物の怪なんでも相談所

由奈(YUNA)

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○迷子の小鳥ちゃん

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ーーー



翌日の、学校帰り


玄関を開けると響き渡る・・・鳴き声?



甲高い『ピィィィィッ』って鳴き声が、玄関を開けたら響いていて

鳴き声は正面のドア……つまりはまぁ、相談所の中から聞こえてきたから


「ただいま……」


声を掛けながら相談所のドアを開けたら


「ママがぁぁぁぁぁぁあ!!!いないのぉぉぉぉお!!!ママァァァァァァァァァ!!!!」


耳を塞ぎたくなるほどの叫び声。


健治さん、、倒れてるし……。


犬は耳がいいからなぁ、、、



声の主はソファの上で小さくなっている………小鳥ちゃんだった。



「あっ、あのっ!!まぁ落ち着けって!」

「やだぁぁぁぁあ!!家に帰るのぉぉお!!!」


小鳥ちゃんの傍ではトビがオロオロしてて



「トビ、その子誘拐したの?」


どう見ても、そんな構図。



「んなワケねーだろっ!学校帰りに迷子がいたから連れてきたんだよ!!」


トビは私の傍に来て反論してきたんだけど、、、

同い年なのに……トビと話すと視線が下に向く。


相変わらず小さいから……反論してくる姿があの小鳥ちゃんとあんまり変わらないんだよね。



……なんて、言ったらトビが煩いから言わないけどね。



「雪乃……一番適任だ。
その小鳥の母ちゃんを探してやってくれ、、、」


健治さんの倒れながら頼んでくる姿があまりに可哀想で

早く小鳥ちゃんを連れ出さないと耳ヤバそうだったから


「小鳥ちゃん。一緒にママを探しに行こう?」


この依頼は、私が引き受ける。
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