悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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解放団旗揚げ

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ふふって後ろから笑い声が聞こえた。


「セシル……ごめんなさい。私はあなたに嘘をついたの。これは全てあたしたちが謀った芝居よ」



レイは笑いながらそう答えた。



「えぇ!?うそ!?」



びっくりした。
これは、芝居だったの?



「うそってレイ……なんじゃそりゃ!?」


クルーも知らなかったみたいで驚いてる。



「聞いて、セシル。解放団にはリーダーが必要よ。
今はクリックがリーダーで副リーダーは私……でもそれではきっと解放団はまとまらないの。
クリックにも私にも力がない……でもあなたにはあるわ」



レイは真っ直ぐにあたしを見てる。



「ちょ……ちょっと待ってください!それはつまりお嬢様にリーダーと同等な立場になれと言いたいのですか!?」


取り乱したようにアベルが言った。



「正確にはセシル殿にはリーダーになってもらいたい」


アニエスの一言にあたしも驚いた。


「リーダーはクリックでしょ!?」


「俺は……リーダーなんて器じゃないよ。俺はカナリーさんの言った事を遂行するしかできない男さ」



「でも……!」



あたしが言いかけたのを遮ったのはクルーだった。



「待て待て待て!俺はお前らの芝居なんか聞いてねぇぞ!!!」



「あなたはすぐに顔に出るから教えられないわ。当たり前じゃない」



レイに一蹴されてクルーは黙ってしまった。

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