行く?」
デブは直ぐにその答えに思い当たった。
「……ほ、他の魔女にも自分を介さずに報告しに行くようになっている……とかですか?」
「そういうこと、普通はそういう風にする。だからさ」
「……え?」
誉のにやり、と笑みを浮かべた。悪戯を仕掛けた悪ガキのような笑みを。
「放火、して来たわ」
「えっ、えぇ!? そ、そんなことしてっ」
「ええねんええねん。もうすぐ警報鳴ると思うからちょっと待ってな」
──ジリリリリリリリ!!!!
「っっ!?」
デブが突然鳴りだした音に耳を塞ぐ。
「お、来たきた。よし、とりあえず元の玄関ホールまでは戻れると思うから、向かうで」
「あ、あの! さっき使えそうなものも手に入れたんですけど……」
「ん? まぁよー分からんけど、使えそうなら床にでも偽装させて持って来といて」
◇◇◇
「もうっ、なんなのよ!」
水の魔女マノンは、苛立っていた。
さっきまで彼女は、実験に没頭していたせいで散らかっていた部屋を一ヶ月ぶりに丸ごと洗浄している途中だったのだが、突然エメの遣いがドアを開けて、火災を知らせたことで、部屋の掃除を中断せざるを得なかった。
「水魔法『退断水面』!」
水壁が火の手や黒煙から彼女を護る。
マノンが来た時には玄関ホールは地獄のような状態だった。洗脳されている信者たちは予め設定されていたのか、避難済みだったがソファや受付が燃え黒い煙がホールに充満していたのだ。それをマノンは水魔法で消化し、炭を流していく。
「水魔法『砕波の蛇搦』ッ!」
勢い良く波が地から湧き出る。生き物のように波はうねり、あっという間に火の手を囲んだ。
「『絞め殺して』!」
マノンの合図と共に、水で作られた蛇はとぐろの内側の火を一気に消した。
「なんでっ、私がっ、こんなことしなきゃいけないのよ!」
火が消えた代わりに水浸しになった地面で彼女は地団駄を踏んだ。
「ていうかっ、普通火事とか起きる!?」
怒り狂う彼女はその怒りに身を任せ、近くにあった焦げたソファを右足で蹴飛ばす。
「っ痛いっ! もうっ!」
が、思いのほかソファが硬かったのかマノンはじーん、と痛む足を抑えて今度は泣きそうになっていた。
「ねぇ! エメ! 何立ってんのよ! ちょっとは心配しなさいよ!」
「……」
消火が終わって直ぐ、ホールに入ってきたエメはマノンを一瞥もせずただ虚空を眺め続けていた。更にエメは、いやエメの姿をした者はマノンの問いにも何も答えない。
「エメってば! 聞いてるの!?」
「……」
「え……エメ!? ねぇ、大丈夫!?」
ようやく、異変に気付いたマノンは慌ててエメを観察する。
「何この目……もしかして」
「もしかしなくても、そうだよ」
そう言って誉は姿を現した。
「だ、誰よ、アンタ!」
「誰だっていいじゃないですか。それよりも、お友達の心配をした方がいいのでは?」
魔女が動揺しているのを他所に、誉は余裕の表情で煽る。
「ふん、エメをこんな風にしたのアンタでしょ」
「えぇ、僕です」
誉は迷うことなく告白する。実際は、デブがエメに擬態しているだけなのだが、そんなことが分かるはずもない。
魔女は、エメを誉が洗脳したと聞いて、何故かホッとしたような表情を見せた。
「良かった……これで躊躇無く殺せる。水魔法! 『砕波のっ』」
「おや、良いのですか?」
おどけたように笑いながら誉は魔女の詠唱を中断させる。
「は? 良いに決まってんでしょ! 仲間を洗脳されてんのよ!?」
