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CASE10 傷痕
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治療が終わったアゲハはひどくグッタリしていて、起き上がる気力もなかった。
食欲はないし飲み物も要らない。
ただ、ちょっと横になりたい。
そう言ってベッドに潜り込んだアゲハ。
ただ怪我を診てもらっただけ。
それなのに、アゲハにとったら相当のダメージだったみたい。
「私がアゲハをみているからソラは少し休んだらどうかな?」
エドガーの申し出は有り難いけどアゲハが心配だし……。
そう思ったけどレオンにまで「死にそうな顔してるから休め」って言われたから部屋に戻った。
ベッドにダイブして
これからのことを考えなきゃって思ったけど……
久々に一人でベッドにのびのびと寝れる環境だから
気づいたら、そのまま寝落ちしていた。
**********
「起きろって、、もう夜だぜ?」
レオンにめちゃめちゃ揺すられて、目を開けたら部屋に電気がついていた。
「今何時?」
「夜の8時」
………マジか。
私、昼前に一眠りしたはず。
寝すぎだろ……
「メシにするぞ」
「うん。……あっ、アゲハは?」
「エドガーがずっと張りついてる。あんまり良くない状態っぽい」
………具体的に説明してくれよ。
まぁ、レオンも詳しくは知らないのかもしれないけど。
ベッドから降りてボサボサになっていた髪をパパッと整えた。
あんまり頭が覚醒してないけど、体調的にはめちゃめちゃいい。
「ちょっと部屋に行ってみよっか?」
そう言ってレオンと一緒にアゲハの部屋に行くと
膝を抱えて丸くなっているアゲハと
アゲハの背中を黙ってさするエドガー。
「あっ、二人共来たの?アゲハ、ソラとレオンも来たよ」
エドガーは私に笑顔を向けてくれたけど、ちょっと疲れた様子だった。
アゲハは声をかけれても顔をあげなくて、、、あれ?もしかして……
私がいなかったから、痛み止め、飲めてない?
「アゲハ……遅くなってごめん。薬飲んだ?」
傍にいって聞くと、小さく首を横に振った。
「薬どころか水も食事も……いらないと言っている」
エドガーの言葉を聞いて、失敗したって確信した。
頭回っていなすぎでしょ、私。
アゲハは水すら口にするのが怖いって、知っていたはずなのに。
「レオン、水をコップ二つに入れてくれるかな?」
レオンは理由も聞かずにすぐに用意してくれて、その間にアゲハの薬の中から自分の分まで取り出した。
パチパチと薬を取り出す私を見てエドガーが別の薬も取り出したけど、首を横に振っていらないって合図した。
エドガーが手にしたのは私には処方されていない薬だから。私が飲むわけにはいかないし。
アゲハには必要なんだろうけど…無理だよ、今のアゲハには。
「アゲハ、顔あげて。あと手を出して?一緒に薬飲も?」
私の言葉には素直に顔をあげてくれた。
「ごめんね、ずっと離れてて。痛いの我慢させちゃって……」
「空のせいじゃないよ、、俺が、悪い、」
「次は呼んでいいからね?」
そう言って手のひらにある薬を差し出した。
そこから半分を手にとって、水も私が一度口をつけたものを、素直に受け取った。
やっぱり薬を飲むのには抵抗があったみたいだけど、躊躇いながらも薬は飲んだし水も飲んだ。
私もだけど、エドガーもレオンもちょっとホッとした様子だった。
「ご飯食べよ?ちょっとでもいいから食べないとダメだよ」
「食欲は、、本当にないんだよ、」
「だーめ!なにも食べないままだと点滴打たなきゃってなるよ?その方が嫌でしょ?」
点滴は嫌だとハッキリと言ったけど、食欲もない。
そのやりとりをしばらくして、結局アゲハが私と一緒ならって条件で折れた。
「ちょっと悔しいな。ソラにはアゲハが分かるのに、私は分からなかった事が」
