物の怪なんでも相談所

由奈(YUNA)

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▲健治さんの特別授業

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***



家に帰ったら雪乃がいて

俺の顔を見てソッコー二階に引っ張られた。



「トビすっごい顔してるよ。どうしたの?」



やっぱねぇ……雪乃はこう、、優しい女の子だから、、、


いいよねぇ~っ!優しくて可愛い子っ!!



「百面相?なんか気持ち悪い顔してないで、早く話して」


ちょっと冷たく言われたけど……そこも雪乃のいいところ!!


って事で今日の依頼内容と結果を簡単に伝えたんだけど、、


「健治さん、誰かに電話をして湖の話とか工場の話してたんだけど………誰だったのかな?」

「それは人間でしょ?正確には人間の偉い人……警察とか政治家とか?」


そう言いながらスマホをいじりはじめた雪乃。


………あれ?

「物の怪って認知されてないんじゃないっけ??」



疑問を口に出したら雪乃になぜかため息をつかれて

スマホを差し出された。



「トビってなーんにも知らないの?
物の怪は一部の人間には認知されてる。
ホラ、もうニュースになるほどの騒ぎだよ」


一部に認知……?

人間の……警察とか政治家にってこと??



スマホに映っていたのは………


【東京都XX市にあるXX工場から基準値を超える○○が●●川に流出している事が判明】



………もう、記事になっている。。




「この工場を放っておいたらもっとひどい被害があったかもしれないでしょ?
こういう情報は提供する。
代わりに私達は人間の社会で人間が作った便利グッズに囲まれて生活できる。
人間と物の怪、持ちつ持たれつの関係なんだよ」



雪乃はこの相談所勤務が長いから……かな?

こういう事、知ってんのは。




健治さんは俺に伝えたかったのかも知んないね。


こういう……人間と物の怪の関係とか、弊害?とか。



今日は学校行かなかった代わりに

健治さんに社会の授業……教わった気がした。


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