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序章
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この世界にはカーストというクソみたいな制度が存在する。
金持ちは優遇され金の無いものは淘汰される。
金持ちに産まれた奴は一生金持ちとして優遇され、それ以外に産まれたやつは冒険者として一発逆転か、細々と死ぬかしか道は無い。
私が属するエルフという種族は戦闘能力が低い為カースト最底辺に置かれている。
「この街ももう終わりだ...隣国の争いに巻き込まれる前に逃げるんだ!!」
そういって私達家族は離れ離れになった。
たかだか、1つの資源を巡る争いというクソみたいな理由でだ。
私は齢10にして冒険者となった、ならざるを得なかった。
「はい。依頼された討伐完了したよ」
「ありがとう、助かるわぁ!!報酬の1万銭よ」
国が依頼者の悩みを解決してくれる冒険者を募る依頼を受けて報酬としてお金を貰う生活の繰り返しだ。
私は生まれつき規格外のパワーを持っていたので、1発拳を振り上げるだけでお金を貰うことが出来るが故つまらないのだ、どうやら私は命のやり取りをしないとつまらない性格らしい。
そんなつまらない事を繰り返すのにも限度がある。
「やあ、お嬢ちゃん。僕の依頼を受けてはくれんか」
この頃、女性冒険者を売春道具として定期的に銭を落とす依頼をしてくる輩が多いと聞くがとうとう私の所にも来てしまったらしい。
「あいにく、そういう物には興味が無いんだ...見たらわかるだろう私に色気など」
そう言いかけた時じじいは私を遮るように答えた。
「売春依頼ではない、害獣のスライム達を倒して欲しいのだ。報酬は100万銭!!どうだ、やる気もでるじゃろ?」
そんなべらぼうな報酬は見たことがなかった。
乗るしかないと思った私は速攻でスライムを蹴散らした。
「お嬢ちゃん、女のエルフにしては信じられないパワーじゃの!!」
「生まれつきだ。私もそうなりたくてなったわけじゃないんだ」
「そうかい、ほれ報酬じゃ!!」
何度数えても100万銭ある、どういう感性をしたらそんな金を報酬にできるんだ??スライム討伐なんて1000銭あれば万々歳なはずだ。
「どうして、スライムごときにそんな大金を??という顔をしておるな」
私の心を見透かしたようなじじいの発言に驚きを隠せなかった私にじじいは理由を話し始めた。
「わしは、金が余ってるんじゃ。だったら昔憧れた冒険者に多めに金を渡そうと思っただけじゃ」
余計にわからん。金持ちの頭はイカれている、憧れであったとしても見ず知らずの冒険者にそんな大金は渡さない。100万銭もあれば一生遊んで暮らせるというのに…
「お前、職業はなんだ??」
どうせ国の偉いやつかどこかの地域の商人共の流通でも牛耳ってるのだろうと思いながらも質問をぶつけた。
「わしは投資家じゃ!!」
投資家??そんな職業は聞いたこともない、この世には商人か王族関係か国の仕事か冒険者かしか無いはずだ。
「ふぉっふおっふぉっ.....そんな職業知らないといった顔じゃの。無理もない、だが金持ちはみな投資家じゃ。王様とて例外じゃない」
そう言って彼は話し始めた。
確信は無いがこの出会いが私の人生を好転させるきっかけになるそんな気がしていた.....
金持ちは優遇され金の無いものは淘汰される。
金持ちに産まれた奴は一生金持ちとして優遇され、それ以外に産まれたやつは冒険者として一発逆転か、細々と死ぬかしか道は無い。
私が属するエルフという種族は戦闘能力が低い為カースト最底辺に置かれている。
「この街ももう終わりだ...隣国の争いに巻き込まれる前に逃げるんだ!!」
そういって私達家族は離れ離れになった。
たかだか、1つの資源を巡る争いというクソみたいな理由でだ。
私は齢10にして冒険者となった、ならざるを得なかった。
「はい。依頼された討伐完了したよ」
「ありがとう、助かるわぁ!!報酬の1万銭よ」
国が依頼者の悩みを解決してくれる冒険者を募る依頼を受けて報酬としてお金を貰う生活の繰り返しだ。
私は生まれつき規格外のパワーを持っていたので、1発拳を振り上げるだけでお金を貰うことが出来るが故つまらないのだ、どうやら私は命のやり取りをしないとつまらない性格らしい。
そんなつまらない事を繰り返すのにも限度がある。
「やあ、お嬢ちゃん。僕の依頼を受けてはくれんか」
この頃、女性冒険者を売春道具として定期的に銭を落とす依頼をしてくる輩が多いと聞くがとうとう私の所にも来てしまったらしい。
「あいにく、そういう物には興味が無いんだ...見たらわかるだろう私に色気など」
そう言いかけた時じじいは私を遮るように答えた。
「売春依頼ではない、害獣のスライム達を倒して欲しいのだ。報酬は100万銭!!どうだ、やる気もでるじゃろ?」
そんなべらぼうな報酬は見たことがなかった。
乗るしかないと思った私は速攻でスライムを蹴散らした。
「お嬢ちゃん、女のエルフにしては信じられないパワーじゃの!!」
「生まれつきだ。私もそうなりたくてなったわけじゃないんだ」
「そうかい、ほれ報酬じゃ!!」
何度数えても100万銭ある、どういう感性をしたらそんな金を報酬にできるんだ??スライム討伐なんて1000銭あれば万々歳なはずだ。
「どうして、スライムごときにそんな大金を??という顔をしておるな」
私の心を見透かしたようなじじいの発言に驚きを隠せなかった私にじじいは理由を話し始めた。
「わしは、金が余ってるんじゃ。だったら昔憧れた冒険者に多めに金を渡そうと思っただけじゃ」
余計にわからん。金持ちの頭はイカれている、憧れであったとしても見ず知らずの冒険者にそんな大金は渡さない。100万銭もあれば一生遊んで暮らせるというのに…
「お前、職業はなんだ??」
どうせ国の偉いやつかどこかの地域の商人共の流通でも牛耳ってるのだろうと思いながらも質問をぶつけた。
「わしは投資家じゃ!!」
投資家??そんな職業は聞いたこともない、この世には商人か王族関係か国の仕事か冒険者かしか無いはずだ。
「ふぉっふおっふぉっ.....そんな職業知らないといった顔じゃの。無理もない、だが金持ちはみな投資家じゃ。王様とて例外じゃない」
そう言って彼は話し始めた。
確信は無いがこの出会いが私の人生を好転させるきっかけになるそんな気がしていた.....
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