エドガーとレオンは先に部屋を出ていったんだけど
去り際にレオンに話していた内容、聞こえちゃった。
食欲はないし飲み物も要らない。
ただ、ちょっと横になりたい。
そう言ってベッドに潜り込んだアゲハ。
ただ怪我を診てもらっただけ。
それなのに、アゲハにとったら相当のダメージだったみたい。
「私がアゲハをみているからソラは少し休んだらどうかな?」
エドガーの申し出は有り難いけどアゲハが心配だし……。
そう思ったけどレオンにまで「死にそうな顔してるから休め」って言われたから部屋に戻った。
ベッドにダイブして
これからのことを考えなきゃって思ったけど……
久々に一人でベッドにのびのびと寝れる環境だから
気づいたら、そのまま寝落ちしていた。
**********
「起きろって、、もう夜だぜ?」
レオンにめちゃめちゃ揺すられて、目を開けたら部屋に電気がついていた。
「今何時?」
「夜の8時」
………マジか。
私、昼前に一眠りしたはず。
寝すぎだろ……
「メシにするぞ」
「うん。……あっ、アゲハは?」
「エドガーがずっと張りついてる。あんまり良くない状態っぽい」
………具体的に説明してくれよ。
まぁ、レオンも詳しくは知らないのかもしれないけど。
ベッドから降りてボサボサになっていた髪をパパッと整えた。
あんまり頭が覚醒してないけど、体調的にはめちゃめちゃいい。
「ちょっと部屋に行ってみよっか?」
そう言ってレオンと一緒にアゲハの部屋に行くと
膝を抱えて丸くなっているアゲハと
アゲハの背中を黙ってさするエドガー。
「あっ、二人共来たの?アゲハ、ソラとレオンも来たよ」
エドガーは私に笑顔を向けてくれたけど、ちょっと疲れた様子だった。
アゲハは声をかけれても顔をあげなくて、、、あれ?もしかして……
私がいなかったから、痛み止め、飲めてない?
「アゲハ……遅くなってごめん。薬飲んだ?」
傍にいって聞くと、小さく首を横に振った。
「薬どころか水も食事も……いらないと言っている」
エドガーの言葉を聞いて、失敗したって確信した。
頭回っていなすぎでしょ、私。
アゲハは水すら口にするのが怖いって、知っていたはずなのに。
「レオン、水をコップ二つに入れてくれるかな?」
レオンは理由も聞かずにすぐに用意してくれて、その間にアゲハの薬の中から自分の分まで取り出した。
パチパチと薬を取り出す私を見てエドガーが別の薬も取り出したけど、首を横に振っていらないって合図した。
エドガーが手にしたのは私には処方されていない薬だから。私が飲むわけにはいかないし。
アゲハには必要なんだろうけど…無理だよ、今のアゲハには。
「アゲハ、顔あげて。あと手を出して?一緒に薬飲も?」
私の言葉には素直に顔をあげてくれた。
「ごめんね、ずっと離れてて。痛いの我慢させちゃって……」
「空のせいじゃないよ、、俺が、悪い、」
「次は呼んでいいからね?」
そう言って手のひらにある薬を差し出した。
そこから半分を手にとって、水も私が一度口をつけたものを、素直に受け取った。
やっぱり薬を飲むのには抵抗があったみたいだけど、躊躇いながらも薬は飲んだし水も飲んだ。
私もだけど、エドガーもレオンもちょっとホッとした様子だった。
「ご飯食べよ?ちょっとでもいいから食べないとダメだよ」
「食欲は、、本当にないんだよ、」
「だーめ!なにも食べないままだと点滴打たなきゃってなるよ?その方が嫌でしょ?」
点滴は嫌だとハッキリと言ったけど、食欲もない。
そのやりとりをしばらくして、結局アゲハが私と一緒ならって条件で折れた。
「ちょっと悔しいな。ソラにはアゲハが分かるのに、私は分からなかった事が」
エドガーとレオンは先に部屋を出ていったんだけど
去り際にレオンに話していた内容、聞こえちゃった。
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