「そうです、だから良いんですか? と聞いてるんですよ。私は、エメさんを自由に出来るんですよ?」
誉はエメと向かい合う。
「そうですね、例えば『しゃがめ』」
デブは事前に決めていた通りにしゃがむ、それも出来るだけゆっくり、脚以外に力を入れないように。
「ほらどうです? 面白いでしょう、僕の命令した通りに動くんです」
「……何が目的なの」
魔女は、ようやく話し合いに応じてくれる気になったのか、こめかみに血管は浮かばせながらも、攻撃の手を下げた。
「ようやく分かってくれましたか」
「ええ、アンタがせこい男ってことがね」
魔女は誉を睨みつける。
「はは、耳が痛いですね。でも、僕はそこまで敵意がある訳じゃなんですけど」
「敵意が無い人は他人を洗脳したりしないと思うけど?」
毒を吐き続ける彼女を無視して、誉は背中を向けて、ぴん、と指を立てた。
「……とりあえず、魔女全員揃えてください。あ、ここじゃない所でお願いします。僕も煙くさいのは勘弁ですから 」
廊下の奥から歩いてきたデブをみて誉は絶叫した。
「ど、どうしたんですか!? そ、そんなに驚いて」
だが、それもそのはずだ。廊下の奥からこっちに歩いてくるデブが、全くデブじゃ無くなっていたのだから。ほとんど、誉とデブの体型は違いがないほどにデブは痩せていた。
「え? えぇ~……めっちゃ痩せてるやん……」
デブは計画通りにエメを無力化したのだが、その喜びよりも誉の頭の中はデブが痩せていたことに驚きで頭がいっぱいだった。
「あ! あ、牢屋に結構使っちゃって……」
申し訳なさそうに謝ろうとしたデブの言葉を誉は慌てて遮る。
「いやいや、ええねんで? 聞いてたことやし、あまりの差にびっくりしただけやし。そもそも、その体重減少含めての計画やったからさ。で、分化体の擬態解除時間って、きっかり一時間やんな?」
「は、はい」
「おっけー、おっけー。じゃ頼むわ」
誉の言葉を聞いて、デブはエメの姿に擬態した。
「うーん、もうちょい目ぇ虚ろな感じで」
「こう……ですか?」
「お、ええやん。ホールにおったヤツらそっくりやな。じゃ、出発すんで」
「あ、あの、それで、どこに他の魔女居るんですかね……」
デブの当然の問いに誉はチッチッチッと指を振った。
「俺がそこら辺抜かりあると思うか? 大丈夫、大丈夫。デブが戦ってる間に種は撒いといたから」
「種……?」
「エメが玄関ホールに洗脳した信者らを配置してたやん? で、異常があったら信者が直ぐにエメに知らせるようになってた」
「……?」
自分もその場に居たのにどうして説明するのか分からない、と思ってデブは首を傾げる。
「まぁ要するに、エメは異常発見係みたいな感じやと思うんやけれども? でも、エメが出来るのってせいぜい侵入者の洗脳ぐらいやねん、だって魂魔法の使い手やねんから。それにずっと教会におる訳でもない。じゃあ、今みたいにエメが動けない時に異常事態が起こった時、信者はどこに行く?」
デブは直ぐにその答えに思い当たった。
「……ほ、他の魔女にも自分を介さずに報告しに行くようになっている……とかですか?」
「そういうこと、普通はそういう風にする。だからさ」
「……え?」
誉のにやり、と笑みを浮かべた。悪戯を仕掛けた悪ガキのような笑みを。
「放火、して来たわ」
「えっ、えぇ!? そ、そんなことしてっ」
「ええねんええねん。もうすぐ警報鳴ると思うからちょっと待ってな」
──ジリリリリリリリ!!!!
