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CASE17 アゲハの選択
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ーーーーーーーーーー
それから更に2週間
私たち3人は、別々に過ごしていた。
私たちがお別れを言いたい相手はそれぞれ違うから
私はずっと、ニャンさんたちみんなと過ごしていた。
この世界に来て最初に出会った人たち
私に色々なことを教えてくれた。
特にニャンさんとルーラには世話になりっぱなしで
現に今も、ニャンさんとルーラと一緒に、最後の挨拶回りをしているところ。
私が世話になった人、バーのマスターやお医者さん
リッシュの仲間やアイリーンさんや他にも色々な街の人たち
思い返せば、本当にたくさんの人に出会ったなぁ、、
**********
「いよいよ明日かぁ、」
寝る前
不意にルーラがしんみりと呟いた。
明日……朝になったら
私たちは、元の世界に戻ることにしている。
「やっぱり、楽しみ?」
「……ううん、複雑」
素直に答えたらルーラも困り顔。
「あのね、私からのお願いだけど………元の世界に戻っても、私たちを、、、忘れないでね?」
ルーラは最後は涙声だった。
「もちろん………私たちが最初に会ったが、、ルーラたちで本当に、良かった、っ!」
私も涙は我慢できなくて
ルーラと二人で泣きながら抱き合った。
明日が来てほしいのに来てほしくない。
「ソラの世界に、私も、行きたかったな……」
ルーラは最後に、そう呟いた。
**********
翌朝、私の目はビックリするくらい腫れていた。
「ソラ、ヤバイよ、ブスだよ、本当に」
「そう言ってるルーラも同じような顔してるからね?」
昨日の夜とは違って、今朝は笑って話せる。
今日がこの世界で最後の日
ニャンさんのところに集まったみんな
、もれなく目が腫れたひどい顔だったから……しんみりとする事はなくて逆にみんなで笑った。
私はルーラが着ていた服を貰ったみたいに
桃華の手にはランの薬の容器と首にはランとお揃いのネックレス
アゲハは左耳にエドガー・レオン・ギルバートさんのピアス、右耳にゼロさんのピアスをつけていた。
「………行こうか」
アゲハの一言でニャンさんが魔法を使って
全員で向かったのは
私が前回、元の世界に帰った場所。
あの時に使ったゲートは壊されたけど、レオンが守ってくれた救済者の居城にあったゲートをここに移した。
「わっ……懐かしい場所!」
桃華は目をキラキラさせていたけど
私的には複雑な場所
「懐かしくもあり、、苦い思い出でもあるね」
そう言ってアゲハを見たら「今回はちゃんと帰るよ」って苦笑いで言われた。
………いよいよ、帰る。
手元にあるカードをゲートにスライドさせるだけ。
それだけなのに………やっぱり桃華もアゲハも動けないでいた。
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それから更に2週間
私たち3人は、別々に過ごしていた。
私たちがお別れを言いたい相手はそれぞれ違うから
私はずっと、ニャンさんたちみんなと過ごしていた。
この世界に来て最初に出会った人たち
私に色々なことを教えてくれた。
特にニャンさんとルーラには世話になりっぱなしで
現に今も、ニャンさんとルーラと一緒に、最後の挨拶回りをしているところ。
私が世話になった人、バーのマスターやお医者さん
リッシュの仲間やアイリーンさんや他にも色々な街の人たち
思い返せば、本当にたくさんの人に出会ったなぁ、、
**********
「いよいよ明日かぁ、」
寝る前
不意にルーラがしんみりと呟いた。
明日……朝になったら
私たちは、元の世界に戻ることにしている。
「やっぱり、楽しみ?」
「……ううん、複雑」
素直に答えたらルーラも困り顔。
「あのね、私からのお願いだけど………元の世界に戻っても、私たちを、、、忘れないでね?」
ルーラは最後は涙声だった。
「もちろん………私たちが最初に会ったが、、ルーラたちで本当に、良かった、っ!」
私も涙は我慢できなくて
ルーラと二人で泣きながら抱き合った。
明日が来てほしいのに来てほしくない。
「ソラの世界に、私も、行きたかったな……」
ルーラは最後に、そう呟いた。
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翌朝、私の目はビックリするくらい腫れていた。
「ソラ、ヤバイよ、ブスだよ、本当に」
「そう言ってるルーラも同じような顔してるからね?」
昨日の夜とは違って、今朝は笑って話せる。
今日がこの世界で最後の日
ニャンさんのところに集まったみんな
、もれなく目が腫れたひどい顔だったから……しんみりとする事はなくて逆にみんなで笑った。
私はルーラが着ていた服を貰ったみたいに
桃華の手にはランの薬の容器と首にはランとお揃いのネックレス
アゲハは左耳にエドガー・レオン・ギルバートさんのピアス、右耳にゼロさんのピアスをつけていた。
「………行こうか」
アゲハの一言でニャンさんが魔法を使って
全員で向かったのは
私が前回、元の世界に帰った場所。
あの時に使ったゲートは壊されたけど、レオンが守ってくれた救済者の居城にあったゲートをここに移した。
「わっ……懐かしい場所!」
桃華は目をキラキラさせていたけど
私的には複雑な場所
「懐かしくもあり、、苦い思い出でもあるね」
そう言ってアゲハを見たら「今回はちゃんと帰るよ」って苦笑いで言われた。
………いよいよ、帰る。
手元にあるカードをゲートにスライドさせるだけ。
それだけなのに………やっぱり桃華もアゲハも動けないでいた。
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