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CASE4 レジスタンス
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――――――――――
――――――――――
目が覚めたら、一面の砂漠だった。
やっぱり、戻ってきたんだね。
「あ、起きた?やっぱ来た順で起きるみたいだね」
桃華も辛島くんももう起きてて、ベージュ色のマントを被っていた。
桃華に私も渡されて来てみたけど、うん、ルーラたちといた時も外に出る時はこんな感じだったね。
「あっちにね、緑が見えるんだぁ。建物っぽいのも見える。って事で行ってみない?」
さすが桃華。
私には見えないものが見えるらしい。
「やばー、あつー!」
「ほら、シンクロ使えるぜ」
前回と違って会話も普通にできる余裕があるのは、少しだけ、この世界を知ったからかな?
シンクロも使えるみたいで安心したけど、私はやっぱりなんの武器も魔法も使えなかったけどね。
「あ、町が見えたよ!」
私の目でも見えるくらい近づいたけど、砂漠の中にあるオアシスなのかな?
木も生えてるし砂漠にもこういう場所があるんだぁって感じ。
町に着くと思った以上に人がいて、私たちみたいな格好の人も黒髪の人もいるから違和感なく溶け込めた。
フードを被らないと耳でバレるのは必須だろうけどね。
お店っぽい建物もあるけど、看板の字は読めないから何のお店かも分からない。
「まずは~、やっぱ地図かな?ニャンさんたちの場所しか頼りがないし…だからニャンさんたちのところに行ってみようよ!」
これからどうしようって思ったけど、桃華のおかげで行き先はあっさり決まった。
さっきから、桃華がいないと色々とダメだったと思うから。
やっぱ、一人じゃなくて本当に良かった。
だけど、大丈夫なのかな?通貨って絶対に違う気がする……。
「あった!地図とコンパス!字が読めないけど絵的にイケるんじゃない?」
「これ……非常食っぽくね?」
ディスカウントストアみたいなお店に入ったら地図とコンパスはすぐに見つかった。
北とか南とか書いてないけど、記号っぽいのが書いてあるからなんとかなりそう。
食べ物も持ってきたけど一応ってことで手に取って。
問題は、会計。
「ハイ、50エンになります」
レジにいたお爺ちゃんはさらりとそう言った。
……ん?
「50円?」
「ハイ、50エン」
「50円って……」
日本円だしずいぶん安くない?
物価、大丈夫??
お財布から50円玉を取り出して渡したら首を傾げた。
あ、やっぱ違う?
チラッと二人を見たらヤバイなぁって顔をしてて。
お爺ちゃんは私たちと50円玉を見比べてそれから叫んだ。
「異界の硬貨だ!!なんであるんだこんな物が!!!」
……やっばヤバイかも!
そう思った時には周りに人が集まりだしてちょっとした騒ぎになってきた。
「どこでこれを!?これの価値を知ってるのか!!?」
お爺ちゃん、すごい剣幕で怖い……。
「50円……」
私、さっきから50円しか言ってない。
「まさか……異界人か!!?」
お爺ちゃんの声が大きすぎてさらに騒ぎになってきた。
もう、ヤバイ。確実に、騒動じゃん。
「お、お、お爺さん!これ頂いてきます!!お代はそれでよろしくっ!!!」
桃華と辛島くんが荷物を手にしてダッと走り出した。
「ま!待て!こんな大金!!!」
大金?
そう聞こえた気がしたけど騒ぎはマズイ!
この土地に異界人がいるってバレると花将軍に捕まるかもしれないし!
だから、三人で慌てて町を出て砂漠に飛び出した。
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目が覚めたら、一面の砂漠だった。
やっぱり、戻ってきたんだね。
「あ、起きた?やっぱ来た順で起きるみたいだね」
桃華も辛島くんももう起きてて、ベージュ色のマントを被っていた。
桃華に私も渡されて来てみたけど、うん、ルーラたちといた時も外に出る時はこんな感じだったね。
「あっちにね、緑が見えるんだぁ。建物っぽいのも見える。って事で行ってみない?」
さすが桃華。
私には見えないものが見えるらしい。
「やばー、あつー!」
「ほら、シンクロ使えるぜ」
前回と違って会話も普通にできる余裕があるのは、少しだけ、この世界を知ったからかな?
シンクロも使えるみたいで安心したけど、私はやっぱりなんの武器も魔法も使えなかったけどね。
「あ、町が見えたよ!」
私の目でも見えるくらい近づいたけど、砂漠の中にあるオアシスなのかな?
木も生えてるし砂漠にもこういう場所があるんだぁって感じ。
町に着くと思った以上に人がいて、私たちみたいな格好の人も黒髪の人もいるから違和感なく溶け込めた。
フードを被らないと耳でバレるのは必須だろうけどね。
お店っぽい建物もあるけど、看板の字は読めないから何のお店かも分からない。
「まずは~、やっぱ地図かな?ニャンさんたちの場所しか頼りがないし…だからニャンさんたちのところに行ってみようよ!」
これからどうしようって思ったけど、桃華のおかげで行き先はあっさり決まった。
さっきから、桃華がいないと色々とダメだったと思うから。
やっぱ、一人じゃなくて本当に良かった。
だけど、大丈夫なのかな?通貨って絶対に違う気がする……。
「あった!地図とコンパス!字が読めないけど絵的にイケるんじゃない?」
「これ……非常食っぽくね?」
ディスカウントストアみたいなお店に入ったら地図とコンパスはすぐに見つかった。
北とか南とか書いてないけど、記号っぽいのが書いてあるからなんとかなりそう。
食べ物も持ってきたけど一応ってことで手に取って。
問題は、会計。
「ハイ、50エンになります」
レジにいたお爺ちゃんはさらりとそう言った。
……ん?
「50円?」
「ハイ、50エン」
「50円って……」
日本円だしずいぶん安くない?
物価、大丈夫??
お財布から50円玉を取り出して渡したら首を傾げた。
あ、やっぱ違う?
チラッと二人を見たらヤバイなぁって顔をしてて。
お爺ちゃんは私たちと50円玉を見比べてそれから叫んだ。
「異界の硬貨だ!!なんであるんだこんな物が!!!」
……やっばヤバイかも!
そう思った時には周りに人が集まりだしてちょっとした騒ぎになってきた。
「どこでこれを!?これの価値を知ってるのか!!?」
お爺ちゃん、すごい剣幕で怖い……。
「50円……」
私、さっきから50円しか言ってない。
「まさか……異界人か!!?」
お爺ちゃんの声が大きすぎてさらに騒ぎになってきた。
もう、ヤバイ。確実に、騒動じゃん。
「お、お、お爺さん!これ頂いてきます!!お代はそれでよろしくっ!!!」
桃華と辛島くんが荷物を手にしてダッと走り出した。
「ま!待て!こんな大金!!!」
大金?
そう聞こえた気がしたけど騒ぎはマズイ!
この土地に異界人がいるってバレると花将軍に捕まるかもしれないし!
だから、三人で慌てて町を出て砂漠に飛び出した。
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