「っっ!?」
デブが突然鳴りだした音に耳を塞ぐ。
「お、来たきた。よし、とりあえず元の玄関ホールまでは戻れると思うから、向かうで」
「あ、あの! さっき使えそうなものも手に入れたんですけど……」
「ん? まぁよー分からんけど、使えそうなら床にでも偽装させて持って来といて」
◇◇◇
「もうっ、なんなのよ!」
水の魔女マノンは、苛立っていた。
さっきまで彼女は、実験に没頭していたせいで散らかっていた部屋を一ヶ月ぶりに丸ごと洗浄している途中だったのだが、突然エメの遣いがドアを開けて、火災を知らせたことで、部屋の掃除を中断せざるを得なかった。
「水魔法『退断水面』!」
水壁が火の手や黒煙から彼女を護る。
マノンが来た時には玄関ホールは地獄のような状態だった。洗脳されている信者たちは予め設定されていたのか、避難済みだったがソファや受付が燃え黒い煙がホールに充満していたのだ。それをマノンは水魔法で消化し、炭を流していく。
「水魔法『砕波の蛇搦』ッ!」
勢い良く波が地から湧き出る。生き物のように波はうねり、あっという間に火の手を囲んだ。
「『絞め殺して』!」
マノンの合図と共に、水で作られた蛇はとぐろの内側の火を一気に消した。
「なんでっ、私がっ、こんなことしなきゃいけないのよ!」
火が消えた代わりに水浸しになった地面で彼女は地団駄を踏んだ。
「ていうかっ、普通火事とか起きる!?」
怒り狂う彼女はその怒りに身を任せ、近くにあった焦げたソファを右足で蹴飛ばす。
「っ痛いっ! もうっ!」
が、思いのほかソファが硬かったのかマノンはじーん、と痛む足を抑えて今度は泣きそうになっていた。
「ねぇ! エメ! 何立ってんのよ! ちょっとは心配しなさいよ!」
「……」
消火が終わって直ぐ、ホールに入ってきたエメはマノンを一瞥もせずただ虚空を眺め続けていた。更にエメは、いやエメの姿をした者はマノンの問いにも何も答えない。
「エメってば! 聞いてるの!?」
「……」
「え……エメ!? ねぇ、大丈夫!?」
ようやく、異変に気付いたマノンは慌ててエメを観察する。
「何この目……もしかして」
「もしかしなくても、そうだよ」
そう言って誉は姿を現した。
「だ、誰よ、アンタ!」
「誰だっていいじゃないですか。それよりも、お友達の心配をした方がいいのでは?」
魔女が動揺しているのを他所に、誉は余裕の表情で煽る。
「ふん、エメをこんな風にしたのアンタでしょ」
「えぇ、僕です」
誉は迷うことなく告白する。実際は、デブがエメに擬態しているだけなのだが、そんなことが分かるはずもない。
魔女は、エメを誉が洗脳したと聞いて、何故かホッとしたような表情を見せた。
「良かった……これで躊躇無く殺せる。水魔法! 『砕波のっ』」
「おや、良いのですか?」
おどけたように笑いながら誉は魔女の詠唱を中断させる。
「は? 良いに決まってんでしょ! 仲間を洗脳されてんのよ!?」
「そうです、だから良いんですか? と聞いてるんですよ。私は、エメさんを自由に出来るんですよ?」
誉はエメと向かい合う。
「そうですね、例えば『しゃがめ』」
デブは事前に決めていた通りにしゃがむ、それも出来るだけゆっくり、脚以外に力を入れないように。
「ほらどうです? 面白いでしょう、僕の命令した通りに動くんです」
「……何が目的なの」
魔女は、ようやく話し合いに応じてくれる気になったのか、こめかみに血管は浮かばせながらも、攻撃の手を下げた。
「ようやく分かってくれましたか」
「ええ、アンタがせこい男ってことがね」
魔女は誉を睨みつける。
「はは、耳が痛いですね。でも、僕はそこまで敵意がある訳じゃなんですけど」
「敵意が無い人は他人を洗脳したりしないと思うけど?」
毒を吐き続ける彼女を無視して、誉は背中を向けて、ぴん、と指を立てた。
「……とりあえず、魔女全員揃えてください。あ、ここじゃない所でお願いします。僕も煙くさいのは勘弁ですから 」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる