物の怪なんでも相談所

由奈(YUNA)

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ってかこれじゃあ俺も夕飯にありつけないって事じゃん?

俺はめっちゃ腹減ってんのに!!


「外食……するか?」


ってか、それしか選択肢ねーし。


一応春樹にも聞いたけど、アイツ外食すらしたことないんだって。


なんか、春樹って案外………可哀想なヤツかもしんない。





***




とりあえず春樹と二人だし腹減ったし


だから早く食えて近所でウマいと言えば………マックしかない!


って俺が勝手に決めたけど春樹は興味津々って感じで着いてきて

一緒に並んで歩いて店まで向かった………ん、だけどさぁ!!


この身長差!やっぱりムカつく!!


俺が見上げるカタチとかありえねぇって、、、


「外食は、よくやるのか?」

若干見下されるカタチで聞かれるの……複雑。



「たまに?月に数回程度。
ウチは夕飯交代で作るけど俺は得意じゃないからだいたいラーメン。
それじゃ飽きるって日には外食かケータリング」


「ケータリング…とは?」


「宅配。頼んだ食べ物が家に届くんだよ」


「そうか………人間の世界は物の怪の世界より発展してるんだな」



マックまでの道のりは話しながらだったけど

本当に春樹は何も知らねぇんだな、人間の暮らしを。


物の怪らしいっちゃ物の怪らしいけど………人間との共存とは無縁な世界にいるとこうなるんだろうな。


それもそれで、不幸だな。

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