210 / 297
隠された真実
1
しおりを挟む
翌朝、昨夜の出来事を解放団と捕虜に話した。
捕虜は“ハーン将軍に従う”と言ったが気が変わった者もいるだろうし、ハーン将軍からの正式な話ではないを理由にまだ見張りをつけて大広間にいてもらう事にした。
ハザンとクレイジーはすでに納得したようであたしに従うと言ってくれた。
将としてハザン、クレイジー、ハーンの3人を迎え入れた旨を書いた書状は兵士に渡してアニエスとレイに届くように手配した。
そして、城内にいる兵士と将に新しい将の紹介をした。
あたしに不信感を抱いてる兵士からはあたしの身内が仲間となるのを嫌がる声があたしの隣にいたクルーにまで聞こえて、クルーが怒ってしまい小さな騒動となった。
兵士の対処……どうしたらいいか正直にわからず本当に悩みのタネ。
早くアニエスが帰ってきてほしいと切に願う自分がいた。
なんとなく雰囲気が悪い拠点で10日経った。
お父さんは歩けるくらい回復して自分の部下に解放団への力添えの話を自らした。
「これからは従うのは私ではなく、セシル・アドレイ殿となる。これに不服の者は名乗り出て良い。その者の思うがまま進んで構わぬ」
お父さんの言葉にその場にいたあたしとお父さんを交互に見たのちに数名が動き出した。
“どちらにもつかない”
その道を選んだ兵士500名。
仕方ないと思う反面、あたしをまだ認めてくれる兵士がいるのも嬉しかった。
捕虜は“ハーン将軍に従う”と言ったが気が変わった者もいるだろうし、ハーン将軍からの正式な話ではないを理由にまだ見張りをつけて大広間にいてもらう事にした。
ハザンとクレイジーはすでに納得したようであたしに従うと言ってくれた。
将としてハザン、クレイジー、ハーンの3人を迎え入れた旨を書いた書状は兵士に渡してアニエスとレイに届くように手配した。
そして、城内にいる兵士と将に新しい将の紹介をした。
あたしに不信感を抱いてる兵士からはあたしの身内が仲間となるのを嫌がる声があたしの隣にいたクルーにまで聞こえて、クルーが怒ってしまい小さな騒動となった。
兵士の対処……どうしたらいいか正直にわからず本当に悩みのタネ。
早くアニエスが帰ってきてほしいと切に願う自分がいた。
なんとなく雰囲気が悪い拠点で10日経った。
お父さんは歩けるくらい回復して自分の部下に解放団への力添えの話を自らした。
「これからは従うのは私ではなく、セシル・アドレイ殿となる。これに不服の者は名乗り出て良い。その者の思うがまま進んで構わぬ」
お父さんの言葉にその場にいたあたしとお父さんを交互に見たのちに数名が動き出した。
“どちらにもつかない”
その道を選んだ兵士500名。
仕方ないと思う反面、あたしをまだ認めてくれる兵士がいるのも嬉しかった。
0
あなたにおすすめの小説
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
【完結】え?今になって婚約破棄ですか?私は構いませんが大丈夫ですか?
ゆうぎり
恋愛
カリンは幼少期からの婚約者オリバーに学園で婚約破棄されました。
卒業3か月前の事です。
卒業後すぐの結婚予定で、既に招待状も出し終わり済みです。
もちろんその場で受け入れましたよ。一向に構いません。
カリンはずっと婚約解消を願っていましたから。
でも大丈夫ですか?
婚約破棄したのなら既に他人。迷惑だけはかけないで下さいね。
※ゆるゆる設定です
※軽い感じで読み流して下さい
虹色の子~大魔境で見つけた少年~
an
ファンタジー
ここではない、どこかの世界の話。
この世界は、《砡》と呼ばれる、四つの美しい宝石の力で支えられている。人々はその砡の恩恵をその身に宿して産まれてくる。たとえば、すり傷を癒す力であったり、水を凍らせたり、釜戸に火をつけたり。生活に役立つ程度の恩恵が殆どであるが、中には、恩恵が強すぎて異端となる者も少なからずいた。
世界は、砡の恩恵を強く受けた人間を保護し、力を制御する訓練をする機関を立ち上げた。
機関は、世界中を飛び回り、砡の力を扱いきれず、暴走してしまう人々を保護し、制御訓練を施すことを仕事としている。そんな彼らに、情報が入る。
大魔境に、聖砡の反応あり。
聖砡。
恩恵以上に、脅威となるであろうその力。それはすなわち、世界を支える力の根元が「もう1つある」こと。見つければ、世紀の大発見だ。機関は情報を秘密裏に手に入れるべく、大魔境に職員を向かわせた。
【完結】メルティは諦めない~立派なレディになったなら
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
迷い人と当たり人〜伝説の国の魔道具で気ままに快適冒険者ライフを目指します〜
青空ばらみ
ファンタジー
一歳で両親を亡くし母方の伯父マークがいる辺境伯領に連れて来られたパール。 伯父と一緒に暮らすお許しを辺境伯様に乞うため訪れていた辺境伯邸で、たまたま出くわした侯爵令嬢の無知な善意により 六歳で見習い冒険者になることが決定してしまった! 運良く? 『前世の記憶』を思い出し『スマッホ』のチェリーちゃんにも協力してもらいながら 立派な冒険者になるために 前世使えなかった魔法も喜んで覚え、なんだか百年に一人現れるかどうかの伝説の国に迷いこんだ『迷い人』にもなってしまって、その恩恵を受けようとする『当たり人』と呼ばれる人たちに貢がれたり…… ぜんぜん理想の田舎でまったりスローライフは送れないけど、しょうがないから伝説の国の魔道具を駆使して 気ままに快適冒険者を目指しながら 周りのみんなを無自覚でハッピーライフに巻き込んで? 楽しく生きていこうかな! ゆる〜いスローペースのご都合ファンタジーです。
小説家になろう様でも投稿をしております。
愛の損益分岐点を超えたので、無能な夫に献身料を一括請求して離縁します。
しょくぱん
恋愛
「君は強いから一人で生きていける」結婚記念日、公爵夫人のアデライドは夫から愛人を同伴した席で離縁を言い渡された。だが夫は知らない。公爵家の潤沢な資金も、王家とのコネクションも、すべては前世で経営コンサルだった彼女の「私産」であることを。「愛の損益分岐点を下回りました。投資を引き揚げます」――冷徹に帳簿を閉じた彼女が去った後、公爵家は一晩で破滅へと転落する。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界カントリーライフ ~妖精たちと季節を楽しむ日々~
楠富 つかさ
ファンタジー
都会で忙しさに追われる日々を送っていた主人公は、ふと目を覚ますと異世界の田舎にいた。小さな家と畑、そして妖精たちに囲まれ、四季折々の自然に癒されるスローライフが始まる。時間に縛られず、野菜を育てたり、見知らぬスパイスで料理に挑戦したりと、心温まる日々を満喫する主人公。現代では得られなかった安らぎを感じながら、妖精たちと共に暮らす異世界で、新しい自分を見つける物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる