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CASE4 レジスタンス
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砂漠をひたすら歩いて、たまに立ち止まって地図を見たり水を飲んだりして。
太陽が傾いてもう少ししたら夕方かな?って時、前から砂埃が見えた。
蟲なら大きさ的に砂埃と共に姿も見えそうだけど見えない……。
もしかして、人?
ここは花将軍の支配地域だから……救済者?
隠れなきゃって思ったけど周りは一面の砂漠。
隠れるのは、無理。
「戦うしかねーか。虹野は下がってな」
辛島くんが剣を出して私の前に出た。
こうなると、私は何もできない。
自分でユートピアに戻るって言い出したのに、結局守ってもらうばかり。
拳をギリギリ握って、一歩下がった。
私にできるのは、邪魔をしないことくらい。
「……待って、人じゃない。蟲でもない……何あれ!?犬!?」
桃華が声をあげた直後、まっすぐにこっちに走ってくる犬らしき生き物が私にも見えた。
2匹っぽいけど……犬っぽくて犬じゃない!!
犬歯が伸びまくって歯もギザギザ。
裂けたように大きな口を開けてこっちに向かって走ってきてる!!
しかも結構なスピードじゃない!?
大型犬くらいありそうなんだけど、近くなってから分かったけど足が人の足っぽい?
なにこれ!?犬じゃなくない!?
辛島くんが1匹に向かって剣を振ったら犬(仮)は後ろに跳んだ。
走るのも早いけど反射神経もいいらしい。
……って感心してる場合じゃない。
私っ!私がシンクロ使えたら!
二人の役にたてるのにっ!!
桃華の放った矢は犬(仮)には当たらず、桃華と睨みあった状態。
「どーしよー……絵的に無理。怖すぎ!」
桃華が言うと緊迫感0だけど、辛島くんが怖い顔してるからかなりヤバイかも……。
辛島くんが剣を消して雷を落としても犬(仮)には当たらない。
それどころかヨダレ垂らしまくりで……え?まさか……。
核もないからこういうのがユートピアには当たり前にいる感じなの?
破壊者も救済者もいなくても危険な世界じゃん。
「虹野は邪魔だから来た道戻って逃げろ!」
「私と辛島くんで頑張るから!」
「えっ!でも!!」
分かってるよ。私が足手まといだって。
だけど私に二人を見捨てろって言うの?
倒せるかも、、、分からないのに?
私が決断できないでいる間も、犬(仮)は二人に向かっていってて。
「きゃあっっ!!……いったぁっ」
桃華の右足が犬(仮)の爪で引っ掻かれた。
桃華は座り込んだけど、向かってくるヤツに水の弾を投げまくって近づけないようにしてた。
怪我した……桃華を……そのままにして私だけ逃げる?
桃華に近づけないと察したのか、犬(仮)と私の目があった。
あ、たぶん、ヤバイ。
犬(仮)が私に向かって走ってきた!
「「――!!!」」
二人が何か叫んだけど、聞こえなくて目を閉じた。
「―――っ、動かないでっ!!」
……は?
嘘でしょ?
その声に驚いて目を開けたら、目の前には真っ二つに切られた犬(仮)
犬(仮)の身体の中に、割れた核が1つあった。
辛島くんの方を見ると、辛島くんの前にいた犬(仮)も死んでいた。
辛島くんの前に立っているのはベージュ色のマントを被った大鎌を持った人で……
「アゲハ……だよね?」
フードを外して振り向いたのは
間違いなくアゲハだった。
太陽が傾いてもう少ししたら夕方かな?って時、前から砂埃が見えた。
蟲なら大きさ的に砂埃と共に姿も見えそうだけど見えない……。
もしかして、人?
ここは花将軍の支配地域だから……救済者?
隠れなきゃって思ったけど周りは一面の砂漠。
隠れるのは、無理。
「戦うしかねーか。虹野は下がってな」
辛島くんが剣を出して私の前に出た。
こうなると、私は何もできない。
自分でユートピアに戻るって言い出したのに、結局守ってもらうばかり。
拳をギリギリ握って、一歩下がった。
私にできるのは、邪魔をしないことくらい。
「……待って、人じゃない。蟲でもない……何あれ!?犬!?」
桃華が声をあげた直後、まっすぐにこっちに走ってくる犬らしき生き物が私にも見えた。
2匹っぽいけど……犬っぽくて犬じゃない!!
犬歯が伸びまくって歯もギザギザ。
裂けたように大きな口を開けてこっちに向かって走ってきてる!!
しかも結構なスピードじゃない!?
大型犬くらいありそうなんだけど、近くなってから分かったけど足が人の足っぽい?
なにこれ!?犬じゃなくない!?
辛島くんが1匹に向かって剣を振ったら犬(仮)は後ろに跳んだ。
走るのも早いけど反射神経もいいらしい。
……って感心してる場合じゃない。
私っ!私がシンクロ使えたら!
二人の役にたてるのにっ!!
桃華の放った矢は犬(仮)には当たらず、桃華と睨みあった状態。
「どーしよー……絵的に無理。怖すぎ!」
桃華が言うと緊迫感0だけど、辛島くんが怖い顔してるからかなりヤバイかも……。
辛島くんが剣を消して雷を落としても犬(仮)には当たらない。
それどころかヨダレ垂らしまくりで……え?まさか……。
核もないからこういうのがユートピアには当たり前にいる感じなの?
破壊者も救済者もいなくても危険な世界じゃん。
「虹野は邪魔だから来た道戻って逃げろ!」
「私と辛島くんで頑張るから!」
「えっ!でも!!」
分かってるよ。私が足手まといだって。
だけど私に二人を見捨てろって言うの?
倒せるかも、、、分からないのに?
私が決断できないでいる間も、犬(仮)は二人に向かっていってて。
「きゃあっっ!!……いったぁっ」
桃華の右足が犬(仮)の爪で引っ掻かれた。
桃華は座り込んだけど、向かってくるヤツに水の弾を投げまくって近づけないようにしてた。
怪我した……桃華を……そのままにして私だけ逃げる?
桃華に近づけないと察したのか、犬(仮)と私の目があった。
あ、たぶん、ヤバイ。
犬(仮)が私に向かって走ってきた!
「「――!!!」」
二人が何か叫んだけど、聞こえなくて目を閉じた。
「―――っ、動かないでっ!!」
……は?
嘘でしょ?
その声に驚いて目を開けたら、目の前には真っ二つに切られた犬(仮)
犬(仮)の身体の中に、割れた核が1つあった。
辛島くんの方を見ると、辛島くんの前にいた犬(仮)も死んでいた。
辛島くんの前に立っているのはベージュ色のマントを被った大鎌を持った人で……
「アゲハ……だよね?」
フードを外して振り向いたのは
間違いなくアゲハだった。
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