悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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決戦前

5

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それから、ハザンに会いに行ったらクレイジーが眠るお墓の前にいた。

クレイジーのお墓の隣にはテリィのお墓があって、そこにはキリュイがいた。

二人とも静かに手をあわせてて、何か語りかけているようだった。


「……セシル様」

しばらくしてあたしに気づいたのはハザン。


「邪魔しちゃ悪いと思って声をかけられなかった。
今まで、たくさんの人が死んでしまったけど……二人には生きていてほしかった。
クレイジーとはあんまり話したことがなかったし、テリィからはもっと色々教わりたかった。
もっと、話せば良かったな……話したかったなぁって、後悔ばかり……」


「セシル様にそう想われたらクレイジーも救われますよ。
だから、セシル様が責任を感じることはありません」

「テリィも……彼の死を無駄にしないように戦いましょう!
我々はセシル様と共に最後まで戦います!」


ハザンとキリュイに会ったら励まそうとか謝ろうとか思ってたのにな……。

逆に二人に励まされたのはあたしだった。



「もうすぐ……三日月帝国には消えてもらう時だよ。
だから、一緒に戦おう!」



そう、三日月帝国には消えてもらう時。


その後、あたしは……―――。



あたしは……―――。

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