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CASE10 傷痕
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それからすぐに、アゲハはうなされて目を覚まして
エドガーにしがみついてガタガタ震えていた。
何の夢を見たのか分からないけど、無言でエドガーの胸で泣いてる姿が痛々しかった。
「……ごめん、結局……空も起こしちゃった、ね」
アゲハが落ち着いてきた頃、ようやく私が起きてるのに気づいて
アゲハはめちゃめちゃ気まずそうだった。
別に気にしなくていいのにね。
一日何回謝るんだろう……。
「次謝ったら部屋から出てくよ?」
「それは、嫌」
そう言ってパジャマの端をギュッと握られたけど、、めちゃめちゃ簡単に引き離せそうな位、力入っていない気がするよ。
「今更だけど、空、髪の毛どうしたの?」
「えーっ?……すっっごい今更だねぇ、、」
私は上半身起こした状態でベッドに座ってアゲハを見下ろすと
“ごめん”って言わないけど、困り顔で謝られた。
うまいよなぁ、謝り方。
「だって……でも、にあってる」
「小さい頃以来の長さだよ」
「うん……なつかしいね、」
アゲハは思い出したみたいでちょっと遠くを見ながら少し笑った。
さっきより、だいぶ落ち着いたのかな?
なんとなく、そんな感じ。
「アゲハソラの幼少期は可愛かったんだろうね」
「アゲハは女の子みたいだったよ」
「あー………そうだったかも。否定はしないよ」
私もエドガーも寝る気にはなれなかったから、それから朝までずっと三人で話していた。
ほとんど私たちの小さい頃の話。
毎日のように私がアゲハの家に行って、一緒におままごとしたり絵を描いて遊んでいた。
そんな、よくある話。
でも、エドガーははじめて聞く話がたくさんだったみたいで、ずっと楽しそうに聞いていた。
「………お前ら、、ずいぶん楽しそうじゃねーか、、、俺がいないから…か?」
朝、起こしにきてくれたレオンは私たちが談笑してる姿を見てちょっと寂しそうに拗ねていた。
「ふふっ、そうだね」
エドガーは否定しないで笑っていたけど、ちょっと眠たいのか微妙な顔をしてる。
そして、私も今更だけど眠くなってきたんだよね……。
「しかもお前ら全員もれなく眠そうだし……まだ寝れば?」
ちょっと拗ねてるレオンに冷たく言われたけど、エドガーは立ち上がった。
「二人はまだ横になっていればいいよ。医者が来たら私が起こす」
エドガーがそう言ってくれたから、私とアゲハはそのままベッドにもぐった。
二人が一緒に部屋を出たから……エドガーはきっとレオンに昨日の話、するんだろうね。
「昨日の夜ね、エドガーにずっと迷惑かけちゃった……悪いことしちゃったよ」
エドガーがいなくなってから、アゲハがそう言ったんだけど、私には具体的な内容は言わなかった。
言いたくない、かもしれないけど、、、
「いいんじゃない?エドガーはこの世界でのアゲハのお父さんなんだから。父親なら迷惑だなんて思わないよ」
「イブキとシュナには悪いけど……俺、エドガーの事は結構慕ってるんだよ……何度も本当の息子になりたいって思ったことか……」
「エドガーに今の言葉言ってあげなよ。めちゃめちゃ喜ぶよ?」
「それはちょっと……恥ずかしいよ」
アゲハにとってエドガーはお父さんみたいな存在だから、昨日の夜もエドガーの前で泣けたのかもしれないね。
アゲハも眠くなってきたのか、ウトウトしはじめてそのまま二人で寝たんだけど、、、
「おい、起きろ。医者来るし俺も来た」
わりとすぐにベッドをドカッと蹴る振動で目が覚めた。
なんか……覚えがあるこの起こし方……。
ゼロさんだなぁって、名前を聞くまでもない起こし方だった。
エドガーにしがみついてガタガタ震えていた。
何の夢を見たのか分からないけど、無言でエドガーの胸で泣いてる姿が痛々しかった。
「……ごめん、結局……空も起こしちゃった、ね」
アゲハが落ち着いてきた頃、ようやく私が起きてるのに気づいて
アゲハはめちゃめちゃ気まずそうだった。
別に気にしなくていいのにね。
一日何回謝るんだろう……。
「次謝ったら部屋から出てくよ?」
「それは、嫌」
そう言ってパジャマの端をギュッと握られたけど、、めちゃめちゃ簡単に引き離せそうな位、力入っていない気がするよ。
「今更だけど、空、髪の毛どうしたの?」
「えーっ?……すっっごい今更だねぇ、、」
私は上半身起こした状態でベッドに座ってアゲハを見下ろすと
“ごめん”って言わないけど、困り顔で謝られた。
うまいよなぁ、謝り方。
「だって……でも、にあってる」
「小さい頃以来の長さだよ」
「うん……なつかしいね、」
アゲハは思い出したみたいでちょっと遠くを見ながら少し笑った。
さっきより、だいぶ落ち着いたのかな?
なんとなく、そんな感じ。
「アゲハソラの幼少期は可愛かったんだろうね」
「アゲハは女の子みたいだったよ」
「あー………そうだったかも。否定はしないよ」
私もエドガーも寝る気にはなれなかったから、それから朝までずっと三人で話していた。
ほとんど私たちの小さい頃の話。
毎日のように私がアゲハの家に行って、一緒におままごとしたり絵を描いて遊んでいた。
そんな、よくある話。
でも、エドガーははじめて聞く話がたくさんだったみたいで、ずっと楽しそうに聞いていた。
「………お前ら、、ずいぶん楽しそうじゃねーか、、、俺がいないから…か?」
朝、起こしにきてくれたレオンは私たちが談笑してる姿を見てちょっと寂しそうに拗ねていた。
「ふふっ、そうだね」
エドガーは否定しないで笑っていたけど、ちょっと眠たいのか微妙な顔をしてる。
そして、私も今更だけど眠くなってきたんだよね……。
「しかもお前ら全員もれなく眠そうだし……まだ寝れば?」
ちょっと拗ねてるレオンに冷たく言われたけど、エドガーは立ち上がった。
「二人はまだ横になっていればいいよ。医者が来たら私が起こす」
エドガーがそう言ってくれたから、私とアゲハはそのままベッドにもぐった。
二人が一緒に部屋を出たから……エドガーはきっとレオンに昨日の話、するんだろうね。
「昨日の夜ね、エドガーにずっと迷惑かけちゃった……悪いことしちゃったよ」
エドガーがいなくなってから、アゲハがそう言ったんだけど、私には具体的な内容は言わなかった。
言いたくない、かもしれないけど、、、
「いいんじゃない?エドガーはこの世界でのアゲハのお父さんなんだから。父親なら迷惑だなんて思わないよ」
「イブキとシュナには悪いけど……俺、エドガーの事は結構慕ってるんだよ……何度も本当の息子になりたいって思ったことか……」
「エドガーに今の言葉言ってあげなよ。めちゃめちゃ喜ぶよ?」
「それはちょっと……恥ずかしいよ」
アゲハにとってエドガーはお父さんみたいな存在だから、昨日の夜もエドガーの前で泣けたのかもしれないね。
アゲハも眠くなってきたのか、ウトウトしはじめてそのまま二人で寝たんだけど、、、
「おい、起きろ。医者来るし俺も来た」
わりとすぐにベッドをドカッと蹴る振動で目が覚めた。
なんか……覚えがあるこの起こし方……。
ゼロさんだなぁって、名前を聞くまでもない起こし方だった。
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