悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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戸惑い

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「ミリィは……ティア先生からみてどうなんですか?体調は?」



「素直に申し上げますと……まだ予断を許さない状態なので本来ならば動かしては悪化の可能性も…季節も暖かくなってきたので傷口が化膿したりもありえます……」



傷口の化膿……ミリィの事がより一層心配になった。



「ミリィが来た時言ったよね……レイクサイド…関所よりもっと国境よりの川沿いに忍の村があるって言ったよ……ね?」



あたしがクリックを見たらクリックは頷いた。


少し考えてから3人を見て笑ったらあたしの言いたい意味がわかったらしい。



「場所……詳細もわからず行動…ですか?」



「だめ?」



「だめとは申しませんが……リスクの高さを考えますとリーダーであるセシル殿は連れては行けません」



ムウにはっきりと言われてしまった。

でも、あたしは行く気でいる。



「軍師であるアニエスがいない今、きちんと説得するにはあたしくらいしかダメじゃない?」



「まぁ……で!す!が!まずセシル体調が万全じゃない上に勝手に城を空けるなど…アニエス殿が戻るまで待ってみたらどうですか?」



アベルもさすがに反対したけど、逆にあたしはアベルを睨んだ。



「じゃあアニエスを待って、あたしやアニエスが出掛けて……手遅れだったら?ミリィを放っておけと?アニエスの帰りはいつ?待ってる間ミリィは大丈夫と言いきれる?
ミリィも含めて忍びのみんなは大切な仲間なんだよ!明日!あたしだけでも絶対に行く!」



ムキになってそう言ったら3人は諦めたみたいだった。



「じゃあ…せめて明日捕虜と共にゼシカっちが来るだろ?それまで待とう。そして、セシルとあと数名、誰が行くか決めよう。な?セシル、お前にまた何かあったら……ってみんな心配なんだよ」



『心配なんだよ』クリックにそう言われたら反論する事ができなくてあたしも頷いた。

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